【インタビュー】エルフリーデ キャッチーさと実力を兼ね備えたガールズロックバンド、デビュー

2019/4/24 15:10

インディーズ時代に発表したミュージックビデオの再生回数が6万回を突破。注目のガールズロックバンド・エルフリーデがアルバム『real-Ize』(4月24日発売)でメジャーデビューを果たす。伸びやかな みくるのボーカル、ギタリストとしてやモデル・コスプレーヤーとしても人気の山吹りょう、サポートとしてすでに活躍していた星野李奈と ゆーやんのリズムセクション。キュートなルックスと情熱のギャップが魅力の4人に、話を聞いた。

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ガールズロックバンド・エルフリーデがアルバム『real-Ize』(4月24日発売)でメジャーデビュー



【ミュージックビデオ】エルフリーデ 「Orange」short ver.(アルバム『real-Ize』より)>>

■ガールズロックバンドを組むためにメンバーを集めた

―― まず4人はどんなふうに集まってバンドを結成したんですか?

星野李奈(以下星野): エルフリーデのリーダーの私がギターの山吹りょうのサポートをやっていたことがあり、華があっていいギターを弾くから一緒にバンドを組んでみたいなと。最初はユニットだったんですが、テクニカルなギターを弾きながら歌うのは難しいから、ガールズバンドを組もうと思いました。先にプロデューサー(Quintの小田内志徳)に楽曲制作をお願いしたんです。曲を聴いて清涼感があってポップスもロックも歌えるボーカリストを探していたら、りょうがみくるを見つけてきて。

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ガールズロックバンド・エルフリーデがアルバム『real-Ize』(4月24日発売)でメジャーデビュー


山吹りょう(以下山吹): 最初は歌もわからずに誘って。

星野: 「動画とかデモ音源ある?」っていうところから始まって。

みくる: 私もガールズバンドを組むのは初めてだったんですけど、りょうちゃんに会って一緒にやってみたいなって。デモでもらった曲「Starlight」を聴いて「いい曲だな、歌いたいな」と思い、加入することにしました。

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星野李奈(B.)


星野: 最後に加入したゆーやんはシンガーソングライターのサポートドラムをやっていたんですけど、サポート同士、前から知り合いで。華があって人気のドラマーだったので誘ったら、速攻でOKしてくれました。

ゆーやん: 李奈はベースも性格もしっかりしているので一緒にやりたいと思ってたんです。

星野: で、この4人が集まったんですけど、エルフリーデの楽器陣って3人とも血液型がB型なんですよ(笑)。

みくる: 私だけ血液型がわかんないんです(笑)。

星野: 3人とも思ったことをすぐに口にするし、行動に出しちゃうんだけど、
みくるちゃんは違うからミステリアスな存在ですね。

―― ミステリアスな性格ってボーカルらしいかもしれないですね。では自己紹介ならぬ他己紹介をしてもらえますか?

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ゆーやん(Dr.)


ゆーやん: まずリーダーの李奈。彼女がいなかったら何もできないんじゃないかと思うぐらい、エルフリーデの柱ですね。

山吹: 頭の回転が早い。

みくる: 頼っちゃダメだと思いながらも頼ってしまう。

ゆーやん: ベースはとにかく正確です。性格が音にも出てる。

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山吹りょう(G.)


星野: りょうはバンドの中では末っ子的存在。サバサバした性格で男勝りなところがありますね。

ゆーやん: 見た目とちょっとギャップがあります。

星野: おなかがすいたらすぐ顔に出るしね(笑)。Twitterのフォロワー数(約10万人)もすごいんですけど、自己プロデュースのセンスがあってエルフリーデに的確なアドバイスをしてくれます。

みくる: いつも率先して意見を言ってくれますね。

星野: ギターは丁寧ですね。早弾きだけではなくカッティングも繊細にこなすのでバンドの強みになっています。

山吹: ゆーやんは天然です。ギターにスイープ奏法っていうのがあるんですけど、聞き間違えて「スリープ放送?」って(笑)。

星野: 響きだけで生きてますね(笑)。

みくる: ポヤーンとしていますね。

山吹: 占いが好きでラッキーカラーが青だったら髪の毛を青にしちゃうタイプ。いつか壺とか買わされるよって(笑)。

星野: いつも笑顔でドラム叩いてます。自分はきっちり細かく弾きたいタイプで、ゆーやんは天真爛漫(てんしんらんまん)にプレイするので、リズム隊のバランスがいいと思います。一緒にやってて飽きないですね。

ゆーやん: ありがとうございます。

星野: みくるはツンデレですね。あまり自分のことを話したがらないんです。

みくる: (笑)そんなことないよ~。

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みくる(Vo.)


山吹: ちょっと小悪魔的な。

ゆーやん:しっかりしてるところと、抜けてるところの差がすごい。

星野: 歌は伸びがあって清涼感がある。ウチら3人がどれだけ好きにやってもエルフリーデの曲にしてくれますね。

■リード曲「Orange」は素の私たちが出ている曲

―― 2018年に公開されたミュージックビデオ「Starlight」と「Vibration」は再生数6万回を突破していますが、そのことをどう感じていますか?

山吹: もっと再生されたいです。多くの人たちに聴いてもらいたいので、まだまだだと思っています。

星野: 全員、同じ意見です。思ったほど認知されてないなって。

――ということは結成当初から目標は大きかったのでは?

星野: そうですね。絶対、上を目指そうって。

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ガールズロックバンド・エルフリーデがアルバム『real-Ize』(4月24日発売)でメジャーデビュー


―― なるほど。エルフリーデはアルバム『real-Ize』でメジャーデビューを飾りますがリード曲「Orange」はどんなポジションですか?

星野: エルフリーデには激しい曲もあるし、バラードもありますが「Orange」は等身大の女の子の曲で、自分たちの素が出ている。ガールズロックバンドらしさがあるナンバーだと思います。

みくる: サビの、"始まりはいつも「ありがとう」~"っていうところが好きです。エルフリーデは前向きな曲が多いんですけど、別れを歌った「Orange」も最終的にはそういう気持ちになれる曲だと思います。

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ガールズロックバンド・エルフリーデがアルバム『real-Ize』(4月24日発売)でメジャーデビュー


―― ミュージックビデオではオレンジのアンプを使って演奏していて、みんなで写真を撮りあうシーンもキュートで楽しそうですね。

ゆーやん: わちゃわちゃしながらリラックスして撮れました。

星野: ああいう砕けた感じの映像って今まで出したことがなかったので、ファンの方も楽しんでくれるかなって。

■いろんな色の曲が詰まったアルバムになった

―― アルバムはキャッチーなメロディのバリエーションに富んだ曲が収録されていますが、チャレンジした部分など感じている手応えは?

星野: 「MONSTER」という曲はみくるちゃんの新たな一面が感じられる曲になったと思います。アニソンっぽい曲調なのでアイドルちっくになったらどうしようっていう不安があったんですけど、ロックでカッコいい歌を入れてくれたのでエルフリーデの幅が広がったと思います。それと「FATE」はイントロから攻めていて、キメも多くてアルバムだからこその曲になっています。

ゆーやん: 私も「FATE」はチャレンジでした。メロディックハードコアな要素があって今まで避けてきたジャンルだったので、最初は曲のノリを出すのが難しかったです。

山吹: いろんな曲がいっぱい詰まったアルバムになりました。キラキラした曲もあればハードな曲、ミディアム、バラードもあって。今回はギターソロをガッツリ弾いている曲はそんなに多くないんですが、「Empty」という曲では弾きまくっているので聴いていただけたらうれしいです。

みくる: 私が個人的に思い入れがあるのは「Lost thing,Last song」というバラードです。アコギと歌から始まるんですけど、かなり感情移入して歌いました。1曲、1曲にいろんなエピソードがあるんですけど、全体としてはエルフリーデのいいところがぎゅっと詰まったアルバムになったと思います。

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ガールズロックバンド・エルフリーデがアルバム『real-Ize』(4月24日発売)でメジャーデビュー


―― では、最後に今後のバンドの目標を教えてください。

星野: メジャー1年目ということで今年の動きはとても重要になってくると思うんです。エルフリーデはデビューまで早かった分、まだ数字が追いついてなくてライブもキャパが300人の会場がソールドアウトしたぐらいなので、動員を増やしていきたいし、目標を厳しく設定しつつ、ファンの方たちと作り上げてきたバンドなので一緒に成長していきたいです。

【ミュージックビデオ】エルフリーデ 「Orange」short ver.(アルバム『real-Ize』より)>>

取材・文/山本弘子
撮影/ナカムラヨシノーブ



◆エルフリーデ プロフィール
2017年8月に結成。みくる(Vo.)、山吹りょう(G.)、星野李奈(B.)、ゆーやん(Dr.)から成る4人組ガールズロッックバンド。サウンドプロデューサーにピアノギターロックバンド"Quint"の小田内志徳を迎え、キャッチーなメロディを特徴とする力強さとPOPさを兼ね備えたロックサウンドを奏でている。2018年6月には初音源となる自主制作盤ミニ・アルバム『-LOVE &-』を発表。2019年2に表参道GROUNDにて行われた2ndワンマンで結成から約1年半にしてメジャーデビューを発表。2019年4月24日にファーストフルアルバム『real-Ize』をリリース。座右の銘は"みんな違ってみんないい"(みくる)、"桃食べたい"(山吹)、"小さいことにも感謝"(星野)、"ありがとう"(ゆーやん)。

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