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累計70万部を突破した人気コミックスが原作のアニメ『やがて君になる』の放送が、10月よりTOKYO MXほかでスタートした。可憐(かれん)な少女たちの恋模様を繊細なタッチで描き出しており、早くも百合(女性同士の恋愛)アニメ史に残る名作の予感が漂っている。

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(C)2018 仲谷 鳰/KADOKAWA/やがて君になる製作委員会


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小糸侑(こいと・ゆう)は、"人を好きになる気持ち"を実感できない高校1年生。中学卒業時に男友達から告白されたものの、いまだ返事をできずに思い悩む侑は、生徒会に所属する2年生の七海燈子(ななみ・とうこ)と出会う。多くの生徒から告白されながらも心を動かされたことのない燈子に、自身の悩みを打ち明ける侑。しかし燈子が口にしたのは「君のこと、好きになりそう」という思いもよらない言葉だった――。

『やがて君になる』は、原作者の仲谷鳰が「ガールズラブのど真ん中」と語る入魂の一作。"恋愛漫画の最前線"と評される作品のアニメ化だけに、放送前から大きな注目を集めていた。そんな高い期待値をゆうに上回るクオリティに、Twitter上には「めちゃくちゃドキドキした......」「もう出だしから最高でため息」といった絶賛の声が続々と上がっていた。とりわけ少女たちの感情の機微に迫る描写の繊細さが、視聴者の評判を呼んでいるようだ。

淡いタッチの背景美術、窓から射し込むオレンジ色の夕日、侑役を演じる声優の高田憂希のややブレスが多めの芝居、上履きが床をたたく音......。秀逸なディティールのひとつひとつが、作品の雰囲気作りに大きく貢献している。また、手元や足元のカットで、登場人物たちの顔を映さずに感情の揺れ動きを表現する演出力も特筆もの。大仰すぎない端正な画と音のマリアージュで、多くのアニメファンをうならせている。

『やがて君になる』の高い完成度は、ガールズラブというジャンルを超えて、より幅広い層に刺さる可能性を感じさせる。物語が進むにつれて、少しずつ変化していく侑と燈子の関係性。この上なく純粋で、だからこそ複雑な2人の感情の行く末を見守りたい。

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(文/曹宇鉉@HEW

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