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いよいよ最終回を迎える高畑充希主演『メゾン・ド・ポリス』。
視聴率は下降気味だが、平均は何とか二桁を保ってラストを迎えそうだ。スタート当初は「あり得ない設定」など、違和感を抱く視聴者も散見された。ところが回が進むにつれ、女性の若年層に支持者が増えて行った。
去年春の『おっさんずラブ』でおじさんドラマが脚光を浴びるようになったが、『メゾン・ド・ポリス』の支持のされ方を見ると、どうやらおじさん人気はまだまだ健在のようだ。

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『メゾン・ド・ポリス』の男女年層別満足度~5段階評価方式~


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■支持の声

株式会社eightは「テレビ視聴しつ」という調査で、関東地区960人を10~70歳代までを対象に、5段階の満足度調査を実施している。
これによると、序盤の1月時点での視聴者の満足度と、後半に入った2月の満足度を比べると、全体としてほとんど差はなかった。ところが男女年層別でみると、FT~F2(女10代~49歳)とM2~M3(男35歳以上)で上昇していた。若年女子とおじさんの支持が高まっているのだ。

支持の声としては、まず西島秀俊人気が目立つ。
「西島秀俊さん目当てで見ています」女48歳
「西島さんがすてきです」女18歳
「西島さんがかっこいい!」女15歳

ただし西島人気だけでなく、おじさんへの興味やドラマへの関心へと、支持は広がっている。
「西島秀俊さんはじめ、おじ様たちがすてき」女24歳
「推しのおじさまは夏目さん(西島秀俊)と藤堂さん(野口五郎)です!」女21歳
「おじさんばかりのキャストだったので、どうかと思いましたが、さすがのベテラン演技で、安心して楽しく見させてもらっています」女38歳
「ほっこりするドラマ」女30歳
「若い女性刑事とおじさん達が交流したり奮闘したりする姿が面白い」女32歳

M2~M3(男35歳以上)の支持も上がっていた。若い女性とおじさんたちの交流という設定や、おじさんたちの集合知が力を発揮する展開が評価されたようだ。
「年寄りの活躍が楽しい」男77歳
「変わった刑事ドラマで面白い」男52歳
「今までにない刑事物語が面白い」男66歳
「俳優陣も良いし、設定も他にない。うまくドラマ化した」男44歳

■不支持の声

一方F3(女50歳以上)では、評価が下がっていた。
「おじさんたちのシェアハウスが気持ち悪い」女55歳
「よくも悪くもなし」女70歳
「ありえない」女60歳
「すごい俳優陣だがちょっとつまらない」女72歳
「期待外れ」女55歳
「つまらないのでもう見ない」女60歳

高齢女性の中には、評価する声もあった。
ただし否定的な人も多い。若い女性と元刑事のおじさんたちの交流という設定、おじさんたちがカッコよく奮闘するがおばさんは登場しないという展開に、反発があったのかもしれない。

■いよいよクライマックス

ドラマはいよいよ最終回を迎える。
これまでわきあいあいと捜査をしてきたシェアハウスのおじさんたちだったが、野間(佐野史郎)の策略によってバラバラにされてしまった。
ひより(高畑充希)の父親が亡くなった高遠建設の事件に迫っているが、警視庁から天下りした高遠建設常務取締役の野間が立ちはだかっている。

ひよりの父親だけでなく、不正会計をさせられていた経理部の二人も口封じのために殺されたのではないかと捜査が進む。
ところが爆発事故・殺人のぬれぎぬ・子供を使った脅迫などが続く。さらに野間は警察内部にも根回しをしてきた。こうした策略により、シェアハウスのおじさんたちは、次第に引き離されバラバラになって行く。さらにラストには、衝撃的な裏切り者の存在も発覚した。

20年前のひよりの父の死の真相は明らかになるのか。警察組織と高頭建設の癒着は暴かれるのか。ラスボスともいうべき黒幕を倒すことはできるのか。
チーム"ひよこ"が大逆転を果たせるか否か、クライマックスは中盤までの"わきあいあい""ほっこり"とは異なり、テンポも速く、登場人物の関係も複雑となっている。
最終回を楽しむためには、第9話をもう一度おさらいしておくことをお勧めする。

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文・鈴木祐司 次世代メディア研究所

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