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昨年12月に日本テレビ系で放送された、もっとも面白い女性お笑い芸人を決めるコンテスト番組「女芸人No.1決定戦 THE W」のファイナリスト・はなしょーは、杵渕はなと山田しょうこによるコンビ。ダウンタウン・松本人志に同番組の副音声で褒められたとき、2人は「うれしさを通り越して感情が無」になったそうだ。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 松本人志に認められた女芸人、はなしょー)


松本人志に認められた女芸人、はなしょーのコント「親子喧嘩」>>


■松本人志に褒められるも「なんか言ってる~」

――「THE W」に出場して、反響はどうでしょう?

しょうこ:「以前から原宿でお笑いライブの呼び込みをやっているんですけど、ありがたいことに人だかりが出来るようになりました。今までは1時間呼び込みして、自分たちのことを知っている人が1人いればいい方だったのですが、たくさんの方に『見ました!』と言ってもらえています」

はな:「まるで有名人になったような気分ですね(笑)」

しょうこ:「おかげでロケに呼んでもらえたり、ゲームの実況番組でアイドルさんの横に置いてもらえたり、本当にありがたいですね。他にも小さな仕事がちょいちょい来ています」

実ははなしょーが、ブルゾンちえみの名付け親だった! 意外な命名秘話>>


――「THE W」の副音声で、ダウンタウンの松本さんと放送作家の高須光聖さんが「動きにキレがある」「番組で使いやすい」と褒めていらっしゃいましたね。

はな:「あのお2人が自分たちのネタに意見を言ってくれるなんて、うれしさ通り越して実感がまったく湧きません。『あ、なんかキレあるって言ってる~』みたいな(笑)。録画しておいたのを何度も見直してお話は聞きましたが、正直、感情は無です」

しょうこ:「私も実感が湧かないですね。ただ、褒めてはもらえましたけど、今できているっていうよりは、可能性を感じていただいたという印象だったので、もっと頑張らないといけない。後半部分で、はなが顔芸を披露したときに『最初からこれが欲しいんだよな』と言われたりとか、『ここちょっと(はなの)キャラが変わっちゃってる』とか、ダメ出しも結構ありました。なので、ネタを書いているはなにはもっと頑張ってもらわなきゃいけない」

はな:「なんか納得いかないっすけど、頑張ります(笑)」

■イジメを受けた過去「ドーナッツ20個1人で食べて」

関口メンディと女芸人の運命的な共演>>


――「THE W」のコントで、お2人はご自身の見た目を「下の中」とおっしゃっていましたが、実際にはどう思っていらっしゃるのですか?

はな:「私は学生時代からイケてなかったですし、自分の顔は本当によろしくないと思っています。でも、女の人からはかわいがってもらえることが多くて、そのおかげで私は女友達のヒモとして暮らさせていただいています。押し入れが私の居住スペースです(笑)」

しょうこ:「私は、はなが書いた台本通り"下の中"を演じているだけです。あくまで、演じているだけ。実際は"中の上"。平均よりやや高いくらいです」

はな:「自覚がないみたいなんですよ(笑)」

――確かにコントをしている時よりも、実際にお会いしてみるとお奇麗な印象を受けました。

はな:「いや、そんなことはない。そんなことは絶対にないです」

しょうこ:「なんでそんな必死なの?(笑)」

――学生時代、クラスではどんな立ち位置だったのですか?

しょうこ:「私はクラスの頂点に立つギャルたちに面白がられているヤツでしたね。いつもイジられていました。どこかのグループに属しているというよりは、誰とでも話せるって感じです」

はな:「私は中学のときは剣道部に入っていて、あんまりクラスのカーストとか気にしてなかったんですけど、高校に入ったら、雑巾を投げつけられたり、トイレでご飯を食べたり、そんな感じでした(笑)。一度、クラスで一番目立つ子にドーナッツ20個を目の前に持ってこられて、『これ全部1人で食べてくんない?』って言われたことがあります。『2000円相当!』って思いながら全部食べました(笑)」

しょうこ:「嫌がらせにしてはお金かけてるね(笑)」

はな:「そういう嫌がらせもあって、高校を中退して3カ月くらい引きこもっちゃいました。ゲームとかテレビ見たりして過ごしていたのですが、さすがにこのままじゃまずいと思って、1年くらいバイトしてお金をためて、ワタナベコメディスクール(お笑い養成所)に入ったんです。そこでしょうこと出会って、コンビを組みました」

■ブルゾンちえみの名付け親になった秘話

――はなさんは、ブルゾンちえみさんの名付け親だと聞きました。

はな:「3秒でつけました(笑)。当時のブルゾンはいい女キャラじゃなくて、女子プロレスラーみたいな雰囲気だったので、ブル中野さんをイメージして、あとはなんとなく『ちえみ』っぽいなって。もともと全然違う芸名で、本名もちえみではないんです。そしたら少しずつ今のキャラっぽくなって、『私が"ブルゾンちえみ"に寄っていきました』という謎の言葉を残してブレークしていきました(笑)」

しょうこ:「ブルゾンは、2017年の元旦に放送された『ぐるナイ おもしろ荘』出演がきっかけでブレークしました。『おもしろ荘』は、ブレーク芸人の登竜門みたいになっているんですけど、私たちは2015年と2016年に2回も出ているんですよ。他にも、『アメトーーク!』や『新しい波24』など、売れると言われている番組に全部出ました。なのに、売れない(笑)」

はな:「出れば売れると言われている番組に出て売れないと、一生売れない気がしちゃいます(笑)」

しょうこ:「でも、同じ女芸人の先輩であるニッチェさんがいつも『ブレークとかは狙わなくてもいいんだよ』って言ってくれるんです。『あせらず少しずつ少しずつやっていけば大丈夫』って。ニッチェさんもちょっとずつテレビに定着していった方々なので、すごく励まされます」

――お2人の今後の目標をお聞かせください。

はな:「私は昔から脚本家の宮藤官九郎さんが大好きで、宮藤さんのドラマや映画に出られたらいいなって思っています。コメディは『木更津キャッツアイ』で学んだと言っても過言ではありません。だからマジで出たいっす」

しょうこ:「私たちは2人とも埼玉出身なので、テレビ埼玉で冠番組を持ってロケに行きたいです。もちろんやれるならどこででもやりたいですけど、やっぱり地元を盛り上げることが出来たら、親も喜んでくれると思うので」

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 松本人志に認められた女芸人、はなしょー)


◆はなしょー プロフィール

<杵渕はな>1993年5月24日生まれ、埼玉県出身。
中学時代は剣道部に所属。高校に入ってイジメを受け、引きこもりになってしまう。デザイナーの父を持ち、自身も独学で学んだ点描画を趣味としている。ブルゾンちえみの名付け親。

<山田しょうこ>1987年6月11日生まれ、埼玉県出身。
大学卒業後、牛丼チェーン「すき家」で店長を務めていた。アロマテラピー検定1級、温泉ソムリエなど、多くの資格を持ち、現在は、ハーブティーを学んでいる。

<座右の銘>はな「朝鍛夕練」、しょうこ「趣味は努力」

(取材・文/沢野奈津夫@HEW

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