新1万円札の渋沢栄一に「魔法陣の人でしょ?」の声......映画『帝都物語』が話題に

2019/4/10 18:33

2024年から発行される新しい1万円札の肖像画に決まった実業家の渋沢栄一が、何を成した人物なのか、ネット上で話題になっている。その盛り上がりの中で、映画『帝都物語』(1988年公開)にも再び注目が集まっているようだ。

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提供:アフロ


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荒俣宏の同名小説を映画化した『帝都物語』は、明治45年を舞台に、帝都壊滅をたくらむ魔人・加藤保憲(嶋田久作)と陰陽師たちの戦いを描いたSF映画。劇中には、渋沢栄一の他にも、幸田露伴や寺田寅彦など実在の人物が多数登場する。

映画『帝都物語』で勝新太郎が演じる渋沢栄一は、陰陽師や物理学者らを集め、帝都である東京を軍事的のみならず、霊的にも守護するための「東京改造計画」を進めていた。冒頭の魔法陣を陰陽師に敷かせるシーンは印象的で、ネット上では、「新一万円の人って魔法陣の!?」「いよいよ霊的対策がなされるわけか......」「魔法陣を敷くのは東京だけですか?」「一万円札見るたびに勝新(勝新太郎)を思い出してしまう」など『帝都物語』ファンの声が多く上がっていた。

もちろん、あくまでこれはSF映画の中での話。実際の渋沢栄一は、徳川慶喜の実弟で後の水戸藩主・徳川昭武に随行し、パリの万国博覧会を見学。欧州諸国の実情を見聞し、日本の新しい国づくりに深く関わった。大蔵省を辞した後は、一民間経済人として活動し、生涯で約500社の企業に関わったと言われている。

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(文/沢野奈津夫@HEW