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根菜キャバレーは、結成半年足らずで「女芸人No.1決定戦 THE W」のファイナリストとなった新進気鋭のお笑いコンビ。出会って1年未満とは思えない、あうんの呼吸を見せるボケの天野舞とツッコミのきったんだが、その性格はまるで正反対のようで......。

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女性お笑いコンビ・根菜キャバレー


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■完敗でも爪痕を残せた「THE W」

――根菜キャバレーはコンビを組んでわずか5カ月で「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝に進出。結成当初から手応えはあったんでしょうか?

天野:「私がTwitterで相方を募集したのをきっかけにコンビを組むことになったんですけど、連絡をくれた人の中でもきったんは明らかに異質でした。最初のメッセージも「天野さーん! 一緒にやりましょう! キャポキャポ!」みたいなふざけた内容で、これは頭のおかしい人だなと(笑)。センスを見せたがる女芸人が多い中で、きったんみたいに知性の欠片もないタイプは貴重ですし、ぜひ一緒に「THE W」に出たいなと思ったんです」

――きったんさんはなぜ天野さんにメッセージを送ったのでしょうか?

きったん:「ずっとピン芸人だったんですけど、とにかくネタを書くのが苦手で(笑)。コンビを組もうと思っても、きちんとネタを作れる女芸人ってあまりいないんです。舞ちゃんはネタも書けるしボケもツッコミもできると風のうわさで聞いていたので、「天才じゃん!」と思って声をかけました。いざコンビを組んでみたら、本当にうわさ通りでしたね」

天野:「やけに持ち上げるなぁ(笑)」

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女性お笑いコンビ・根菜キャバレー


――「THE W」の決勝ではファーストステージで敗退となりましたが、当日は「根菜キャバレー」がTwitterのトレンドに入るなど一気に知名度がアップしました。

天野:「負けた直後ははらわたが煮えくり返るくらい悔しかったんですけど、何日かたって冷静になると「一番爪痕を残したのは私たちだったんじゃないか?」と思えるようになりました。笑えるくらいすがすがしい完敗で、結果的にラッキーだったような気がしています」

きったん:「賞レースで女芸人が負けた姿って悲壮感が出てしまいがちなんですけど、舞ちゃんに言わせると「きったんはかわいそうに見えない才能を持っている」そうです(笑)。惨敗したおかげでチュートリアルの徳井さんにも面白おかしくイジってもらえましたし、悔いはまったくないですね」

■出たがりすぎる? きったんの習性とは

――きったんさんは「協調性がない」という理由で舞台女優からお笑い芸人に転身したそうですが、実際にどれくらい協調性がなかったのでしょうか?

きったん:「俳優の専門学校に通っていたんですけど、自分が出ていないシーンだと居眠りしちゃうんですよ。そのくせ目立ちたがり屋なので、配役に納得がいかないと「なんでこの子が主役で、私がこんな役なんですか?」と先生にたて突いたりしていました」

天野:「めちゃくちゃ嫌われるでしょ、そんなやつ(笑)」

――天野さんとコンビを組んだことで協調性は改善されましたか?

天野:「協調性は欠けたままですね」

きったん:「ズコー!」

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天野:「何人かで会話をしているときって、話題ごとに主役がスライドしていくじゃないですか。きったんはそういうタイミングで「私もそうだけどね!」って入ってきちゃうくらい、すべてが自分中心で異常に出たがりなんですよ(笑)。もちろん悪気はないんでしょうけど、つい先日もせっかく日本テレビの水卜(みうら)アナに声をかけていただいたのに、途中から話をスルーしていましたから。信じられない!」

きったん:「いや、違うんですよ! 話しかけてもらってすごくうれしかったし大好きなんですけど、その場で水卜(みうら)アナの自己紹介ギャグを思いついてしまって......。一度そうなると「これを言わなきゃ!」ってことに集中しすぎて、前しか見えなくなっちゃうんです」

天野:「しばらく黙っていたと思ったら唐突に「みうら~の~」と一発ギャグを披露してきたので、みんな困惑していましたよ。人の話を聞かないし、前フリがまったくないし、言いたいことを我慢できない(笑)」

きったん:「とにかく目立ちたい気持ちが強すぎて、もしコンビを組んでも「相方の発言でウケたらイヤだな」くらいに思っていたんです。お笑いのシステムをよくわかっていなかった(笑)。あまりにも我が強いせいで周りには「きったんは絶対コンビなんて組めない」と言われていたんですけど、舞ちゃんが優しく包んでくれました」

■「同じクラスだったら絶対にしゃべらないタイプ」

――コンビ歴が浅い2人ですが、相性はとても良さそうに見えます。

きったん:「女性コンビは仲が悪くなったらビジネスパートナーとしても終わりだとよく聞くので、今後も仲良くやっていきたいと思います。まぁ、舞ちゃんの我慢次第ですね!」

天野:「自分の悪いところを直すつもりはないんだ(笑)。とりあえず、私がストレスで倒れるまでは続けたいと思います。きったんとはいい意味で友達のような関係でいたいです」

――きったんさんとは対照的に、天野さんは人見知りするタイプだとか。芸人になったことで克服できたのでしょうか?

天野:「いえ、完全に人見知りのままです。芸人としてなら「頑張らなきゃ」と思えるんですけど、新しいバイトを始めたりするともう......。誰ともしゃべれないまま1日が終わって、悲しすぎて家に帰って泣いています。10代のころは学校も休みがちで、今よりもさらに暗かったです」

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きったん:「逆に私の高校時代は「ドッピャー!」って感じでしたね。文化祭の実行委員をやったり、新入生歓迎会の実行委員長をやったり。「愛され隊」っていう仲良しグループでピンクのトレーナーを作って、みんなで騒ぎながら廊下を練り歩いたりもしました」

天野:「うわぁ......。そんなことをする人とは絶対に仲良くなれないですね」

きったん:「舞ちゃんも「愛され隊」に入れてあげるよ?」

天野:「本当にイヤだ! もし同じクラスだったら絶対にしゃべらないタイプだと思います。つくづく高校時代に出会わなくてよかったです」

――大人になってからの結成でよかったですね(笑)。最後に今後の目標を教えてください。

天野:「「M-1グランプリ」で勝ち進むのはもちろん、「THE W」が今年もあるのであれば、またファイナリストになってリベンジしたいです。賞レースで結果を残して、ゆくゆくは自分たちの番組を持てるように頑張ります」

きったん:「私はやっとコンビを組むことができたので、いつまでも舞ちゃんと笑っていたいですね。まだまだ未知数ですけど、舞ちゃんとならなんでもできる気がする。スベる恐怖もなくなったし、怒られてもなにも感じないんですよ」

天野:「いや、怒られたときはちゃんと反省しようよ」

きったん:「本当にコンビを組んでくれてありがとうって感じですね。舞ちゃんも口では言ってないけどそう思っているはず! 感謝の念がすごく伝わってきますから」

天野:「勝手に気持ちを代弁された! そうか、私はそんなふうに思っていたのか......」

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◆根菜キャバレー

2018年7月に結成。ボケ担当の天野舞は1991年4月16日生まれ、埼玉県出身。アンタッチャブルに憧れて芸人を志す。特技は水をおいしそうに飲むこと。ツッコミ担当のきったんは1990年1月17日生まれ、東京都出身。「自己紹介ギャグ」を得意としており、テレビ番組でオリジナルのギャグを橋本環奈や永野芽郁にプレゼントした。コンビ結成5カ月で2018年12月に行われた「女芸人No.1決定戦 THE W」の決勝に進出して話題となる。サンミュージックプロダクション所属。
座右の銘は、天野が「すべてを手に入れる」、きったんが「明日は明日の風が吹く」。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

(取材・文/曹宇鉉@HEW

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