放送中の日本テレビ系ドラマ「正義のセ」第3話のラストが、視聴者にショックを与えたようだ。主人公・竹村凜々子(吉高由里子)が恋人に振られてしまうという展開に対して、「仕事にまい進する女は理解されないのか」と嘆く声が上がっている。
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阿川佐和子の小説を原作とした「正義のセ」は、横浜地検で働く新米検事・竹村凜々子が主人公のお仕事ドラマ。第3話で凜々子は、結婚詐欺事件の捜査に苦戦する中、恋人の優希(大野拓朗)から突然プロポーズされる――。
凜々子はプロポーズを受けているとき、被疑者を発見して、急きょ追跡することになる。事件が一件落着した後、優希に謝り倒してプロポーズの返事をしようとしたのだが、逆に「別れよう」と言われてしまった。優希は、「結婚すれば、凜々子も少しは仕事セーブして、そばにいてくれるかなと思っていた。でも検事の仕事、あんなに必死に頑張っている凜々子を見たら、『俺と仕事、どっちが大事?』なんて言えないよ」と吐露し、そのまま2人は別れることになったのだった。
あくまで優希の態度は穏やかで、凜々子を受け入れきれない自身に対する葛藤を感じさせたが、プロポーズの最中にレストランを抜け出した凜々子の行動は仕方のないものだったと言える。それだけに、視聴者からは「仕事にまい進する女は、やはり理解されないのか」「働く彼女を支える発想はないのか」「女はいつでも仕事より恋人優先でないといけないのか」と嘆く声が上がっている。
なんとか凜々子には報われてほしいが......。視聴者からは、今後彼女が先輩検事・仁志(三浦翔平)と急接近することが期待されている。確かに仁志なら、凜々子に何かと厳しく当たるところはあるものの、一緒に走っていけそうな心強さがある。今はまだ"お説教役"という印象の仁志も、いずれはデレるのか......。
5月2日放送の第4話では、凜々子は、若者がバイクで老人をはねて死亡させた交通事故案件を担当する。大切な人を失ってしまった被害者家族の思いと、命を奪ってしまった被疑者の思いの間で揺れる裏で、妹・温子(広瀬アリス)がある騒動を持ち込んでくる。
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(文/原田美紗@HEW)