イニエスタ、ビジャ、ポドルスキを支えるヴィッセル神戸の舞台裏

2019/5/29 10:55

元スペイン代表MFイニエスタ、同じく元スペイン代表FWビジャ、元ドイツ代表ポドルスキら世界的スターが所属するJリーグのヴィッセル神戸の舞台裏に、CBCテレビ制作/TBS系ドキュメンタリー「BACKSTAGE」が迫った。

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イメージ画像(写真:アフロ)


世界的大スター選手を支える、ヴィッセル神戸 用具係の仕事ぶり>>

FCバルセロナでキャプテンを務めたイニエスタ、2010南アフリカワールドカップ得点王のビジャ、元ドイツ代表エースストライカーのポドルスキという世界的大スターの年俸は、3人合わせて推定40億円以上。3人だけで他のJリーグクラブの推定総年俸の倍以上だというのだから、そのすごさがうかがえる。そんなスター軍団・ヴィッセル神戸の用具係である荒井琢也さんと、チーフマネジャーの大渕貴生さんを「BACKSTAGE」が追った。

荒井さんは、選手のスパイクが保管されているスパイク室にいた。100足以上のスパイクを荒井さんは1人で管理しており、選手それぞれの紐(ひも)の結び方のクセなどを写真に収め、履いたときに違和感がないよう丁寧に磨いていた。紐(ひも)の1本1本までしっかり手洗いするのは、かなりの重労働に見える。荒井さんの仕事ぶりに、通りがかったイニエスタも「本当に素晴らしい仕事をしてくれています。一緒にこのクラブで過ごせることがうれしいです」と称賛のコメントをしていた。

チーフマネジャーの大渕さんは、クラブハウスで選手が1番行き交う場所に陣取り、仕事をしていた。しかし大渕さんは、パソコンを開いているものの、選手たちと雑談ばかり。実は大渕さんの狙いは、選手のメンタルケアにあった。チームに必要な"一致団結"のため、選手やスタッフの誕生会を積極的に開き、盛り上げていた。海外遠征中や、アウェイのスタジアムでも誕生会を開催するという。

「裏で何か支える仕事のほうが向いている」と語る大渕さんに、日本代表MF山口蛍も「選手の橋渡しというか、コミュニケーションも取らせてくれたりする。フランクな人なので誰とでも近く接してくれている。本当に助かっています」と感謝していた。荒井さんや大渕さんのように影で働くスタッフが、表で活躍する選手たちの力になっていた。

世界的大スター選手を支える、ヴィッセル神戸 用具係の仕事ぶり>>

(文/沢野奈津夫@HEW