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ライブで水着姿を披露したり、CDジャケットでセミヌードを披露するなど、良い脱ぎっぷりで歌手活動を行う"シンガーソングラドル"藤田恵名が、6月20日にニューシングル「言えない事は歌の中」をリリース。7月6日には東京・新宿BLAZEにて毎年恒例のバースデー・ワンマンライブ「もうきている」を開催する。かつては脱ぐことに葛藤もあったという藤田だが、音楽へのいちずな思いと、ある人物からの助言が支えになっていると語った。

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(GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 "シンガーソングラドル"藤田恵名)


"今、一番脱げるシンガーソングライター"、CDのジャケットを全裸と着衣にした訳>>


■「マジメに音楽をやれ」という批判も受けた

――そもそもシンガーソングライターとしての活動と、グラビアアイドルとしての活動をかけ合わせようと思ったきっかけを教えてください。

「上京して初めて入った事務所で、『ウチは水着にならないと仕事ないよ』と言われたんです。最初は抵抗があったんですけど、グラビアを始めた年に『ミス東スポ』をいただいて、せっかくだし、そっちの活動も音楽活動につなげてみようと、ライブでもビキニのような露出度の高い衣装を取り入れるようになりました。離れていったファンの方もいましたけど、それ以上に新しいファンがたくさんついてくれましたね。

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7月6日に東京・新宿BLAZEにて毎年恒例のバースデー・ワンマンライブ「もうきている」を開催


「それからバラエティ番組にも出させていただくようになって、わかりやすいキャッチコピーが必要だと思い"今、一番脱げるシンガーソングライター"とか"シンガーソングラドル"と名乗りはじめたんです。その結果こうして受け入れてもらえているので、やっぱりわかりやすさって大事ですよね」

【ミュージックビデオ】"今、一番脱げるシンガーソングライター"藤田恵名が歌う 「言えない事は歌の中(検閲済ver.)」>>


――出し惜しみをしない姿勢が功を奏して、"シンガーソングラドル"という肩書も定着してきています。

「キャッチが定着しても、やっぱりこんな格好をしていると『マジメに音楽をやりなさい』みたいなことはよく言われます。しかもそんなことをわざわざTwitterで言ってくるのが、『趣味でギターやってます』みたいなおじさんだったりするんですよ(笑)。『私の方が真剣にやってます!』と言い返したくなる気持ちをグッとこらえています。

よく対バンするミュージシャンのファンで、『あいつはイロモノだから』と私のライブをまったく見ない人がいたんです。でも、なにかの拍子に私の歌を聞いてくれて、『意外といいじゃん』と思ったらしく、ライブの物販まで来て『今までごめんね』と言ってくれました。私からすれば、そんなふうに思われてたんだって感じですけど(笑)。私のことをあまりよく思っていなかった方に音楽で認めてもらえるとすごくうれしいですね。私自身も音楽をやっているときは、歌やライブの中ではどんな自分を出してもOKだという気持ちでいられます」

シンガーソングラドルのライブ中の衣装は、やっぱり過激>>


■観客に罵声を浴びながらもMCバトルに挑戦

――歌手やグラドルにとどまらず、"MCビキニ"としてフリースタイルラップバトルの大会に出場したことも話題になりました。しかし、そもそもMCバトルのような罵り合いは苦手とお聞きしましたが......。

「『MCバトルに出るか、裸になるか。どちらか選べ』と言われたら『裸になります!』と即決するくらい苦手です。気軽に出場を決めたんですけど、アンサーが全然できないんですよ。どうしても『さっきまで楽屋で仲良く喋(しゃべ)ってたやん! そんなにキツいこと言い返せない!』って思うじゃないですか。会場にいた10代のお客さんからは『死ねや!』とか『HIP HOP舐(な)めんな!』みたいなことを言われるし、散々な目に遭いました(笑)。

ただ、MC frogさんという方にバトルで完敗して控室に戻るときに、向こうからあいさつされて、しかもご自身のCDまでくれたんです。『カッコいい! HIP HOPはこうあるべきなんだな』と感じましたね。ディスり合うのも、ちゃんとお互いのことをわかっているからなんだな、って」

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■マツコ・デラックスのアドバイスで覚悟を決める

――ニューシングルの「言えない事は歌の中」は、これまで以上にサービス満点の過激なジャケットが目を引きます。"着衣盤"と"脱衣盤"の2種類のジャケットが用意されていますが、両方とも肌色が多くて一見どちらが脱衣盤かわかりません(笑)。

「確かに(笑)。なんだかツッコミ待ちみたいになってしまいましたけど、イジられるポイントができたからいいかと割り切っています。こういうアイデアを考えるときも、あふれ出すサービス精神を制御しようとする自分と、『いいぞ、もっとやれ』と思う自分がいるんですよ。フライングV(変形ギター)を使ったトップの隠し方を考えてみたりとか(笑)。

アイデアにブレーキをかけなくなったきっかけは、"売れたくて収拾がつかなくなっている歌手"として『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に呼んでいただいたことです。ずっと脱ぐことに対する葛藤があって、『私はなにをやっているんだろう』と迷走していた時期だったんですが、マツコ・デラックスさんが『あなたはそのまま突き詰めていけばいい。強い心を持って、パンクにやっていけばいいのよ』と言ってくださったんです。テレビで泣くつもりなんて全然なかったのに号泣しちゃいました(笑)。本当にすごく勇気をもらって、『私はこの方向でいくぞ!』という気持ちが固まりましたね」

グラドルの失言が地方番組でそのままOA......内容が>>


――「こんな人に曲を聞いてほしい」という気持ちはありますか?

「『言えない事は歌の中』は歌詞にある通り、『"ちょうどいい"なんて一瞬で、私には響かない』というのがテーマになっています。ありきたりじゃない言葉で自分の潜在意識や言えないことを表現したくて、何度も添削を繰り返しました。ちょっとダークで難解な歌詞ではあるんですけど、どこか一カ所でもリスナーに刺さるところがあればいいなと思います。

女性からのファンレターで、「本当は背中のチャックくらい降ろせる 私ったらあざといな」(楽曲『あまいわな』より)という歌詞を褒めてもらったときはうれしかったです。具体的すぎる部分はどこまで書いていいのかと悩みつつも、『私もみんなと同じような生活をして、同じような嗜好(しこう)や苦しみを持っているんだよ』という気持ちを歌にできたらと思って曲を作っています。なので、日々の暮らしの中で劣等感を抱いているような人にこそ聞いてほしいですね」

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"シンガーソングラドル"藤田恵名、6月20日にニューシングル「言えない事は歌の中」をリリース


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"シンガーソングラドル"藤田恵名、6月20日にニューシングル「言えない事は歌の中」をリリース


◆藤田恵名
1990年7月7日生まれ、福岡県出身。歌って脱げる"シンガーソングラドル"として音楽活動のみならず、グラビアやバラエティ番組などで幅広く活躍中。これまで「ミス東スポ2014」グランプリや、「ミスiD2017」一般投票第1位を獲得。6月20日にニューシングル「言えない事は歌の中」をリリースした。7月6日には東京・新宿BLAZEにて毎年恒例のバースデー・ワンマンライブ「もうきている」を開催。マージャンやパチスロが趣味という意外な一面も。
座右の銘は、「群れるな、勝ち取れ!」。

(取材・文/曹宇鉉@HEW

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