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"この世で一番謎が残る死"が、私たちの明日を変えていく。毒親による過干渉やネグレクト、イジメ、生徒の死など、現代の社会問題に真正面から切り込んだ、カンテレ・フジテレビ系ドラマ「明日の約束」(2017年10月~12月に放送)。この意欲作について、主演を務めた井上真央が思いを語った。

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「明日の約束 完全版 DVD-BOX」2018年3月9日発売


■及川光博は"二重演技"の霧島先生

「明日の約束」は犯人探しという本格ミステリードラマとしての一面も持ちながら、社会問題に切り込み、それに直面した人物の心情を描いたヒューマンドラマでもあった。主人公・藍沢日向役を演じた井上真央は、3月9日に発売する「明日の約束 DVD-BOX 完全版」の特典インタビューの中で、「真実を追っていく中で、1人の死がどれだけの人に影響を与えて、生きていく上で何が大事なのかを問いかけていく作品」と思いを語っている。

また、日向を苦しめた毒親・尚子(手塚理美)とのシーンには共感したそう。「人から見たら離れればいいのにって見えるけど、一緒に居なければならないっていう感情が、私にはわかる」と語った。

霧島先生役として重要な役割を担った及川光博も、特典映像で単独インタビューに答えている。及川は、あるシーンでたった一瞬見せる表情について、「2カ月以上ずっとそこをどう演じようか考えていた」とこだわりを明かした。及川自身が"二重演技"と表現し、本性が暴かれていく霧島先生という役の難しさについても、同インタビューで語っている。

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「明日の約束 完全版 DVD-BOX」2018年3月9日発売


■仲間由紀恵の怪演に残る悲しみ

「明日の約束」は、謎の死を遂げた吉岡圭吾(遠藤健慎)の母・真紀子役を演じる仲間由紀恵の怪演も話題になった。圭吾の死は学校の責任だと言い張る毒親・真紀子は、教師たちを追い詰めていく。あくまで上品に異常な言動を繰り返す真紀子は、恐怖だけでなく、歪(ゆが)んでしまった人間の悲しみも感じさせる人物と言えるだろう。

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「明日の約束 完全版 DVD-BOX」2018年3月9日発売


真紀子も日向の親母・尚子も"毒親"ではあるが、単純な悪役ではない。彼女たちの悲しみも描き、人間の弱さについて問いを投げかけるのが「明日の約束」。クランクアップの際に井上真央は「本当に良い現場が、良いドラマを作ることを自分の信念にしてやってきた。1つのゴールを目指しながら皆で一緒に頂上を目指す登山のような現場はやっぱり楽しいし、皆さんの愛をたくさん感じました」と伝えている。


映像配信サービス「GYAO!」で配信された各話をつなぐ特別ドラマ「チェインストーリー」という新しい試みも今作の魅力の1つだ。1.5話、2.5話、3.5話......といったように、10話の間をつなぐ10分弱の物語を見れば、「明日の約束」をより深く解釈することができる。本編での登場人物のセリフの真意に気付かされるかもしれない。ドラマ放映中にチェックすることができなかった視聴者は、「明日の約束 DVD-BOX 完全版」に収録されたチェインストーリーを見て、新たな"気づき"を探してみても面白い。

「明日の約束 完全版 DVD-BOX」(2018年3月9日発売)は、全10話+チェインストーリー77分の完全版に加え、特典映像として、井上真央、仲間由紀恵、及川光博、工藤阿須加(くどう・あすか)たちメインキャスト4名の単独インタビューや総勢21名のオールアップ集、さらには及川光博らのBIRTHDAY集や最終話の日向の演説に密着した貴重映像も盛り込まれている。封入特典はDVDオリジナルクリアファイル(B6サイズ)。早期購入特典は井上真央、仲間由紀恵、及川光博、工藤阿須加のポストカード4枚セット(数量限定)。

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DVDパッケージデザイン


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封入特典:DVDオリジナルクリアファイル


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早期購入特典:ポストカード4枚セット


<あらすじ>
とある高校のスクールカウンセラー・藍沢日向は、ある日、不登校の男子生徒・吉岡圭吾から告白される。しかし翌日、圭吾は自宅で不可解な死を遂げる。なぜ圭吾は死んでしまったのか? 誰が死に追い込んだのか? 日向がその真相を探る中で、少年が抱えていた"闇"が次々と浮かび上がってくる――。

(文/沢野奈津夫@HEW

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