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8月25日より公開される映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』のヒロイン役に、小宮有紗が抜てきされた。小宮といえば、弱冠24歳ながら、女優では特撮ドラマ『特命戦隊ゴーバスターズ』の宇佐見ヨーコ/イエローバスター役、声優では『ラブライブ!サンシャイン!!』の黒澤ダイヤ役と2つも代表作を持っており、枠にとらわれないマルチな活躍を見せている役者だ。

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小宮有紗、『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)


【予告編映像】小宮有紗 出演映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)>>


『ダブルドライブ ~狼の掟~』で演じたのは、元ヤンキーの中村かなで役。生々しいバイオレンス描写も見どころの同映画だが、出演を通して小宮が「親孝行になった」と喜んでいる理由とは......!?

■車好きの父親と「やったー! GT-Rだって!」

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小宮有紗、『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)
(C)2018「ダブルドライブ ~狼の掟&龍の絆~」製作委員会


クライム・カーアクションである『ダブルドライブ』シリーズには、マニアもうなる劇用車の数々が登場する。『ダブルドライブ ~狼の掟~』のメインカーは、「1999年日産スカイラインGT-R(5代目 BNR34型)」。さらに「日産スカイラインGT-R(3代目BNR32型)」、「ホンダ シビック EG6」、「日産シルビアE-PS13」と日本の名車がスクリーンで疾走する。

もともと小宮の父親が車好きで、GT-Rにも乗っていた。『頭文字D』や『湾岸ミッドナイト』が全巻そろった家に育ち、小宮も車には興味があるそう。

「だから、このお仕事が決まったときは、父親と一緒に『やったー! GT-Rだって!』と盛り上がりました。父も『どんな車が出てくるの?』ってすごく楽しみにしていたので、見てくれるんじゃないかな。いい親孝行ができました(笑)」

演じるかなでは、主人公・我妻アベル(藤田玲)を何かと気にかける元ヤン少女という役どころ。小宮は、「ヤンキーとはいえ、心のどこかに純粋さや素朴さを残している感じを意識して演じました」と語る。目の前で殴り合いが繰り広げられるシーンもあったが、いくら芝居といえど、さすがに緊張したのだろうか?

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小宮有紗、『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)
(C)2018「ダブルドライブ ~狼の掟&龍の絆~」製作委員会


「アクション経験はありますが、自分が守られる側としてアクションを間近で見るのは初めてだったので、すごく迫力がありました。あと、びっくりしました! 私の目の前スレスレのところで殴り合っているので、『わっ!』となります(笑)」

バイオレンス描写の多い本作において、小宮は、ギャル系ファッションに身を包んで体当たりの演技を見せた。声優ユニット・Aqoursの活動もあり、近年は彼女をアイドル視するファンも増えてきている。「『今回の作品の役どころで、ファンを驚かせてしまわないか』という不安を感じることはないのか?」とたずねると、「正直まったくありません」という答えが返ってきた。

「私はお芝居がしたくて芸能活動を始めました。だから、心配というよりは、『こっちも私の本当の姿だから、見てください』という気持ちです。初めての元ヤンっぽい役は、すごく新鮮で、衣装合わせのときなんかもノリノリでした(笑)。今回は守られる側でしたが、自分が車をガンガン運転しちゃうような役にも挑戦してみたいです」

■小悪魔な魅力が関係者を惹きつける!?

女優、声優、水着撮影......と幅広い活躍を見せる小宮。あくまで芝居が軸ではあるが、チャレンジ精神は大切にしている。「自分に制限をかけてしまう方が損。いただいたお話は基本的に何でもやりたいです」と意気込みを語った。

向上心の原動力は、「自分に負けたくない」という感情だ。

「途中で諦めるっていうのは、好きじゃありません。限界を決めて終わりたくない。ただただ負けず嫌いなんです。他の人と比較してどうというよりは、『自分に負けたくない』という気持ちですね」

そのストイックな姿勢が、他人を惹きつけるということだろうか。小宮はとにかくスタッフに愛されている。今年2月に発売した写真集『Majestic』では、灼熱のベトナムから雪深い北海道まで気温差40度の中、撮影が行われたことでも話題になったが、もともとロケはベトナムだけの予定だったらしい。しかし、スタッフたちが「せっかく写真集を出すなら、これだけじゃもったいない」と盛り上がったことで、急きょ北海道ロケも行うことが決定したのだ。

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小宮有紗、『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)
(C)2018「ダブルドライブ ~狼の掟&龍の絆~」製作委員会


また、昨年9月には、小宮本人は不在という異色のトークイベント『小宮有紗を勝手に愛でる会』が関係者によって開催された。小宮は、「本当にありがたいことに、皆さんすごく良くしてくださる」と照れ笑いを浮かべる。

「『しっかりして見えるのに、本当はダメダメだね』って、よく言われます。携帯とかもそこらへんに置いたら、すぐ忘れちゃう。おっちょこちょいなんです。あと寂しがりやで、誰かと一緒のときはずっと話しかけちゃうし......。あっ! いつも一緒にお仕事している人たちから、『なんでご飯を食べるとき、そんなにこぼすの?』ってよく驚かれます(スタッフたち、笑い)。でも上手に食べられないんですよ、ご飯が! パンとか集中して食べてるのに、絶対ポロポロ落ちちゃう! なんででしょうね? 大人だから気をつけろよって感じですけど(笑)」

しっかりしている部分と、「自分が支えてあげなきゃ」と思わせる部分のバランスが絶妙なのかもしれない......。つまり、小悪魔ということ!?

「そうなんですかね? どうでしょう?(スタッフ「小悪魔だと思います」) あはははは! でも確かによく言われるかもな~!」

■「中途半端にしたくない」気持ちが原動力

仕事に打ち込むからこそ、オフの日はきっちり休む。休みのときは、家から1歩も外に出ないで終わることもあるそう。「深夜番組を録画して、まとめて見る時間が癒やしです」と話した。芸能活動で目指しているのは、唯一無二の存在だ。

「女優や声優だけでなく、バラエティにだって挑戦したいくらいジャンルに囚われないでいたいです。です。本当に私、やりたいことだらけなんです。『中途半端にしたくない』という気持ちが原動力になっているので、自分だけの道を突き進んでいきます!」

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小宮有紗、『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)


最後に、改めて『ダブルドライブ ~狼の掟~』の魅力をアピールしてもらった。

「『ダブルドライブ』の前日譚として『ボーダーライン』という映画もあるので、ぜひそちらも観ていただきたいです。もちろん何の前知識がなくても楽しめる作品ではあるんですが、せっかくなら、もっと楽しんで観てもらいたいので!『ダブルドライブ』は、男性だったら、男同士の熱い友情や、それぞれ守りたいもののためにぶつかるシーンがぐっと来るんじゃないでしょうか。女性の場合は、かなで視点で観てもらえると、きっとアベルにきゅんとします! いろんな見方ができる作品だから、一度ならず二度、三度と観ていただきたいです」

・・・・・・
映画『ダブルドライブ ~狼の掟~』は、8月25日よりシネマート新宿・心斎橋にて公開。家族同然の仲間たちを次々と残虐な目に遭わせたヤクザの広澤を殺してしまった我妻アベル(藤田玲)は、他に頼る当てもなく、少年院時代に世話になった兄貴分・村上大児の元を訪れた。大児は「サガミ連合」という名の愚連隊を率いており、そのメンバーの1人、五十嵐純也(佐藤流司)と出合ったアベルは、お互い車好きな事もあって意気投合する。ある日、大麻の取引に失敗した純也は、ペナルティとして多額の借金を背負って闇金に手を染めるハメになる。 闇金会社社長・塩田の苛烈な取立てに苦しむ純也の一方で、兄を殺されて復讐を誓う広澤の弟・狂介はアベルの行方を追っていた――。後編『ダブルドライブ ~狼の掟~』は、9月22日より公開。

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小宮有紗、『ダブルドライブ ~狼の掟~』(8月25日公開)


◆ 小宮有紗
1994年2月5日、栃木県出身。2012年、「特命戦隊ゴーバスターズ」宇佐見ヨーコ/イエローバスター(声)役でテレビドラマ初出演。2015年、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』黒澤ダイヤ役で声優デビューを果たし、同アニメ発の声優ユニット・Aqoursとしても活動中。女優、声優、写真集発売、CM出演とマルチな活躍を見せている。
座右の銘は、「とにかく言ってみる」。

(取材・文/原田イチボ@HEW

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