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 累計発行部数335 万部を超える水野美波の大人気少女コミックを実写映画化した『虹色デイズ』(7月6日公開)。少女漫画ながら、主人公が男子高校生という斬新な設定は、多くの読者の共感を呼んだが、そんな本作で主人公となる男子高校生4人組を演じたのが、佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星という、今をときめく若手人気俳優たちだ。リアルな青春を描いた本作でみずみずしい演技を見せた彼ら4人が、撮影の思い出や、友情、恋などをテーマに青春トークを展開した。

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佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星 出演『虹色デイズ』(7月6日公開)


【特別映像】映画『虹色デイズ』(7月6日公開)>>


■飯塚監督は現場の空気感を大事にしてくれる方

 本作のメガホンをとった飯塚健監督は、これまでも『Summer Nude』や『大人ドロップ』など、爽やかでありながらも、エッジの効いた青春映画を世に送り出しているが、佐野は「いろいろなことを現場で試し、環境を生かすのがうまい方だなという印象があります。物理的に厳しいところは、しっかりと考えてくれますし、お芝居が成立するまで、段取りに時間も惜しまない。なおかつ、いろいろなことを提案してくださるので、やっている側からすると楽しい」と現場を堪能した様子だ。同様に高杉も「セリフとセリフの合間をとても大切にされているので、空気感が独特でした」と刺激的な現場だったことを明かす。

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佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星 出演『虹色デイズ』(7月6日公開)


 過去、飯塚監督と現場をともにしたことがある中川は「動きを大切にする監督。撮影場所の空間を十分に使った演出をされるので、現場に行って、周囲を見てから思いついたアイデアなどをシーンに生かすことが多かった」と独特の演出方法に触れると、横浜も「以前ご一緒したときはオリジナルストーリー(『放課後グルーヴ』)だったので、飯塚監督の遊び心が満載でしたが、今回は、原作の良さと監督の遊び心が絶妙にマッチして、他の少女漫画とは一線を画した作品になったのかなと思っています」と出来に自信をのぞかせる。

【PV映像】『虹色デイズ』エンディングテーマ「ワンダーラスト」飯塚健監督監修>>


■演じたキャラクターの好きなところは!?

 そんな飯塚監督の演出のもと、若手俳優たちは、個性的なキャラクターを魅力的に演じた。

 "なっちゃん"というピュアで元気な愛されキャラを演じた佐野は「高校生男子にありがちな、不器用ながらまっすぐで一生懸命なところがすごく良いなと思った」と語ると「"こんなところで悩むのか"というポイントがすごく共感できました。僕もちょっとしたことで気持ちが動くことがあるので......」とキャラクターに感情移入できたことを明かす。

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佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星 出演『虹色デイズ』(7月6日公開)


 オタクでマイペースな秀才"つよぽん"を演じた高杉は「物静かでありながら、意外と他の3人のテンションに乗っていけるところは好きですね」と語ると「つよぽんというキャラは、ゲームやアニメが好きなところとか、意外と共通点があって演じていました。"秀才"というところだけ似ていないのが残念でしたけれど」と苦笑いを浮かべていた。

 チャラくて女好きなモテ男"まっつん"役の中川は「チャラチャラして浮ついたやつに見えるのですが、すごく友達思いで情に熱い。自分のこと以上に、友達のことで熱くなれるところが好きです」と共感できる部分を述べると「今回のテーマは、チャラいまっつんが、まり(恒松祐里)と出会ってマジになっていく過程をしっかり演じることだったので、そのあたりは意識しました」と役作りのポイントを語った。

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佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星 出演『虹色デイズ』(7月6日公開)


 いつもニコニコしているが実はドSの"恵ちゃん"を演じた横浜は「動物的な勘の鋭さと、その人の核心を突くようなことをしっかり言えるところはいいなと思います」とキャラへの愛着を述べると「いまの時代、なかなか面と向かって言えないことが多いと思いますが、人とちゃんと向き合っているからこそ、しっかり言える。僕も恵ちゃんほどではないですが、普段は意外とズバッと言う方です」と共通点をあげていた。

■"友情・恋"について語る

 同世代が多く集まった現場だが、それぞれが撮影を目一杯楽しむなか、高杉が「自由な現場でしたが、しっかり最後にまとめてくれるのが玲於くんでした」と語るように、佐野がリーダー的な存在だったという。一方、横浜は「アホなことばかりしていた」ようで、末っ子のような存在だったのが「大志」と佐野、高杉、横浜は口をそろえる。

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佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星 出演『虹色デイズ』(7月6日公開)


 「恋」に「友情」に、青春のキーワードがたくさん詰まった本作。そんななか、「恋」はどんな位置づけだったか聞いてみると、高杉は「学生時代から仕事をしていたこともありますが、あまり恋愛というキーワードはなかった。友達や趣味の時間の方が圧倒的に自分のなかでは大きかった」と振り返ると、佐野も「僕もそう。ダンスをやっていたので、部活のように熱中していたし、それ以外でも目の前の楽しいことを優先していました。でもこういう映画を経験すると、もう少し高校時代に恋愛にも興味を持っていればよかったなと思います」とちょっとした後悔も!?

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佐野玲於、中川大志、高杉真宙、横浜流星 出演『虹色デイズ』(7月6日公開)


 また先日20歳になり、高校生時代にもっともタイムラグがない中川は「男同士でいる時間がめちゃくちゃ楽しくて、それと恋愛を分けて考えたくないという思いがありました。友達も恋人も家族も、一緒に楽しめたら最高なんだろうなと思ってしまうので......欲張りなのかもしれません」という考えを披露。

 そんな3人の会話を聞いていた横浜は「好きな人って"好きになろう"と思って好きになるわけじゃないし、気づいたら好きになっていると思うんです。だから"恋愛"というものが日常の生活から独立していると思っていません。優先順位とかじゃなく、日常の延長線上にあるイメージ。頭でするものではなく、心でするものですよね」と持論を展開。佐野、中川、高杉から「さすがー」と称賛を浴びていた。

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累計発行部数335 万部突破の"男子の本音がわかっちゃう"No1 青春コミックが原作。
ちょっとおバカでお騒がせな男子高校生たちの、あふれるほどの【友情】と【恋】に、胸がときめく感動青春ストーリー。笑って、悩んで、恋をして――いつだってみんながいた。ありふれたようで特別な毎日の中で、たった一度の青春が輝きはじめる。

(取材・文・撮影:磯部正和)
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佐野玲於(さの・れお)
1996年1月8日生まれ、東京都出身。GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーとして活躍する一方で、「シュガーレス」(12年)、「隠蔽捜査」(14年)、「GTO」(14年)などのテレビドラマに出演するなど俳優業も行う。本作で映画初主演を務める。

中川大志(なかがわ・たいし)
1998年6月14日生まれ、東京都出身。小学生から俳優としてテレビドラマや映画に出演。11年放送の連続ドラマ「家政婦のミタ」で注目を集めると、映画『きょうのキラ君』(17年)、『ReLIFE リライフ』(17年)で主演を務める。先日まで放送していた連続ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」の馳天馬役の王子さまぶりが大きな話題になった。

高杉真宙(たかすぎ・まひろ)
1996年7月4日生まれ、福岡県出身。2009年公演の舞台「エブリ リトル シング'09」で俳優デビューを果たすと、特撮ヒーローシリーズ「仮面ライダー鎧武/ガイム」(13年)で呉島光実役として出演。その後も、数々のテレビドラマ、映画に出演し、第9回TAMA映画賞では最優秀新進男優賞、第72回毎日映画コンクールではスポニチグランプリ新人賞を受賞している。

横浜流星(よこはま・りゅうせい)
1996年9月16日生まれ、神奈川県出身。『烈車戦隊トッキュウジャー』で人気を博し、近年では『キセキ -あの日のソビト-』(17年)で「グリーンボーイズ」のメンバーとして出演、CDデビューも果たす。今冬に『青の帰り道』、19年には主演映画『愛唄』の公開が控える。さらに、アーティストとしてデビューを果たし、「今日もいい天気 feat. Rover(ベリーグッドマン)」がデジタル限定で配信中。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

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