【インタビュー】平野紫耀、映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』で、これまでの漫画原作とは違ったアプローチ方法を語る!

2019/9/ 3 12:29

お互い思い合っているのに「告白した方が負け」という高すぎるプライドが邪魔して素直になれない男女の恋模様を描いた赤坂アカの人気ラブコメ漫画を実写映画化した『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』。本作で、頭脳明晰(めいせき)なイケメン生徒会会長・白銀御行(しろがね・みゆき)を演じているのがアイドルグループ・King & Princeの平野紫耀だ。

いかに相手に「告らせよう」とフル回転で頭を使いつつも、無器用さもにじませるという難役に挑んだ平野が、撮影秘話や自身の恋愛観などを語った。

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映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』9月6日公開


King & Princeが歌う映画主題歌『koi-wazurai』>>

平野紫耀主演ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』映画公開記念・無料配信中>>

アニメ『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』>>

■これまでの漫画原作とは少し違って、もっと狭い範囲の芝居をしました

――漫画原作の実写化はこれまでも出演されていますが、台本を読んで本作にはどんな印象を持ちましたか?

平野:これまでやってきた作品のようなキラキラした部分はありますが、濃度はそこまで高くはないので、男性でも楽しめる作品だなとは思いました。

――演じ方も変化させようという意識はあったのですが?

平野:観客にというよりは、もう少し狭い範囲、例えばヒロインの四宮(かぐや)だけに届くような感じのお芝居を意識しました。少女漫画のキラキラした役って、壁ドンとかすると「劇場では、ここでキャーキャーするんだろうな......」とか想像しちゃうんですよね。そういうのがなかったので、良い意味でこれまでの作品よりもリラックスして演じられたと思います。

――印象に残っているシーンはありましたか?

平野:大変だったのは、かぐやとトランプをする場面です。台本では10ページ以上もあるシーンで、全部手順が決まっていたのですが、それを覚えるのが大変でした。動作にプラスして、セリフもあるので、ひとつ間違えると全部やり直しになってしまうプレッシャーが......(笑)。

■わざと下手に踊ったソーラン節や、浅川梨奈の衝撃発言シーンに注目!

――劇中、ソーラン節を踊るシーンも衝撃的でした。

平野:テレビ番組で笑福亭鶴瓶さんに「あんなに下手に踊れるんや!」って言われたのですが、あのシーンも大変でした。実は撮影前日にダンスレッスンをしていて、リズムに敏感になっていたので、どうしても体が反応してしまうんです。だから「もはやソーラン節じゃないんだ」と思い込みました。ダンスは10年近くやっているので、つい動いてしまうんです(笑)。

――生徒会室のセットの再現度はすごいですね。

平野:原作の世界観にめちゃくちゃ寄せていますよね。まるで漫画の世界に入った感じでした。(佐野勇斗演じる)石上の机の上のトイレットペーパーとか、本当に細部までこだわっていて、すごくすてきだなと思いました。

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映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』9月6日公開


――河合勇人監督の演出はいかがでしたか?

平野:ソーラン節のシーンは、結構下手くそに踊ったつもりだったのですが、「もっと下手に!」とおっしゃっていて、加減が難しかったです。

――そのほかにも振り切ったシーンが結構ありましたね。

平野:(藤原千花役の)浅川梨奈さんがびっくりするような発言を連発するシーンとかは、大変そうだなと思いましたね。どういう気持ちでセリフを言っているんだろう、一周回って「この子は大丈夫なのかな」と思いながら見ていました(笑)。でも岸(優太)くんは「一番笑った」と話していたので、あのシーンは、あの形が正解なんでしょうね(笑)。

――自分の作品をKing & Princeのメンバーに見てもらうのはどんな気持ちですか?

平野:自分のお芝居を見てもらうのは、どの作品でも恥ずかしさはありますね。見てもらったあと、お礼のメールをしたのですが、みんな面白かったと言ってくれていたのでうれしかったです。

――映画主演が3作目になりましたが、主演としての居住まいなどは変わりましたか?

平野:まったく変わっていないですね。現場を経験して道具の名前を覚えたぐらいです(笑)。座長としてどうあるべきか周囲の人に相談したことはありましたが、引っ張っていくとかいうことではなく、とにかく明るくみんなで楽しくやろうみたいな思いだけです。

■平野紫耀は絶対「告白したい」派

――御行もかぐやも、プライドが邪魔して、なかなか素直になれません。平野さんはそういう経験は?

平野:もちろんプライドはありますが、本当に譲れないもの以外はあまり貫こうとはしません。でも、意見が違ったけれど、相手の言っている方が確実に正しいとわかってしまうと、逆に意地を張って大人になれないところはあるかもしれません。


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映画『かぐや様は告らせたい ~天才たちの恋愛頭脳戦~』9月6日公開


――平野さん自身は、相手に「告らせたい」と思うタイプなのですか?

平野:僕は自分から言いたいタイプだと思います。だから御行やかぐやを見ていると「早くいけよー」とか「いまここだよ!」って思っちゃいました(笑)。

――モノローグが多く、行動と心の声が違う御行ですが、平野さんも二面性を指摘されることはありますか?

平野:車に乗っているときにたまに言われます。もちろん安全運転なのですが、一緒に乗っている(ジャニーズ)ジュニアの子たちからは結構「普段と違う」と言われることがあります。

――ラブストーリーが続いていますが、今後はどんな役柄をやってみたいですか?

平野:ホラーでもサスペンスでも、ラブストーリーでも、時代劇でもどんな役でもやりたいです。僕の周りには岸くんのようなハッピーな変人がたくさんあふれているので、ダークな雰囲気で異常な役柄などもやってみたいですね。

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(取材・文:磯部正和)
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平野紫耀(ひらの・しょう)
1997年1月29日生まれ、愛知県出身。2012年関西ジャニーズJr.として活動開始。その後、Mr.King vs Mr.Princeが結成され、Mr.KINGのメンバーに選ばれる。2018年は、5月にKing & PrinceとしてCDデビューを果たす。俳優としても、映画『honey』、『ういらぶ。』(ともに18年)、ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』で主演を果たすなど、精力的に活動している。本作の主題歌でもある4thシングル「koi-wazurai」が発売中。

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