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ジャケット写真からしてドキッとさせられる大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリースされる。等身大の恋する気持ちを歌ったラブソングからエッジのきいたロックナンバー、カラフルにはじけたダンスチューン、ユーモアたっぷりのほっこりソングなど、いろんな顔を見せてくれる彼女に惑わされそうになるほど、楽しさ満載の1枚。映画『チア☆ダン』の主題歌「ひらり」や資生堂SEA BREEZEのCMソングとしてオンエア中の「泣きたいくらい」を含むオリジナル・フル・アルバムで大原が表現したかったものとは?

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


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■"Enjoy"は今の私のテーマかなって。

――2年ぶりのフルアルバム『Enjoy』は、みずみずしくてポップな曲やダンスナンバー、グッとくるバラードも収録されています。大原さん自身が次はこんなアルバムにしたいと考えていたことは?

大原櫻子(以下大原): 20才を過ぎて作った前回のアルバムやシングルは、大人への第1歩という気持ちや、自立しなきゃいけないという自覚を強く持っていたので、ミディアムバラードが多かったんです。今回はアップテンポの曲も収録して、明るくてポップなアルバムにしたいなっていう気持ちはありました。

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


――タイトルを『Enjoy』にしたのも、今、おっしゃってくれたことと関係が?

大原: そうですね。ポップな楽曲がそろっていたというのもありますし、あとは今年の初めに舞台に出たんですが、本番が始まる前にキャストのみんなと合言葉みたいに「今日はこれを課題にしましょう! エンジョイ!」って言い合っていたんです。それがしみついていて、舞台が終わってからも友達に「今日、仕事なの? 行ってらっしゃい。エンジョイ!」って言っていたので、今の私のテーマだと思ってつけました。

――ジャケットのアートワークにも遊び心がありますが、大原さんから提案した部分もあったんですか?

大原: はい。無防備さとか無邪気さとか、どこか遊び心がある感じにしたいって。モノボケじゃないですけど、ランプシェードを帽子みたいにかぶってみたり(笑)。今までジャケット写真はカメラ目線で撮ることが多かったんですけど、今回はカメラを見ないでポージングしたり、自由な感じを意識しました。

■「ツキアカリ」では同世代の気持ちをリアルに伝えたかった

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


――そこも含めて楽しんだんですね。1曲目の「one」は恋のトキメキが詰まったポップチューンですが、どんな気持ちを込めていますか?

大原:「one」は大人の女性のどこか冷静な恋愛を歌った曲だと私は思っているんです。胸キュンの恋というよりも愛情で人と接している女性が少し恋に戸惑っている心情が描かれているなって。

――一緒にいすぎたら相手の負担になるかな? って相手のことを考える余裕があるぐらいの年齢というか。

大原:はい。自分を持っている女性のすごく前向きな歌だなって私は捉えています。もっと若い主人公の気持ちを歌ったのが「ツキアカリ」。自分と同世代の女のコをイメージして歌っています。20代前半の気持ちをリアルな言葉で伝えたいって話して歌詞をお願いしたんですけど、メロディが甘くてかわいらしいので、歌詞は逆にかわいくなりすぎないように女のコが心に秘めている思いを伝えたかったんです。

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


――出来上がった歌詞を見て共感した箇所はどんなところですか?

大原:"ゴメンねと おどけた絵文字光る"って、すごくわかるな。メールやLINEで文字を使ってやりとりをすることが多いので"ゴメンね"って言っている時って実は怒っていたり、本心を隠している時もあったりとか。こういう表現はすごく今っぽいなと思いました。

――好きなゆえに切なくなっちゃう気持ちが伝わってきますよね。サウンドもオシャレなテイストで。

大原:アレンジを手がけてくれたUTAさんは三浦大知さんともお仕事されている方でダンスっぽいサウンドに仕上げていただきました。ミュージックビデオではサビの部分で踊っていますが、8才から教えてもらっているダンスの先生が振り付けをしてくださったんです。相手を思う気持ちを歌だけではなく身体も使って表現しています。

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


――ダンスは見所ですね。いちばんチャレンジした曲は?

大原:いちばん最後の曲「Joy & Joy」ですね。

――開放感たっぷりの明るいダンスナンバーですもんね。

大原:いちばん大きい壁でした。今までは曲をいただくと「自分が歌ったら、こうなる」って想像できたんですけど、この曲は「私が歌ったらどうなるんだろう?」って。歌詞もパーティっぽいし、今までとカラーが全然違う曲なので、みんな動揺しないかな? と思ったんですけど、タイトルが『Enjoy』だし、つねにオリジナリティを求めているので挑戦しようって。"叫ばなくちゃ今夜は"なんて歌ったことがなかったので、新鮮なことだらけでしたけど、結果、アルバムの中で上位に入るぐらい好きな曲になりました。

■私の好物、砂肝への愛がつまった曲も入っています。

――それと大原さん自身が作詞を手がけた「いとしのギーモ」は、ほっこりする曲で非常に好きです。

大原:『Enjoy』だし、1曲ぐらい、ふざけた歌詞があってもいいんじゃない?  っていうことになって、「じゃあ、砂肝の曲にしよう」って(笑)。

――ギーモって砂肝のことなんですね。スーパーマーケットが出てくるし、何のことを歌ってるんだろう? ってかなり考えました。

大原:(笑)。サビの歌詞の頭の文字が"ス"、"な"、"ギ"、"も"になっているんですよ。

――ホントだ。気がつかなかった(笑)。

大原:ははは。「のり巻きおにぎり」という私の曲があるんですけど、それに続く"ほっこりソング"がほしいなと思ったんです。私の砂肝への愛をメモに書いて小名川さんと共作しました。

――"四六時中君を思い描いてると それだけでニヤけてきちゃうんだ"っていう歌詞が出てきますが、そんなに砂肝が?

大原:朝ゴハンに食べるぐらい大好きなんです(笑)。"クシは軽めに通してよね"というのも焼き鳥の串のこと(笑)。もう少し軽いタッチの曲になるのかなと思っていたら、歌詞も長いし、ガッツリいい曲になっちゃいました。

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


――いきものがかりの水野良樹さんが作曲したサマーソング「夏のおいしいところだけ」や歌詞も尖(とが)ったロックな曲「energy」が収録されていたりとホントにバラエティに富んだアルバムになりましたね。大原さんが感じている変化は?

大原:つねにユニークな1枚にしたいし、いろいろな色に染まっている自分を出したいと思っています。お芝居の経験を積むと表情の違いが出せるようになってくるので、1曲、1曲の主人公像がアルバムを重ねるごとにハッキリしてきた感じはありますね。

――演技と歌は密接に関係しているんですね。6月28日からスタートするツアーではどんな大原さんに出会えますか?

大原:夏だし、『Enjoy』を携えてのライブなので遊び心のある構成にしたいです。今までで最もアクティブなツアーになると思います。目で見て耳で聴いて体を動かして楽しんでほしいですね。

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大原櫻子の3rdアルバム『Enjoy』が6月27日にリリース


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■大原櫻子 プロフィール
1996年、東京都生まれ。2013年、映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』全国ヒロインオーディションで5,000人の中から抜擢(ばってき)。スクリーン&CDで同時デビュー。2014年に女優として「日本映画批評家大賞"新人賞"」、シンガーとして「第56回輝く!日本レコード大賞"新人賞"」をダブル受賞。2015年、1stアルバム『HAPPY』をリリースし、オリコンウィークリーチャート初登場2位を獲得。セールスは10万枚を突破し、ゴールドディスクを獲得。年末にはNHK紅白歌合戦への出場を果たした。2016年2 ndアルバム『V(ビバ)』がオリコンウィークリーチャート3位を記録。7月クールのフジテレビ系"月9"ドラマ「好きな人がいること」にも出演し、同年に日本武道館公演(追加公演含めて2DAYS)を行った。2018年6月27日に3枚目のアルバム『Enjoy』をリリース。翌日から全国ツアー「大原櫻子 5th TOUR 2018~Enjoy?~」を開始する。座右の銘は「芸は身を助ける」。

(取材・文/山本弘子)
(写真/中村好伸)

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