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映画『君の膵臓をたべたい』で不治の病に冒されたヒロインを演じ、大きな話題となった女優・浜辺美波。そんな彼女の最新作は、"冷たいセンセイ"と"熱いヒロイン"の、ちょっぴり"禁断の恋"をハイテンションでコミカルに描いた映画『センセイ君主』(8月1日公開)だ。
本作で浜辺は、好きになったら一直線のパワフルなヒロイン・佐丸あゆはを躍動感いっぱいに好演、女優としてのふり幅の大きさを見せつけた。「本当にハッピーになれる映画」と太鼓判を押す浜辺が「最高に楽しかった」という撮影を振り返った。

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浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)(HM:鎌田順子、STY:中村有咲)


【予告編映像】竹内涼真&浜辺美波 映画『センセイ君主』(8月1日公開)>>


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■現場のライブ感を重視!「アドリブも多いです」

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竹内涼真&浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)
(c)2018「センセイ君主」製作委員会 (c)幸田もも子/集英社


――あゆはというキャラクターは、好きな人に対して猪突猛進のパワフルヒロインでしたね。

浜辺: 原作コミックが大好きで、読んでいるときから、あゆはちゃん像のイメージを持っていました。台本をいただいたとき、三次元でどのように表現しようか、とても楽しみでした。

【オリジナルMV】『センセイ君主』×TWICE 【主題歌:I WANT YOU BACK】>>


――原作を読んでいるときから、自分が演じるなら......という思いだったのですか?

浜辺: どの作品も、自分だったらどう演じるかなという視点を持ちながら読んだりしますが、この作品に関してはこれまでの私のイメージとはかけ離れたキャラクターだったので、ご縁はないと思っていたんです。だからお話をいただいたときは、本当にびっくりしましたが、一方で「よし!」という気持ちもあって、早く撮影に臨みたいという気持ちが強かったです。

――想像以上に、浜辺さんの弾けっぷりがすごいなという印象がありました。

浜辺: 竹内(涼真)さんをはじめ、周囲の方に引き出していただいたと思います。現場みんながアイデアを出し合うような雰囲気で、その場のライブ感でセリフも追加していきました。ト書きだけのシーンでも、どんどん膨らんでいったんです。

――アドリブも多かったのですか?

浜辺: 多いです! しかも、完成作品を見ても、アドリブだったシーンが結構採用されているんです。テンポが大事な作品で、月川(翔)監督も90分ぐらいでギュッと詰まったような映画にしたいとおっしゃっていたのですが、そのなかで、自分たちの生の掛け合いを多く採用いただけたのはすごくうれしかったです。

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竹内涼真&浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)
(c)2018「センセイ君主」製作委員会 (c)幸田もも子/集英社


――そのあたりは月川監督とのコンビネーションも抜群だったのでしょうか?

浜辺: 『君の膵臓をたべたい』、『となりの怪物くん』に次いで3度目だったので、すごくやりやすかったです。『君の膵臓をたべたい』のときもリハーサルと本番で、気持ちが変わったと感じたとき、その気持ちのままお芝居をしてしまうことがあったのですが、それを許容していただけたので、今回も、結構本番で思いついたことをチャレンジさせていただきました。

■顔を崩した表情に弾けた演技を披露......「羞恥心はあまりないです(笑)」

――劇中では、金八先生のモノマネや、かなり顔を崩した表情をするなど、弾けた演技を披露していますが、どんな顔でスクリーンに映るのかは気にならないのですか?

浜辺: 全然気にならないんです(笑)。どれだけ不細工に映っていても、今回はできる限り、表情筋を使ってさまざまな表現をするのがテーマでした。やっていてすごく楽しかったですし、実は向いているのかなと思っています。羞恥心はあまり感じないタイプみたいです(笑)。

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竹内涼真&浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)
(c)2018「センセイ君主」製作委員会 (c)幸田もも子/集英社


――ライブ感重視ということは、竹内さんとの相性も大切でしたね。

浜辺: 壁を作らない方で、とてもナチュラルに人との距離感を作ることができる方だなと感じました。すごく見習うことが多いのですが、自分とは持っているものが違い過ぎて......(笑)。

――浜辺さんは対人関係が苦手なのですか?

浜辺: 竹内さんは相手をしっかり見ていらっしゃるんです。例えば、私は人に質問するのがとても苦手で......。質問するテクニックがないんです。しっかりと人に向き合いつつも、話術のテクニックも身につけていかなければと思いました。

――同級生役の佐藤大樹さんや川栄李奈さんはいかがでしたか?

浜辺: 川栄さんは(『亜人』以来)2度目で、すごく仲良くさせていただきました。佐藤さんもすごくおもしろい方で。でもお二人とも年齢的にお姉さん、お兄さんなので、人見知りの私をリードしてくださいました。ちゃんと私からも積極的に話しかけたりしなければ......と反省する部分もあります。

■10代のうちに"はじめて"をたくさん経験したい!

――『君の膵臓をたべたい』、『賭ケグルイ』など、作品ごとに違う浜辺さんを見ることができますが、作品選びなどのビジョンはお持ちですか?

浜辺: これまでとまったく違うイメージの役をやりたいという思いで、今回のお話をいただけたときはすごく嬉しかったです。10代のうちに"はじめて"のジャンルをできる限り挑戦して、自分のなかに吸収していきたいという思いはあります。

――4月クールの連続ドラマ「崖っぷちホテル!」での演技も印象的でした。

浜辺: これまで年齢の近い方たちとご一緒することが多かったのですが、先輩方とずっと一緒の現場というのでとても勉強になりました。

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竹内涼真&浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)
(c)2018「センセイ君主」製作委員会 (c)幸田もも子/集英社


――出演作品が続いていますが、お芝居を重ねることによって見えてきた課題はありますか?

浜辺: いくつかあるのですが、一番変えたいと思っていることは、迷っているときに止めちゃいそうになることです。現場で「やりたいな」という芝居や演じ方があっても、現場の雰囲気で止めてしまう気持ちが上回ってしまうことが多々あります。以前は、現場で監督と相談することはいけないことだと思っていたのですが、いまは、しっかりコミュニケーションをとって、いろいろ話がしやすい環境を作っていきたいと思っています。そのためには私自身も相手に壁を作らないように心掛けています。

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浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)(HM:鎌田順子、STY:中村有咲)


――少女コミック原作ですが、幅広い層が見ても楽しめる作品のような気がします。

浜辺: 私もできあがった作品を見たとき「本当にハッピーになれる映画だ」と思ったんです。キュンとするシーンがあるのですが、見ていて恥ずかしくならないし、テンポも良く、楽しい気持ちになれる映画だと思います。10代はもちろんですが、金八先生ネタやドラゴンボールネタなど、上の世代の方にも楽しんでいただけるシーンも盛りだくさんなので「少女漫画でしょ」という先入観を持たずに観ていただければと思います。

――座右の銘は、前回「念のため」とおっしゃっていましたが。

浜辺: 増えたんです!「念のため」もそうですが、もう一つ「人生はネタ」というのも追加しました。周りのスタッフさんの言葉なのですが、いろいろなことがあっても、いつか笑い話になればいいなという......。それぐらい人生をおもしろく考えれば、自然と前向きになれるだろうなと思ったんです。

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浜辺美波、出演映画『センセイ君主』(8月1日公開)(HM:鎌田順子、STY:中村有咲)


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好きが踊ると恋がはじまる――。
イケメンで頭脳明晰だけど冷徹でヒネクレ者の高校教師・弘光(竹内涼真)と、ちょっぴりおバカだけど、恋に恋するパワフルヒロイン・あゆは(浜辺美波)。"冷たいセンセイ"と"熱いヒロイン"の、ちょっぴり"禁断の恋"をハイテンションでコミカルに描く、"ポップアップラブコメディ"。
主題歌はTWICE「I WANT YOU BACK」に決定、原作は映画化もされ大ヒットを記録した「ヒロイン失格」の幸田もも子による人気コミックス。
映画『センセイ君主』は8月1日、劇場公開。

(取材・文・撮影:磯部正和)
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浜辺美波(はまべみなみ)
2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年第7回「東宝シンデレラ」オーディション、ニュージェネレーション賞を受賞し、同年『浜辺美波~アリと恋文~』で主演を務めスクリーンデビュー。2017年に公開された『君の膵臓をたべたい』は、興行収入35億円を超える大ヒットを記録し、第41回日本アカデミー賞・新人俳優賞をはじめ、多くの映画賞を受賞。その後も、連続ドラマ「賭ケグルイ」(18年)、「崖っぷちホテル」(18年)などに出演している。

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