附属池田小事件の犯人が書いた手紙がテレビ初公開

2019/5/13 11:00

附属池田小事件の犯人と獄中対話した臨床心理学者の長谷川博一氏が、5月9日放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ~スター近況(秘)報告~」に出演した。長谷川氏は、犯人から受けとった手紙をテレビ初公開した。

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イメージ画像(写真:アフロ)


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附属池田小事件は、2001年6月8日に、大阪・池田市の大阪教育大学附属池田小学校に凶器を持った男が侵入し、小学生や教員を無差別に殺傷した事件。犯人と計15度ほど獄中対話した長谷川氏は、彼の人間性について私見を述べた。法廷に口笛を吹いて入廷し、遺族へ暴言を吐(は)いていた犯人だったが、面会時の態度は違ったという。

初めての面会では、敵意をむき出しに「ここでは言えないような」暴言を吐(は)いていたが、長谷川氏のカウンセリングを経て、2度目以降の面会では、今までの人生についての「後悔が増えてくる」と語った。長谷川氏が「あの事件を起こしたくなかったの?」と質問すると、「まぁそうや」と答えていたことも明かした。

長谷川氏は犯人と何十通も手紙のやりとりをしており、最初に受けとった手紙をテレビ初公開した。その中には、「もし知能が高けりゃ、もし金持ちのボンボンだったら......の話はたわ言でしかありません」などの言葉が並んでいた。長谷川氏は、「彼としても事件はできれば起こしたくなかった。起こさなきゃいけないところまで恨みがたまっていって、追い詰められていったという過程が最終的に見えてきた」と振り返った。

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(文/沢野奈津夫@HEW