映画『蜜蜂と遠雷』 天才ピアニスト役を演じる松岡茉優&鈴鹿央士の連弾シーンが先行公開

2019/10/ 2 11:26

恩田陸の同名小説を原作とした映画『蜜蜂と遠雷』が、10月4日から公開される。公開に先駆けて、元天才少女で、再起をかけるピアニスト役を演じる松岡茉優と、"ピアノの神様"に見いだされた謎の少年役を演じる鈴鹿央士が連弾するシーンがウェブ上で公開された。

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映画『蜜蜂と遠雷』10月4日(金)公開


「映像化不可能」と言われた、松岡茉優&鈴鹿央士の連弾シーン>>

同映画は、「直木賞」と「本屋大賞」のW受賞という史上初の快挙を果たした恩田陸の小説が原作。若手ピアニストの登竜門として注目される芳ヶ江国際ピアノコンクールに、かつて天才少女と言われた栄伝亜夜(松岡茉優)が挑む。亜夜は、サラリーマン奏者・高島明石(松坂桃李)、コンクールの大本命・マサル(森崎ウィン)、そして謎の少年・風間塵(鈴鹿央士)と出会い、熾烈(しれつ)な戦いを通してライバルたちと互いに刺激し合う中で、亜夜はかつての自分の音楽と向き合うことになる。

原作小説は、「文字から音が聴こえてくる」とまで言われる圧倒的な音楽描写により、「映像化不可能」とまで言われていた。原作者である恩田も「なんと無謀な人たちだろうとほとんど内心あきれていた」そうだが、完成後は「なによりも『映画として』完成していることが素晴らしい。作品としての一体感がある」と公式サイトで太鼓判を押している。

映画『蜜蜂と遠雷』の演奏シーンの一部が、ウェブ上で公開されている。ドビュッシーの「月の光」を弾く塵の隣に、亜夜が腰掛け、月の光の中で連弾が始まった。まるでピアノで会話をしているかのような連弾シーンについて、恩田も「(読者の)みなさんが小説の中で『聴いていた』音を、ちゃんと鳴らしてくれた」「音楽に関しては、これ以上のものは望めないんじゃないかな」と語っている。

■『蜜蜂と遠雷』完成披露試写会でのキャストコメント

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松岡茉優 映画『蜜蜂と遠雷』出演


・松岡茉優
この作品は恩田陸先生が構想13年、執筆7年をかけて、たくさんコンクールを取材して、たくさん時間をかけ、努力をされて書かれた原作の実写映像化となります。恩田先生も「実写化は無謀」と思われていたようですが納得していただくことができました。我々も最初は半ば半信半疑で、本当にこの作品、あの「蜜蜂と遠雷」が実写化できるのか? という思いでしたが、いよいよこうしてお客さまにお届けすることができて感無量です。クラシック音楽映画ですが、皆さんに手に汗を握っていただけるような、バトルアクションのような音楽シーンになっておりますので、クラシック映画という概念を振り払って、新しい音楽映画の誕生を見守ってください。

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松坂桃李 映画『蜜蜂と遠雷』出演


・松坂桃李
自分自身この映画を観て、一つのコンクール、コンサートを観ているかのような、一人のお客さんとして体験しているかのように感じました。監督が作り上げてくださった世界観、色味、邦画で観たことのないカメラワークしかり、演出しかりが組み込まれています。クラシック慣れしてない方も存分に楽しめるような作品になっているんじゃないかと思います。

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森崎ウィン 映画『蜜蜂と遠雷』出演


・森崎ウィン
監督も撮影しながらおっしゃっていましたが、映画を観て第一の感想が「これは音楽映画だ」と。本当に音がいいんです!僕は自分でも音楽をやっていますが、今まではクラシックに携わることがなく、本作で携わって初めてクラシックを身近に感じたのですが、本当に聴いていて気持ちいいんです。楽しかったというのが一番最初に映画を観た時に出てきた純粋な感想でした。

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鈴鹿央士 映画『蜜蜂と遠雷』出演


・鈴鹿央士
僕は、映画の現場が初めてだったんですが、皆さんもスタッフさんも温かく迎えてくださって、本当に居心地のいい空間だなとずっと思いながら撮影をしていました。和気あいあいと皆さんと楽しく撮影ができました。

「映像化不可能」と言われた、松岡茉優&鈴鹿央士の連弾シーン>>

(文/沢野奈津夫@HEW

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映画『蜜蜂と遠雷』10月4日(金)公開