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登山家の栗城史多さんの滑落死から1年がたった。しかし、意外にも最後の登山の詳細は、これまで明らかになっていない。映像ディレクターの藤岡利充氏が、同行したスタッフに話を聞き、最後の映像も入手した。

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Japanese climber Kuriki Nobukazu holds a flag of Nepal during an announcement of his solo expedition of Mount Everest in Kathmandu August 20, 2010. (写真:ロイター/アフロ)


Real Story 滑落死から1年 登山家・栗城史多「エベレスト死」の真相 監督:藤岡利充>>

「Real Story」は、人々の葛藤、挑戦や社会の問題に迫るショートドキュメンタリー。藤岡が監督を務める映像では、2018年5月21日にエベレスト下山中に滑落した栗城さんの挑戦がどんなものだったのかを描き出している。

栗城事務所のチーフマネジャーである小林幸子さんは、「いつもより人に会う時間が多かった。いつもバタバタしているのは間違いないけど、遠征のための買い物とかだったらわかるけど、どちらかと言うと、人に会うためにあっち行ったり、こっち行ったり......」と最後の挑戦に出発する直前を振り返った。インタビュイーに「山にもっと集中すべき時期だったと思うが」と指摘されると、小林さんは、「今までで一番集中できてなかったんじゃないですかね。(遠征に)行くことが、あまり楽しそうでもなかった」と証言した。

栗城さんは、遠征5日目に熱が出た。同行した撮影スタッフは、「寝込んでいるのに、さみしいのか、部屋で寝ないんですね。皆がいるところで寝る。「(風邪が)うつったら、どうすんねん!」みたいな」と楽しげに振り返った。映像の中では、小林さんが「辞めてもいいんじゃないか」と声をかけたときの栗城さんの返答や、栗城隊のカメラマンを7年間務めたフォトグラファーの門谷 "JUMBO" 優さんの「栗城さんは、登山家ですか? 下山家ですか?」という質問に対する答えも映し出されている。

Real Story 滑落死から1年 登山家・栗城史多「エベレスト死」の真相 監督:藤岡利充>>

(文/原田美紗@HEW

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