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平井 大が約1年ぶりのオリジナルアルバム『WAVE on WAVES』を7月4日にリリースした。先行配信し、iTunes、LINE MUSIC、歌ネット注目度ランキングなどで1位を獲得した「はじまりの歌」は葉加瀬太郎とコラボしたヴァージョンも収録。
27才の平井 大が今、いちばん魅力的に感じるものを形にした音楽と映像。そこには輝きを失わないヴィンテージな"愛"と"ロマン"が詰まっている。

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平井 大、オリジナルアルバム『WAVE on WAVES』を7月4日にリリース


【ミュージックビデオ】平井 大 「はじまりの歌」>>


■L.A.からポジティブな刺激をもらったことは大きい

――ニューアルバム『WAVE on WAVES』はとても癒やされる、愛に溢(あふ)れた作品だと感じました。

平井 大(以下平井): 日常の生活の中で自分が感じたことであったり、音楽に限らず映画だったり、景色であったり、今、自分が魅力を感じるものを表現する。それは今作に限らずですね。

――そういう意味で今作に影響を与えたものは?

平井: 海外で見た景色はすごくプラスになっていると思います。

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平井 大、オリジナルアルバム『WAVE on WAVES』を7月4日にリリース


――どんな国に行かれるんですか?

平井: 前回のアルバム以降、L.A.には数回行きました。仕事でもプライベートでも行きますが、だいたい海のそばに居ます。海の近くの街も好きなんですけど、音楽が普通に日常の中に溶け込んでいるし、どこの家に行っても絵が飾ってあったり、日本と比べると芸術との距離が近いように感じるんです。そこからもらうポジティブな刺激は大きいですね。

――たまにそういう環境に身を置くことが必要なんですね。

平井: そうですね。東京はファッションひとつとっても古いものから最新のものまでいろんなものが混ざり合って、カルチャーとして情報量がヘヴィと感じる瞬間もあって。そこが好きなところでもあるけれど、たまにリセットしたくなる時もあるんです。東京の生活の中でいろいろなことを感じながら、違う景色を見に行ったり。そのバランス感覚で今回のアルバムが出来上がったと思います。

【ライブ映像】平井 大 「Three Two, One」(from LIVE TOUR 2017 ON THE ROAD)>>


――実際、ファンクでアーバンな曲もあるし、ナチュラルな質感の曲もあるし、自然と都市がブレンドされていますよね。タイトルを『WAVE on WAVES』にしたのはなぜですか?

平井: まずは文字のギザギザな感じがかわいいと思って(笑)。意味としては自然の中にある海だったり、風の音だったり。音=波ですから。そこに新しい波形をプラスしてナチュラルな波と人工的な波が重なっているイメージです。

■27才になって家族という存在を意識するようになった

――歌詞には大事な人へのメッセージが込められ、「FAMILY SONG」という曲も収録されていますが、今作には特にファミリー観が感じられました。

平井: 僕も27才で、今までは恋人という認識だったのが家族という存在を意識するようになりました。それはすごくナチュラルでポジティブなことだと思っています。自分の気持ちの変化がピュアに反映されるのが、僕の音楽の特徴かなと思います。

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平井 大、オリジナルアルバム『WAVE on WAVES』を7月4日にリリース


――GYAO! で配信される曲についてピックアップして聞きたいのですが、まず「SONG FOR TWO」はどんなイメージがあって作った楽曲ですか?

平井: この曲のサウンドは'80年代、'90年代の影響が強いですね。もともと大好きなカルチャーで、映画だと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』だったり、あの時代に描かれた未来の展望が大好きで、新しくて懐かしい感覚で音を作りたいなと思いました。

――ミュージックビデオはカリフォルニアで撮影しているんですよね。

平井: ハリウッドの夜景がメインになっています。ネオンがすごく綺麗なんですけど、そこにパームツリーがあったりする景色が僕にとっては魅力的でみんなに見せたいなと思ったんです。あとはチャイナタウンだったり、L.A.から車で2時間半ぐらい移動して砂漠でも撮影しています。それとミュージックビデオでは比喩のようなあり方で大好きな薔薇(ばら)を僕が持っているんですが、曲にもマッチしていると思います。実際、贈り物をする時も薔薇が多いんです。そこにも自分のライフスタイルが表現されていると思います。

――アルバムジャケットでも薔薇を持っていますものね。

平井: はい。愛の象徴でもありますから。

■「はじまりの歌」は挑戦している人たちに向けての曲

――先行配信されて話題となった「はじまりの歌」は、サビのメロディがとても美しいですね。

平井: 怖がらずに新しいことに挑戦したり、経験がないことに足を踏み入れるのって勇気がいるけど、とても大事なことだと思っています。そうやって一歩、一歩、着実に進んでいくことを僕はリスペクトしているので、そうやって生きている人たちの肩を押してあげられるような曲を作りたかったんです。日々って同じ繰り返しのようで景色が変わっていくから、新しい発見もある。だけど、それは心を柔軟にしていないとなかなか感じとれないんです。自分がいいと思ったものを素直に受け入れるのはけっこう大変なこと。でも、そういう僕でありたいし、「はじまりの歌」は自分に向けた曲でもあり、日々努力して挑戦している方々に向けての曲でもあります。

――アルバムの最後には葉加瀬太郎さんとコラボした「はじまりの歌 with 葉加瀬太郎」も収録されていますが、共演のいきさつは?

平井: 葉加瀬さんとは2017年にライブで共演(情熱大陸ライブ)させていただいたのですが、その時に初めて拝見して包容力のある演奏をされる方だなと感じたんです。「はじまりの歌」ができた時にストリングスを入れたくて、お願いしたら快く引き受けてくださいました。葉加瀬さんが持つ包容力や安心感がこの曲にとてもマッチしていると思います。

――そして「MyLove」はとてもピースフルで口笛を吹きたくなるような温かいムードのラブソングです。

【ミュージックビデオ】平井 大 「MyLove」>>


平井: この曲は愛するパートナーへのピュアな気持ちを音楽に乗せたんですけど、僕だけでなく、いろいろな男性が共有できる気持ちだと思います。

――ただ平井さんのラブソングは一途(いちず)なので。

平井: でも意外と男性は真面目だと思うし、恥ずかしくて口には出せなくても、「この人しか愛せない」と思っている人は多いんじゃないかな。

――音作りでこだわったことは?

平井: この曲はウクレレがフィーチャーされています。ラブリーな気持ちを伝えるのにピッタリな楽器だと思うし、カッコつけていないというか、ピュアに響いてくるんです。ミュージックビデオは僕のパートナーに撮ってもらっています。ナチュラルでリラックスした顔も見てもらいたかったのと、27才の時にこんな表情で愛する人と接していたということを残しておきたかったんです。

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平井 大、オリジナルアルバム『WAVE on WAVES』を7月4日にリリース


――貴重ですね。個人的にはボブ・マーリーのカバー「I SHOT THE SHERIFF」がセンスが良くてクールだなって。

平井: 最初に聴いたのはボブ・マーリーではなくエリック・クラプトンのカバーだったんですけど、古くて今も残っているものって絶対的に良いものなんです。例えばジーンズなら履き心地がいいとか。後世に残したいものを今のアプローチで表現して未来に残っていくヴィンテージの音楽を作っていくのが僕の目標なので今作の中だと、その最たる曲かもしれないですね。

――なるほど。ツアーも控えていますが、平井さんのライブにはカップルも多いですよね。自身の音楽が肌で伝わったと思う瞬間は?

平井:カップルや夫婦で来ていただけるのはうれしいですね。ただ2人であっても1人であっても全く問題を抱えていない人はいないと思うので、乗り越えるキッカケになったり、ポジティブなメッセージが伝わればいいなと感じています。

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平井 大、オリジナルアルバム『WAVE on WAVES』を7月4日にリリース


◆平井 大 プロフィール
1991年5月3日、東京都生まれ。 ギターとサーフィンが趣味の父の影響で幼少の頃より海に親しみ、3歳の時に祖母からもらったウクレレがきっかけで音楽に興味を持つ。アルバム『Life is Beautiful』が、iTunes / Apple Musicスタッフが選んだ2016年ベストアルバムに選出され、Surfmusicを牽引(けんいん)するアーティストとして注目を集める。 アルバム『WAVE on WAVES』を携えて8月24日から全国ツアーを開始。座右の銘は「ペースを崩さない」

(取材・文/山本 弘子)
(撮影/中村好伸)

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