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女性お笑いコンビ・こじらせハスキーのドイツみちこは、2018年11月に行われたボディビルの世界大会「NPCJ」の「ウィメンズアスリートモデル+40」(40歳以上が参加できる部門)で第3位入賞を果たした。ドイツは筋トレを始める前からすでに、もともとプロレスラーとして活動していた相方の橋爪ヨウコをはるかに上回る身体能力を持ち合わせていたという。

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マッチョすぎる女芸人・こじらせハスキーのドイツみちこ


ボディビル世界大会に入賞した時の"キレッキレ筋肉写真"を披露>>

ボディビル世界大会3位獲得のドイツみちこのトレーニング方法>>

■出会いを求めてジムへ通うも......

――何がきっかけで筋トレを始めたのですか?

ドイツみちこ(以下、ドイツ):「男性との出会いを求めてです(笑)。姉によく「マジで結婚どうすんの?」って言われていて、最初は「別に。お笑いやってたらいいし!」って強がってたんですけど、39歳になったあたりで、いよいよそうは言ってられないなって......(笑)。「ジムに出会いがある!」って雑誌に書いてあったので、「これだ!」って思いました。「体鍛えていたら偶然すてきな男性と出会っちゃいました~」みたいなのを狙っていました(笑)」

――素敵な出会いはありましたか?

ドイツ:「トレーニングを始めて2年近くたちますけど、一切ないですね。筋トレに夢中になって、「はぁー!」とか声出しちゃっているので、男性に声をかけられるわけがないです(笑)」

橋爪ヨウコ(以下、橋爪):「同じジムに通っているんですけど、気合いが入りすぎてて相方の私ですら近づけません(笑)」

■元プロレスラー・橋爪の身体能力は?

――橋爪さんは、かつて女子プロレス団体「プロレスリングSUN」(現在はCHICK FIGHTS SUN)の練習生でしたよね。ドイツさんに負けない身体能力をお持ちなのでは?

橋爪:「はい。その後は「西口プロレス」(長州小力らが所属)にも参戦していました。私は、昔からサッカーでいいところまで行ったり、100kmマラソンに挑戦したり、ボルダリングもやっていたり、体力には自信がありました。でも、ドイツが筋トレを始める前に、お笑いライブの企画で体脂肪率を測ったことがあったんですけど、その結果にはがく然としました......」

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女性お笑いコンビ・こじらせハスキー


ドイツ:「運動神経がいいと思っていた橋爪の体脂肪率が、標準よりもちょっと高めの32%だったんですよ」

橋爪:「それで、運動も何もしていないドイツがアスリート並みの16%。ビックリしました。ドイツがジム通うってなったとき、私も一緒に始めたんですが、才能の差に挫折しました(笑)」

ドイツ:「いや、橋爪ができなすぎるのもありますよ。だって、バーベルの棒の部分すら持ち上げられなかったんですから! ねこじゃらしっていう後輩芸人のマッチョコンビにトレーニングを教わっているんですけど、橋爪はねこじゃらしに「手をグーにしてください」って、エアーでダンベルトレーニングやらされていましたから(笑)」

橋爪:「1度筋肉量を調べたことがあるんですよ。そしたら私、下半身はわりとあったんですけど、上半身の筋肉がまるでなくて、背骨で支えているような状態だったんです(笑)。サッカーもプロレスも、体の"しなり"だけでやっていたみたいです。筋肉と運動神経はまた別なんですね。今はねこじゃらしのおかげもあって、体脂肪を32%から23%まで落とすことができました。体脂肪率もバーベルの重さも、ドイツが筋トレを始めたスタートラインにも立てていません(笑)」

■プロテインの入手法が地下アイドルと一緒

――普段はどれくらいの頻度でトレーニングをしているんですか? 食事制限は?

ドイツ:「最低でも1日1~2時間を週に3回は行くようにしています。食事については、体を大きくしたいので、無理してでも食べるようにしています。家に餅を常備して、夜中に食ってます(笑)。ボディビルの大会前は、常にお弁当箱にブロッコリーとササミを詰めて持ち歩いています。その期間は、ヨウコちゃんが横で普通に食べてるから腹立つんですよ(笑)」

橋爪:「ドイツが苛立ってても気にしないっす(笑)」

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マッチョすぎる女芸人・こじらせハスキーのドイツみちこ


――筋トレは、ジムの会費やプロテイン代など、お金がかかるイメージがあります。

ドイツ:「そうなんですよ! ジム代、プロテイン代、サプリメント代って売れてない芸人にはけっこうきついんですよ。あと、大会で着る特注水着がめっちゃ高い。サイズを測ってオーダーするんですが、大会直前で体形が変わっちゃうのでまた測定し直して......。全部で8万か9万くらいかかるんです。1回しか着ないのに!」

橋爪:「ドイツは「プロテインなくなっちゃった......」みたいなのを匂わせてファンがプレゼントしてくるように仕向けるんです。地下アイドルがやるやつですね。でも、別にファンの方々もそんなにドイツにお金をかけたくないんで、もらえるのは飲みかけのものばかり(笑)。ファンの方の亡くなった父親が遺したプロテインをもらっていたこともありました」

ドイツ:「ありがたく飲ませていただきました」

――体を鍛えたことで、なにか変わった仕事はありましたか?

ドイツ:「水前寺清子さんのモノマネをさせていただいているんですけど、それも合わせて、「チーター」っていうイタリアンレストランでのロケがありましたね。入り口でひたすら懸垂するっていう(笑)」

橋爪:「テレビの企画で、同じ太田プロのばーんの高田千尋ちゃんが水着を着る後ろで、動物のチーターの格好して走る撮影もあったよね。しかも、動画じゃなくて写真(笑)」

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女性お笑いコンビ・こじらせハスキー


――今後の目標をきかせてください

ドイツ:「やっぱり筋肉関係でもっと世間に出て行けたらいいなと思います。モノマネは、水前寺清子さん本人も認めてくださいまして、そっちもどんどんやっていきたいです」

橋爪:「私も体を鍛えているので、大会に出て入賞したいです。あと、昔からずっとさだまさしさんの大ファンで、「50音を言われたらなんでもさだまさしさんのミニエピソードを返す」っていう芸をやっていて、さだまさしさんに公認されました。そちらもアピールしていきたいです」

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◆こじらせハスキー

お互い別のコンビやピン芸人を経て、2014年に結成。ドイツみちこは、1978年1月21日生まれ、愛媛県出身。テレビ東京系「そろそろ にちようチャップリン」(当時は「にちようチャップリン」)で、歌手の水前寺清子のモノマネを披露したことをきっかけに、本人に公認される。「NPCJ」の「ウィメンズアスリートモデル+40」3位入賞。橋爪ヨウコは、1985年7月12日生まれ、群馬県出身。サッカー、フットサル、100kmマラソン、プロレスなど、多彩なスポーツ経験を持つ。幼少期から歌手のさだまさしに憧れ、TBS系「水曜日のダウンタウン」でファンだと明かしたことにより、本人との対面を果たした。
座右の銘は、ドイツが「男は裏切っても筋肉は裏切らない」、橋爪が「生きてりゃなんとか」。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

(取材・文/沢野奈津夫@HEW

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