ここから本文です

瀬戸内を拠点とするアイドルグループ ・STU48のセカンドシングル「風を待つ」が2月13日にリリースされた。西日本豪雨の影響により発売延期となっていたシングルがようやく発売されるとなり、メンバーたちの喜びもひとしお。センターを務める瀧野由美子、石田千穂、岩田陽菜、土路生優里たちにMV撮影の裏話や、災害後のチャリティー活動などについて聞いた。

サムネイル

STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


【ミュージックビデオ】STU48、セカンドシングル「風を待つ」>>

【ミュージックビデオ】STU48初めてメンバー全員が参加する楽曲「出航」>>

■ワンカット撮影で石段を猛ダッシュ

―― MVは、観光スポットとして有名な広島県尾道市を舞台に、ドローンを使用した空撮によってワンカット撮影で行われました。100を超える石段を駆けあがるのは、かなり大変そうです。

岩田: 「私は1サビに間に合わせるためにダッシュしないといけなくて......。メンバーみんな、『ヤバい~!』ってコケそうになりながら走りました。体力がないので、終わった後はずっと酸素ボンベを吸っていました(笑)」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― グループとして新境地となるコンテンポラリーダンスにも挑戦しました。石田さんはアクターズスクール広島に通っていた経験もあり、ダンススキルに定評がありますが。

石田: 「アイドルダンスの経験しかなかったので、コンテンポラリーダンスは初めてで、振りを覚えるのが大変でした。ちょっとの秒数に『ダダダダダ!』って詰め込まれているんですよ。一度覚えたら楽しくて、ずっと踊っていました」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― 石田さんでさえ大変だったということは、ダンスが苦手な方は相当苦労したのでは......。この中で、「自分はダンス苦手かも?」となると誰でしょう?

瀧野: 「......私、かな......!」

土路生: 「ふふふ、動きが面白いんだよね(笑)。一生懸命さは伝わってくる!」

瀧野: 「ダンスの正解がわからなくて苦労しました。アイドルの振り付けって、『ここはかわいく!』『ここはキメて!』みたいな正解が大体あるんですけど、今回のダンスは、単純にかわいく見せるものではなく、覚えるのも踊りきるのも大変でした。苦労したぶん、『この曲を語るにはMVなしには語れない』というMVが完成したと思いますので、少しでも興味を持った方は、ぜひMVを一度見ていただきたいです!」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


■デビューシングルから"センター"としての意識に変化

―― 瀧野さんは、デビューシングル『暗闇』に続きセンターを務めました。センターの自覚のようなものは強くなってきましたか?

瀧野: 「デビューシングルの時も『自分が頑張らなきゃ!』みたいな気持ちが強かったかもしれません。AKB48さんの選抜に選ばれることも増えたので、STU48のレッスンを受けられないこともあるんですけど、メンバーがレッスンの内容を教えてくれるんです。私がすごいからセンターに立っているんじゃなくて、周りの人に支えられて、センターに"立たせてもらっている"わけなんです。少し肩の力が抜けたというか、素直に周りの人に助けてもらいながら、もっともっとSTU48として上に行けたらなという気持ちです」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― 他の皆さんから見て、瀧野さんは、どんな人ですか?

土路生: 「由美子はイジりやすい! 靴下が左右違うのにも最近は慣れてきました(笑)。逆に柄がそろっていた日は、『今日は偉いじゃん!』みたいな。すごくダサい柄のTシャツに変な丈の短パン、紫のソックスとかで普通に集合場所にくるから、『その格好で来たの!?』って思わず聞いちゃう。そろそろ服装を気にしてほしい(笑)」

石田: 「あと集合場所に行くと、3回に1回くらいは、ずぶ濡(ぬ)れなんです。いつも頭だけ濡れているから、『シャワー浴びて乾かす時間がなかったんだな』って思ってたんですけど、1回だけ服も含めて全身ずぶ濡(ぬ)れだった(笑)」

瀧野: 「その日は朝、洗濯しちゃったんだよね」

岩田: 「いい意味で、センターって感じじゃないんです(笑)。先頭で仕切るんじゃなくて、『一緒にSTU48を盛り上げていこうね』っていう感じ。真面目で、でも少しおっちょこちょいです(笑)」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― メンバーごとに他己紹介をしていきましょうか。石田さんは、どんな人ですか?

岩田: 「おっとりして見えるけど、すごくしっかりしている。動画配信を毎日やっているので、そこは本当に尊敬しています」

土路生: 「私もやっていたけど、毎日配信するとなると、どうしても疲れて言葉遣いとかが雑になってきちゃうんです。でも千穂ちゃんは素晴らしい。『すごいな、アイドルだな』と思います」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― 岩田さんは、どんな人ですか?

瀧野: 「今15歳で、この中では一番年下なんですけど、なんだろう。あざとい? 男性がキュンとするワードを自然と知っていて、"天性の釣り師"って感じです」

石田: 「私はアイドルが『特技は料理』って言うのは大体信じていないんですけど(笑)。番組の企画で一緒に料理したとき、陽菜ちゃんはめっちゃ手際がよかったです」

岩田: 「えへへ......。一番の得意料理はオムライスです!」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― 土路生さんは、どんな人ですか?

瀧野: 「公演とかで円陣を組むとき、いつも仕切ってくれます。普段から全体を一番見てくれているかな。自分は皆とスケジュールがなかなか一緒にならなかったりもするんですけど、一番言葉に出して気にしてくれる人です」

石田: 「あと、とろちゃんは一番女子力が高いと思う......! ホテルで同じ部屋になることが多いんですけど、お風呂場に大量の女子力グッズ、なんかスプレーみたいなやつを並べていたけど、私には何かわからなかった。すごいのを持っているんですよ(笑)」

■再びレコ大のステージを目指す

―― 昨夏の西日本豪雨の後、チャリティーコンサートツアーなどの支援活動もいろいろ行っています。チャリティー活動の中で、メンバーの皆さんはどんなことを感じたのでしょうか?

岩田: 「AKB48さんの握手会の会場でも募金活動をさせていただいたんですが、毎回すごい数のファンの方が来て、『頑張ってね』と声をかけてくださって、『AKB48グループのファンの方ってすごく温かいな』と感じました。あと私は観光PRのために広島県呉市に行ったんですが、呉って被害が大きい地域だったんです。地元の方に『あなたが来てくれることで、もっとたくさんの人が来てくれるから、すごくありがたいです』と言っていただいたときは、とてもうれしかったです。STU48を名乗っているだけに瀬戸内には本当にいつもお世話になっているので、こうやって助け合いができることに、やりがいを感じました」

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


―― STU48の今後の目標を教えてください。

瀧野: 「知名度の課題はまだまだあるので、もっともっと瀬戸内の方に知ってもらえるように、瀬戸内のいろんなお仕事にチャレンジしていきたいです。STU48はあまり都会ではないところでのびのび育ったメンバーが多いので、あまり都会に染まっていない雰囲気が私たちの良さなのかな。去年は『輝く!日本レコード大賞』の新人賞に選んでいただいたのですが、瀬戸内以外の方々にも私たちを知ってもらって、いつか再びあのステージに立ちたいと思います」

【ミュージックビデオ】STU48、セカンドシングル「風を待つ」>>

【ミュージックビデオ】STU48初めてメンバー全員が参加する楽曲「出航」>>

サムネイル
STU48、「風を待つ」2月13日にリリース
(撮影:Y.Saijo)


◆STU48
瀬戸内を拠点とした、AKB48国内6番目の姉妹グループ。2017年に結成して、2018年1月にメジャーデビューシングル『暗闇』をリリース。同年行われた『第60回輝く!日本レコード大賞』において、「新人賞」を受賞。街頭募金やチャリティコンサートツアーを開催するなど、西日本豪雨災害の支援活動を精力的に実施している。今春、待望の船上劇場「STU48号」が完成予定。

(取材・文/原田イチボ@HEW
(撮影:Y.Saijo)

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

Facebookコメント
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。
PR

最新記事

rss

もっと見る

本文はここまでです このページの先頭へ