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10月よりTOKYO MX他で放送開始した『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』が第1話から評判だ。衝撃的なタイトルとは裏腹に、思春期特有の複雑な感情を丹念に描いた、切ない"思春期ファンタジー"に仕上がっている。

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(C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project


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高校2年生の梓川咲太(あずさがわ・さくた)は、ある日、図書館でバニーガールの格好をした桜島麻衣(さくらじま・まい)に出会う。活動休止中の人気女優であり、咲太の通う高校の上級生でもある麻衣のバニーガール姿は、なぜか周囲の人間の目には映っていなかった――。こうして咲太は、かつて自分の身にも降りかかった謎の現象"思春期症候群"を解決すべく奔走することになる。

"あるうわさ"のせいで学校で孤立している主人公の咲太は、独特のニヒルさと隠しきれない人の良さが魅力的なキャラクターだ。演じるのは、『アイドルマスター SideM』のプロデューサー役などで知られる石川界人。ヒロインの麻衣役は、『ちはやふる』の綾瀬千早役をはじめ主役級の役柄を数多くこなす瀬戸麻沙美が演じており、若手の実力派声優同士が織り成す軽妙な会話が同作の大きな魅力となっている。

物語の舞台は湘南・藤沢。咲太や麻衣が通う高校は、江ノ島電鉄の七里ヶ浜駅が最寄り駅となっており、綿密なロケハンに基づいた背景美術も秀逸だ。加えて学校のシーンではモブキャラクターもしっかりと描き分けられており、作画陣の力の入りように感心する。劇伴も含めて、タイトルの過激さからは想像もつかないような繊細な表現が評判を呼んでおり、Twitter上で「街並みが綺麗で素晴らしい」「続きが気になってしょうがない」といった好意的な感想が多数寄せられている。

鴨志田 一による原作小説の人気もあり、放送前から期待の高かった『青ブタ』シリーズだが、第1話の出来栄えで一気に心をわしづかみにされた視聴者も多いようだ。またテレビアニメの反響を待たずして、2019年には『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』の劇場公開がすでに決定しており、制作陣の自信のほどが伺える。

制作を手がけるのは『ダーリン・イン・ザ・フランキス』(TRIGGERとの共同制作)や『PERSONA5 the Animation』などで注目を集めた「CloverWorks」。新進気鋭のスタジオは、少年少女たちの揺れ動く心情、そしてそれぞれの"思春期症候群"をどのようにアニメーションで表現していくのだろうか。今後のさらなる盛り上がりに期待がかかる。

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(文/曹宇鉉@HEW

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