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トライ&エラーの中でこそ女性は進化する!~「セブンルール」空間デザイナー・坂田夏水~

中古物件をリノベーションして、蘇(よみがえ)らせることで高い評価を得ているのが坂田夏水(38歳)。
その唯一無二のデザインは「万人受けしない」が、「女性の夢を叶(かな)える空間」として、依頼者からは称賛の声が上がる。

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イメージ画像(写真:アフロ) 


中古物件を世界でただ一つの憧れの空間に変えるデザイナー・坂田夏水の「セブンルール」>>

「そのルールこそが人生を映し出す」をコンセプトにした関西テレビ「セブンルール」。さまざまな分野でそのキャリアを輝かせている女性が主人公だが、今回は中古物件を世界でただ一つの憧れの空間に変えるデザイナー・坂田夏水に光を当てている。

■ルール1 「"白でいい人"は断る」

「住む人が楽しく住めたら良い」がモットーの坂田。
「東京は家賃が高いので良い家に住めない」状況を逆手にとって、中古物件を憧れの空間に変えている。例えば女子寮の改装では、「ガーリーポップ」「シャビーシック」「ニュージャポニズム」など、階ごとに内装のデザインを変えている。
「洋服で好きなものを選べるように、住まいも選択できるべき」というのである。

よって住宅にこだわりのない人、例えば「白でいいや」という人には合わない。
「イタリアンのシェフに、寿司(すし)を握れと言っているようなもの」だからだという。

■ルール2 「やるか? やらないか? やる!」

坂田は空間デザインの他、インテリアショップの経営や、DIYリフォームを教える「内装の学校」も経営している。
友人たちは「バイタリティがある」「一石二鳥どころか、一石四鳥ぐらいにしてやろうというガッツがある」「顔は女性だが中身は男性」など、高い内部エネルギーを賞賛する。

「やるか? やらないか? やる!」が前提になっている。
「迷ったら絶対にやる方向を選ぶ」が、試行錯誤を経て成長していくタイプなのである。

■ルール3 「リフォームしたら引っ越す」

坂田は建築学科を出て、最初は建築事務所に就職した。ところが2年で辞めてしまった。
「設計も楽しいが、ものがゼロからできていく工程に興味があるとわかった」からだ。
かくして現場監督の仕事をするようになったが、私生活でも似た生き方をしている。この10年で6回引っ越しているが、実際にリフォームし、完成したら次の家に引っ越してきた。
トライ&エラーは、公私ともに徹底した姿勢のようだ。

■ルール4 「子供は職場で遊ばせる」

西荻窪にある夏水組のオフィスは、ちょっと変わっている。
現在8人のスタッフが働いているが、超多忙にもかかわらず、我が子をオフィスで遊ばせている。祖父が表装家だったが、色合わせなどを遊び半分でやらせてもらっていた経験が元になっている。
現場や契約の場にも連れて行く。社会性を学ぶ場も、視野に入れている。結果的にはマセた子になってしまっているが......。

■ルール5 「デザインに古さを残す」

築39年の賃貸マンション。空室率50%を改善すべく、リフォームの仕事を受注した。
「ボロボロで朽ち果てようとしている状況を見ると、私が直さないと」とファイトが湧く性格だ。

中古物件の再生にこだわっているが、「古い感じを残しつつ、今の若い人が好む感じ」を心掛けている。現場調査の際に、「これ良いよね」みたいに、妄想をみんなで話すのが楽しいからだ。

■ルール6 「仕事相手とはまずランチ」

新しい取引相手などと仕事の話を始める際、坂田は会議室での議論はなく、まずレストランでの会食を優先する。プライベートなことも含め、人間性や仕事の姿勢などを確認するためだ。

仕事相手を選ぶ際の基準に、「この人と一生お付き合いしても良いか?」がある。その場限りの仕事にしないよう心掛けているからだ。

■ルール7 「衣食と同じように住を楽しむ」

築39年の賃貸マンションの内装工事が終わった。
ところが訪ねてみると、床一面にブルーシートが敷かれたままだった。なんとそこで、内装の学校が始まってしまった。受注した仕事の中に、あえてDIYを教える場を入れていたのである。

「衣食住の中で"住"だけが遅れている」
料理やファッションのように、家をメンテナンスし育むのも楽しめるようになった方が良いと、坂田は考えている。
実は受注したマンションも、借り手がDIYを楽しめるようにするという。改装のうまさより、自分で手をかけることを皆ができるような状況が坂田の願いだという。

一風変わった7つのルールを持つ空間デザイナー。
試行錯誤の中で成長し続ける彼女の生き方は、楽しさと自分らしさにこだわる女性にとって、一見の価値ある存在と言えそうだ。

中古物件を世界でただ一つの憧れの空間に変えるデザイナー・坂田夏水の「セブンルール」>>

文・鈴木祐司 次世代メディア研究所

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