ソバ屋はうどんを出すのに、うどん屋がソバを出さない理由は?

2019/8/ 8 16:50

多くのソバ屋のメニューには、うどんもある一方で、ほとんどのうどん屋には、ソバは置いていない。この違いは、どこから生まれたものなのか? 8月6日放送のTBS系『この差って何ですか?』で調査した。

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うどんとソバ


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番組が、日本麺類業団体連合会の田中秀樹会長に取材したところ、ソバ屋がうどんも提供するのには、「歴史的な理由」が存在するそう。スタジオでは、その理由を発表する前に、出演者にクイズとして出題。俳優・大谷亮平からは、「冷たいソバで下痢になる人が多かったから、温かいうどんも出した」という独特な答えが飛び出した。

では、なぜソバ屋がうどんを提供するのかというと、田中会長いわく、その理由は室町時代までさかのぼる。室町時代はソバ屋よりうどん屋のほうが多く、ライバル店に差をつけるためにうどん屋がソバも売り始めた。そして、江戸時代に入るとソバが大人気になり、うどんとソバの人気が逆転。うどん屋が続々とソバ屋に転身したが、うどんも引き続き提供していたため、現在の"ソバ屋はうどんも売る"という状況につながったらしい。田中会長は、「いわゆる老舗のソバ屋さんほど、うどんを出しているお店が多い」と説明した。

また、ソバにアレルギーがある人にうどんを出せるメリットもあるので、現在も多くのソバ屋ではうどんも売っている。さらに、うどん屋に「なぜソバを出さないのか?」という質問もぶつけて調査した。とはいえ、Twitter上では、視聴者から「ソバを置いているうどん屋も多い」という声も上がっており、どうやら地域差の大きい話題のようだ。

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(文/原田美紗@HEW