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交際経験ゼロの2人が恋愛の妄想を全開にする漫才で話題になっている男女コンビ・おとぎばなし。恋愛コラムを読み漁り、モテテクニックを学んだという吉田治加は、合コン、街コン、相席居酒屋、クラブへと通ったが、テクニックを実践するチャンスはなかなか訪れないという。一方の花里茂晴は、自ら行動は起こさず、「少しだけオシャレに気を付け始めました」とほぼ静観の構えをとっている。

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GYAO! トークバラエティ「ぶるぺん」出演 おとぎばなし・花里茂晴(左)吉田治加(右)


恋愛経験なしコンビの恋愛妄想漫才 おとぎばなし>>

■男性と「人生で1番良い感じ」になった瞬間は?

――恋愛の妄想をネタにした漫才が評判ですが、どうやって作っているのですか?

吉田:私たちは2人とも交際経験がゼロなんです。恋愛というものがなんなのか全くわかってない。なので、ネットなどで恋愛コラムを読み漁っています。花ちゃんに、「こんなモテテクニックあるんだけど、ドキドキする?」って聞いて、そこからネタにしていきます。

花里:僕もテレビやネットで仕入れた恋愛情報を、よっちゃんに伝えます。最近では、女性を家まで送ったときに、「おなかが痛いふりをすれば家に上がれる」っていうテクニックを学びました。実践する機会はないですね。

――吉田さんはどんな恋愛テクニックをコラムで学んだのですか?

吉田:「何フェチ?」って聞かれたら、匂いフェチって答えるんです。そうすると必然的に、男性の匂いを嗅ぐ流れになって、近づくことできるっていう......。でも、私のフェチに興味ある人なんて会ったことがないです(笑)。

――吉田さんは出会いを求めて合コンに通っていると聞きました。

吉田:今30歳なんですけど、20代中盤から後半にかけて、周りの女芸人と一緒にできるだけ合コンに参加していました。と言っても、合コンを開くツテもお金もないので、月に1回程度です。

――良い出会いはありましたか?

吉田:1度だけ良い感じになったことがあったんですよ。スラッと身長が高くて韓流っぽいイケメンの人でした。その男性が「一緒にお酒を飲める女性が好き」とおっしゃっていたので、グイグイ飲んでいたら、「俺、好きだなー」って言ってくれたんですよ! こんなにハッキリと「好き」って言われたことはないので、これはイケそうだなと......。

――どうなったんですか?

吉田:「2人とも良い感じじゃーん!」って向かいに座っていた女芸人が写真を撮ろうとスマホを構えたんですよ。そしたらその男性が、グッて私の肩を引き寄せてくれたんです。私、男性にそんなことされたことないから、「うわぁ!」ってビックリしちゃって、その反動で吐いちゃったんです......。必死で男性にはかけないように、反対側を向きました(笑)。

――その後、男性とは?

吉田:トイレから帰ったらいなくなっていました。それが今までで1番男性と良い感じになった思い出です。後はクラブでナンパしてきた男性に「水原希子よりかわいいよ。一緒に抜け出さない?」って言われたことがあります。でも、水原希子よりかわいいはずなのに、その男性は結局違う女の子に声をかけてどこかに消えちゃいました。おかしな話ですよ。そもそも、なんで比較対象として水原希子をチョイスしたのかもわかりません(笑)。

■花里は意外とイケメン?

――花里さんは、今までで1番女性と良い雰囲気になった経験は?

花里:高校の陸上部の後輩の女の子に「先輩ってこたつみたいな人ですね」って言われたことですね。

吉田:え? どういうこと?

花里:たぶん、暖かくて落ち着くみたいな意味だったんじゃないかなと。それが1番良い感じになった瞬間です。

吉田:そんなにすてきな意味で言ってないと思うけどな......(笑)。

――花里さんは、出会いを求めたり、モテるための努力は何かしていますか?

花里:僕は合コンとか、クラブとかそういったものに1度も行ったことがないんです。ですが、少しずつオシャレをするように心がけています。メガネも後輩に選んでもらいました。今は新しいシャツを買おうと思っています。

吉田:少しずつ頑張ってるみたいです(笑)。こないだまで髪形もアシンメトリーにしていたんですよ。自分で切ってですけど(笑)。

――自分で切ってアシンメトリーにしたんですか?

花里:髪はいつも自分で切っています。美容室で「アシンメトリーにしてください」って言うの嫌じゃないですか? 「え? おまえが?」って思われたくないので。

吉田:気にしすぎだと思いますけどね(笑)。でも花ちゃんってこう見えて、「実は顔整ってるよね?」って言われるんですよ。

花里:意見が分かれるところです。「悪くない」って言ってくれる人と、「全然ダメだよ」って言ってくる人。

吉田:確かに鼻筋は通っているので、清潔感を足したら意外とかっこいいのかもしれません。でも、髪を自分で切っているようじゃ清潔感は出ない気がします(笑)。

――吉田さんはけっこうオシャレにしていらっしゃいますよね?

吉田:花ちゃんほど無頓着ではないですけど、オシャレって言われることはないですよ(笑)。

花里:けっこう靴とか気抜いてるときあるもんね?

吉田:意外と靴とかチェックしてるんだね(笑)。

■吉田は別コンビ"合わせみそ"として「THE W」ファイナリストに

――吉田さんは、2018年に「女芸人No.1決定戦 THE W」でファイナリストになりました。出場の経緯は?

吉田:ブラットピークの河田祥子という事務所の後輩と「THE W」に出るために、合わせみそというコンビを組みました。合わせみそは気分転換じゃないですけど、ちょっと気楽にできる部分があるので、楽しかったですね。

花里:2017年も合わせみそは「THE W」に出場したのですが、1回戦落ちだったので、去年の決勝進出はすごくビックリしました。

――合わせみそは今年6月に解散しましたが、「THE W」決勝進出のときなど、花里さんは、吉田さんだけブレークしてしまうんじゃないかと不安はありましたか?

花里:いえ、売れてくれてたら素直にうれしいだけですね。もし、おとぎばなしをよっちゃんがやる意味がなくなって、解散という結果になったとしても、僕はよっちゃんが幸せならそれで満足です。今現在、僕と一緒に漫才をしてくれていることだけでも、すごく感謝していますから。

吉田:えぇ......。急に良い話するじゃん......(笑)。


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◆おとぎばなし

2013年5月に結成。花里茂晴は、1989年4月26日生まれ、長野県出身。趣味は、アニメのオープニングを見ること、漫画を読むこと。吉田治加は、1989年1月27日生まれ、岐阜県出身。
座右の銘は、花里が「試行錯誤」、吉田が「止まない雨はない」。

トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

(取材・文/沢野奈津夫@HEW

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