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Do As Infinityが約3年ぶりとなるオリジナルアルバム『ALIVE』を2月28日にリリースする。アニメや映画の劇伴作家として才能が評価されている澤野弘之のサウンドプロデュース3作の集大成ともなる本作には2017年にリリースされたシングル「Alive / Iron Hornet」「To Know You」、TVアニメ『十二大戦』のエンディングテーマに起用された「化身の獣」のほか、新曲を含めた全10曲を収録。壮大で優しくも力強いアルバムに込められた2人の思いとは?

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Do As Infinity、アルバム『ALIVE』を2月28日にリリース


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【特典映像ダイジェスト】Do As Infinity 「ALIVE」(ティザー映像)>>


■今この瞬間をどう生きるかがすべて(伴)

――1曲目の「~ prologue ~」を経て「Alive」に移行する流れからしてドラマ性のある感動的なアルバムです。お二人は完成した作品を聴いて、今、どんなことを感じていらっしゃいますか?

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Do As Infinity、アルバム『ALIVE』を2月28日にリリース


伴都美子(以下伴): 完成した今は非常にホッとしています。澤野弘之さんという1人の作家さんと1枚のアルバムに取り組むこと自体久しぶりでしたし、アルバム自体も3年ぶりのリリースなのでチャレンジづくめでしたが、澤野さん独特の個性と私たちの個性がバランスよくブレンドできたので、トライして良かったです。

【ミュージックビデオ】フルCGを駆使した新たな世界観 「Alive」(2017年6月28日発売)>>


大渡亮(以下大渡): 澤野さんの楽曲を介して、結果、自分たちらしいアルバムをまた1枚、世に残すことができました。彼との初めてのタッグが「Alive」で、デモを聴いた時にDo Asのチャームポイントを理解してくださっていると感じたのと同時に最近の洋楽のテイストも感じたんです。作品に共感を覚えたので、こちらが明確なヴィジョンでオーダーしたら、きっと応えてくださると思い、「To Know You」「化身の獣」が生まれました。

【ミュージックビデオ】「To Know You」(2017年9月27日発売)>>


――アルバムのタイトル『ALIVE』は初期の段階から決まっていたのですか?

伴: 実は、いちばん最後なんです。

大渡: でも澤野さんと最初に作ったメモリアルな曲でもありますし、人類みんなに響くテーマ性を持った言葉でもあるので、『ALIVE』に着地しました。

【ミュージックビデオ】「化身の獣」(2017年12月6日発売)>>


――不安定な時代を背景に悲しみや苦しみを超えた先に行こうというメッセージが込められたアルバムなのかなとも感じました。

伴: 私は出産を経験したりと、この数年は「生きてて良かった!」と思ったり、「なんで生きることはこんなに大変なんだろう」と感じたり、まさに"ALIVE"な日々だったんです。アルバムを制作している時も「人生とは?」、「生命とは?」みたいなことが頭の中をぐるんぐるんとまわっていました。
経験は財産ですけど過去に戻ることはできないから、今をどう生きるかが全てでそれが未来を変えていくんじゃないかって。今作では歌詞を3曲書きましたが、そういうエッセンスは入っていると思います。

■「久しぶりに歌詞書いてみたら?」って言われて(大渡)

――お二人が歌詞を書いた新曲も、伴さんがおっしゃったメッセージに通じているのかなと思います。最も激しい曲でギターが全面に押し出されている「GET OVER IT」は大渡さんの歌詞で"道なき道をイバラ道を いざ進め!"とメッセージしていますよね。

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Do As Infinity、アルバム『ALIVE』を2月28日にリリース


大渡: 歌詞はDo Asの初期から書いていたんですけど、言いたい事は全て言い切ったように思っていて、しばらく書いていなかったんです。今回、伴ちゃんに「久しぶりに書いてみたら?」って言われて書いてみたら、これまで言いたいことを温存していたせいか......。

伴: (笑)どんどん言葉が出てきたんだよね。

大渡: そう。そしたら今の自分たちが置かれている現状や「Alive」という曲が生まれるキッカケになった短編小説のことが重なって、もどかしい状況であっても人はやらなければいけない時があるっていう歌詞になりました。ヘヴィな曲が好きなので、うまいこと歌詞とコラボレーションできました。

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Do As Infinity、アルバム『ALIVE』を2月28日にリリース


――伴さんが書いた「火の鳥」は情景が浮かんでくるスケール感があって切なくも美しい歌詞になっています。

伴: イントロのアコギに郷愁というか哀愁があって、そんな中にも温かさを感じた曲です。描いているのは"人生の分岐点"。真っただ中にいる時には気がつかないけれど、人って自分の良いところも悪いところも1日ごとにサヨナラしているんだろうなと感じたんです。今を生きることに力を注ごうっていう思いがこの歌詞にも反映されています。

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Do As Infinity、アルバム『ALIVE』を2月28日にリリース


――強くて優しいアルバムですよね。伴さん、大渡さんはアルバムを手にとった人がどんな気持ちになってくれたらうれしいですか?

伴: 私の中には"生命"というキーワードがずっとあったのですが、十人十色の感じ方で楽しんでいただけたらうれしいです。

大渡: 今って音楽のサイクルが早いじゃないですか。そんな中「Do As、まだ続けてるんだ。スゴくない?」っていうのを感じさせる作品になったと思います。

――存在証明の意味も込めての『ALIVE』でもあるんでしょうか?

大渡: そうですね。その証がCDだったりライブだったりすると思います。

■チャレンジしてこそ人生(伴)

――5月から全国ツアーがスタートしますが、ライブはまさに「生きてる!」って実感する瞬間ではないですか?

伴: ライブ自体が「生きててよかったな」と思える時間ですよね。各地でみんなと同じ空間と時間を共有して、それをまた次の活動のエネルギーに換えることができたり......。中には片道何時間もかけていらっしゃる方もいると思うとありがたいし、久々の国内ツアーなので楽しみですね。

大渡: 自分はリハーサルの初日から生きてる喜びを感じますね。ライブはリハーサルから始まっているというか。

伴: 大音量でギター鳴らせるしね。

大渡: 道具が大好きなんですよ。足元にオモチャ(エフェクター)が転がっていたりとか。ギターを何本も持ってきて「ああでもない、こうでもない」って。

伴: ずーっと弾いてるもんね。「休憩だよ」って言っても気がつかない(笑)。

大渡: 夢中になっちゃうんですよ。気づくと誰もいなくなってるみたいな(笑)。ましてやライブでそこにお客さんがいたら、いい緊張感も加わってなおさら楽しいですね。

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Do As Infinity、アルバム『ALIVE』を2月28日にリリース


――乞うご期待ですね。最後に前回の取材で「座右の銘」について伴さんは「神様は絶対見てくれている」、大渡さんは「強く願えば叶(かな)う」と答えてくれましたが、変わっていませんか?

大渡: 強く願えば叶(かな)うっていうのは今も思ってます。逆に言うと「願わなかったから何も始まらない」。

伴: じゃあ私は「チャレンジしてこそ人生」。だんだん臆病になっていくけど、踏み出すことを恐れちゃいけないなって。そう考えるとまだまだ挑戦していないことがたくさんある。バンジージャンプとかやったことないし。

大渡: バンジーは怖いな。僕らスカイダイビングはやったことがあるんですよ。怖いけど守られている感があった。

伴: インストラクターが付いていてくれたしね。バンジーは怖い。

大渡: 別にムリしてチャレンジしなくてもいいけどね(笑)。

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◆Do As Infinity プロフィール
伴 都美子(ばん・とみこ)(Vo.)、大渡 亮(おおわたり・りょう)(Gt.&Vo.)からなるロックバンド。1999年結成。同年9月にシングル「Tangerine Dream」でデビュー。2005年11月の日本武道館のラストライブをもって6年間の活動を終了したが、3年後の2008年9月に再結成を果たす。澤野弘之をサウンドプロデューサーに迎えた12thアルバム『ALIVE』のDVD/Blu-rayには2017年の18周年アニバーサリーライブの模様と特典映像として夏に回った南米ツアーのドキュメンタリー映像も収録されている。

(取材・文/山本弘子)
(撮影/中村好伸)

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