スマホのセキュリティリスクに中田秀夫監督「対策を考えなければいけない」/北川景子 主演映画『スマホを落としただけなのに』
2018/10/31 15:02
映画『スマホを落としただけなのに』公開記念セキュリティートークイベントが10月30日、都内で行われ、中田秀夫監督、原作者の志駕晃、ソフトバンク・テクノロジー株式会社プリンシパルセキュリティリサーチャー・辻伸弘が出席。スマホのセキュリティリスクについてトークを展開した。
・【予告編映像】北川景子 主演映画「スマホを落としただけなのに」(11月2日公開)>>
・【独占先行配信】【主題歌】ポルカドットスティングレイ『ヒミツ』のコラボ映像>>
恋人の男性(田中圭)がスマートフォンを落としたことによって、不可解な出来事に巻き込まれていく女性(北川景子)の姿を描いた本作。志駕は「お酒が好きで、酔っ払ってスマホを落としたりした経験が何回もあるんです。ほとんどが戻ってきているのですが、もしとんでもない人に拾われたらどうしようと思ったところから発想しました」と原作を執筆した経緯について語る。
中田監督は、志駕の原作について「ヒロインたちの恋愛関係のドラマ、犯人側、警察側、ヒロインの過去など重層的に展開するストーリーは、映画としてチャレンジしがいがあるしエンタメとして成立できる」と題材として非常に魅力的だったと感想を述べる。
この日は、作品にちなんでインターネット時代のセキュリティについてトークを展開。事前のアンケートでスマホを落としたことがある人が、男性で58%、女性で43%という結果を受け、辻は、スマホを落としてしまう前にすべきこととして「初歩の初歩ですが、落としてしまったものを守るのは、ロックしかないんです」と絶対に悟られないパスワード設定の重要性を説く。
さらに「パスワードがなぜばれるのか?」「フィッシングサイトはなにが怖いのか?」「スマホにひそむ落とし穴」「身近にあるいろいろなセキュリティリスク」というテーマで話は進む。
パスワードがばれる理由について、辻は「映画にも出てきますが、簡単に言えばばれるようなパスワードを設定するから。身の回りにまつわる数字を安易に決めてしまえば、それだけ乗っ取られるリスクは高くなります」と回答。
ただ、パスワードを推測されないものにしたとしても、フィッシングサイトに引っかかり、自らパスワードを入力してしまえば、それも意味のないことになると辻は警鐘を鳴らす。特にクラウドサービスなどを狙われると、非常に被害が大きくなるというのだ。
その他、スマホ以外にも身近にひそむリスクについて話が及ぶと、中田監督は「根本からセキュリティ対策を考えなければいけませんね」と苦い表情を浮かべつつも「映画にはこうしたリスクも描かれていますが、人の温かい面もしっかり含め、志駕先生がお書きになった多層な構造を楽しめる作品になっています」としっかり作品をアピールしていた。
・・・・
無名の新人・志駕晃によるデビュー作『スマホを落としただけなのに』(宝島社文庫)は、SNS時代を代表する一作として映画化のオファーが各社から殺到。
読者からは「怖すぎる!」「もうスマホは落とさない...」などの声が上がり、日本の総人口を超えるスマホが存在する現代において、その身近すぎるテーマが早くも話題。
あなたの個人情報は守られていますか? SNSで繋がっている友人は果たして本当の友達ですか? 全てのスマホユーザー必見、触れてはいけないSNSミステリーここに誕生。
出演は、北川景子、千葉雄大、成田 凌、田中 圭、原田泰造、バカリズム、要 潤、高橋メアリージュン、酒井健太(アルコ&ピース)、筧 美和子。
映画『スマホを落としただけなのに』は、11月2日(金)公開。
・【予告編映像】北川景子 主演映画「スマホを落としただけなのに」(11月2日公開)>>
・【独占先行配信】【主題歌】ポルカドットスティングレイ『ヒミツ』のコラボ映像>>
(取材・文:磯部正和)

北川景子主演映画『スマホを落としただけなのに』11月2日(金)公開
・【予告編映像】北川景子 主演映画「スマホを落としただけなのに」(11月2日公開)>>
・【独占先行配信】【主題歌】ポルカドットスティングレイ『ヒミツ』のコラボ映像>>

映画『スマホを落としただけなのに』公開記念セキュリティートークイベント
恋人の男性(田中圭)がスマートフォンを落としたことによって、不可解な出来事に巻き込まれていく女性(北川景子)の姿を描いた本作。志駕は「お酒が好きで、酔っ払ってスマホを落としたりした経験が何回もあるんです。ほとんどが戻ってきているのですが、もしとんでもない人に拾われたらどうしようと思ったところから発想しました」と原作を執筆した経緯について語る。
中田監督は、志駕の原作について「ヒロインたちの恋愛関係のドラマ、犯人側、警察側、ヒロインの過去など重層的に展開するストーリーは、映画としてチャレンジしがいがあるしエンタメとして成立できる」と題材として非常に魅力的だったと感想を述べる。

北川景子主演映画『スマホを落としただけなのに』11月2日(金)公開
この日は、作品にちなんでインターネット時代のセキュリティについてトークを展開。事前のアンケートでスマホを落としたことがある人が、男性で58%、女性で43%という結果を受け、辻は、スマホを落としてしまう前にすべきこととして「初歩の初歩ですが、落としてしまったものを守るのは、ロックしかないんです」と絶対に悟られないパスワード設定の重要性を説く。
さらに「パスワードがなぜばれるのか?」「フィッシングサイトはなにが怖いのか?」「スマホにひそむ落とし穴」「身近にあるいろいろなセキュリティリスク」というテーマで話は進む。

北川景子主演映画『スマホを落としただけなのに』11月2日(金)公開
パスワードがばれる理由について、辻は「映画にも出てきますが、簡単に言えばばれるようなパスワードを設定するから。身の回りにまつわる数字を安易に決めてしまえば、それだけ乗っ取られるリスクは高くなります」と回答。
ただ、パスワードを推測されないものにしたとしても、フィッシングサイトに引っかかり、自らパスワードを入力してしまえば、それも意味のないことになると辻は警鐘を鳴らす。特にクラウドサービスなどを狙われると、非常に被害が大きくなるというのだ。

北川景子主演映画『スマホを落としただけなのに』11月2日(金)公開
その他、スマホ以外にも身近にひそむリスクについて話が及ぶと、中田監督は「根本からセキュリティ対策を考えなければいけませんね」と苦い表情を浮かべつつも「映画にはこうしたリスクも描かれていますが、人の温かい面もしっかり含め、志駕先生がお書きになった多層な構造を楽しめる作品になっています」としっかり作品をアピールしていた。
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無名の新人・志駕晃によるデビュー作『スマホを落としただけなのに』(宝島社文庫)は、SNS時代を代表する一作として映画化のオファーが各社から殺到。
読者からは「怖すぎる!」「もうスマホは落とさない...」などの声が上がり、日本の総人口を超えるスマホが存在する現代において、その身近すぎるテーマが早くも話題。
あなたの個人情報は守られていますか? SNSで繋がっている友人は果たして本当の友達ですか? 全てのスマホユーザー必見、触れてはいけないSNSミステリーここに誕生。
出演は、北川景子、千葉雄大、成田 凌、田中 圭、原田泰造、バカリズム、要 潤、高橋メアリージュン、酒井健太(アルコ&ピース)、筧 美和子。
映画『スマホを落としただけなのに』は、11月2日(金)公開。
・【予告編映像】北川景子 主演映画「スマホを落としただけなのに」(11月2日公開)>>
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(取材・文:磯部正和)