【インタビュー】キャリア初のベストアルバムをリリースする大森靖子 メジャーデビュー5周年を迎えた今、出産や子育て、孤独や愛について改めて語る

2020/2/26 11:00

大森靖子がメジャーデビュー5周年を迎え、昨年から展開してきたアニバーサリー企画。その第5弾にしてラストを飾る、キャリア初のベストアルバム『大森靖子』が2月12日にリリースされる。セルフタイトルとなる本作は、CD3枚組+Blu-ray「ごはん盤」やCD3枚組+DVD「おかず盤」など4形態の仕様となっており、これまでにリリースされた楽曲の中からえりすぐりの44曲が収録された、CD3枚組の超豪華な内容である。インディーズ時代の曲から最新曲まで、しかも本作のために弾き語りで再レコーディングされた楽曲まで収められており、ファンはもちろん大森ビギナーまで楽しめるはずだ。

サムネイル
シンガーソングライター・大森靖子


先日、凛として時雨のドラマーであり、大森のサポートメンバーとしても知られるピエール中野が、テレビ番組にて大森と結婚していることを初めて公表したばかり。そこで今回トレンドニュースでは、今年5歳になる第一子の「子育て」についての話から、大森が最近気になっているトピック、われわれが大森に聞いてみたいトピックなど、パーソナルな部分にググッと踏み込んだインタビューをさせてもらった。


■あ、もう「生きる意味」を考えるんだ、まだ4歳なのにすご!って思いました(笑)

──大森さんが、第一子を出産されて今年でちょうど5年です。振り返ってみてどんな心境でしょうか。

大森:47都道府県ツアーをほとんど家族一緒に回ったんですよ。あんな3歳とか4歳の年齢で、全国を回れる人ってあまりいないと思うので、彼にとっては面白い経験だったんじゃないかなと(笑)。とにもかくにも、こんなにいい子に"勝手に"育ってくれていることにビックリしています。本当にいいやつで、今朝も起きてくるなり「おはよう、今日もかわいいよ」って私に言うんですよ。ははは。

──それは、夫であるピエール中野さんが大森さんにいつもそう言っているからなんでしょうかね?

大森:ですかね? 私も息子に、「女の子には、そう言った方がいいよ」って教えていますよ(笑)。「ほら、あそこに●●●ちゃんがいるよ。『髪形かわいいね』って言ってきな」って言ったらちゃんと褒めに行くし。

サムネイル
「もう『生きる意味』を考えるんだ、まだ4歳なのにすご!って思いました」


──絶対にモテますね、将来有望。

大森:あと、この間は「なんで僕は毎日ご飯を食べたり保育園に行ったり、時々さゆみん(道重さゆみ)やママのライブに行ったり、遊園地に行ったりしているの?」って言ってきて。あ、もう『生きる意味』を考えるんだ、まだ4歳なのにすご! って思いました(笑)。

──そういう思考は、本の読み聞かせなどで培われているんでしょうかね?

大森:読み聞かせはやっている私が飽きちゃうんで(笑)、勝手に物語を作ったり、違う話題に持っていったりしていますね。「このクマは、絵本では『おなか空いたな』なんて言っているけど、『●●●ちゃんに会いたいから、早くこんな場所から帰りたいな』とか考えているかもしれないよね? はいじゃあ、次のページ!」みたいな感じで。

──そりゃ想像力も育まれますよね。育児に関しては、中野さんもずっと協力的?

大森:とても協力的です。ただ、息子に「ダメだよ?」というときの対処がお互い違うかも。私だったら、「あ! でもさでもさ、今そんなことよりさ、これ食べたくない?」みたいに息子の気を外らせる方向に行くときでも、夫は徹底的に論理的にダメな理由を教え諭すんですよ。「いや、でも君が今そんなことしたら、この子はこうやって思うかもしれないから。そしたらお互いに嫌な思いするじゃん?だからダメなんだよ?」って......言いそうじゃないですか?(笑) だから私は「パパうるさいねー?」って。

──はははは。じゃあ、子育ての方針で特に衝突することもなく?

大森:ああでも、彼は子育ての計画を自分で立ててパッパとやるタイプなんですよ。「それ、私にも細かく共有してくれないと分からないじゃん?」と思う時はあります。大まかなスケジュールはカレンダーでお互い分かるようにしてあるんですけど、ちょっとした予定とかって、一々書かないじゃないですか。それを言わずにやられているときとかは「言わないとわかんないよ」って。

──それはきっと、夫婦間に「子育て」という新たな共同作業ができたことで、細かいタスクの共有が以前よりも単純に増えたということですよね。

大森:そうですね。ほんと些細(ささい)な......例えば「今日はどっちが保育園に迎えに行くんだっけ?」みたいなことですが。私が(幼稚園)に迎えに行ったら「もうパパが迎えに来ましたよ」って。「なんで言ってくんないの?」みたいなことはよくあります(笑)。

■家族であろうが、究極的には「他人」だと思うのは大事だと思う

──妊娠中に不安に襲われるなどしたことはありましたか? 僕は川上未映子さんの『きみは赤ちゃん』を読んで、男性はどんなに頑張っても体では理解できない部分ってあるよな......と思ってしまったのですが。

大森:私も読みましたよ。妊娠した時は『きみは赤ちゃん』も含めて関連本をひととおり読んだのですが、基本的にネガティブな情報や愚痴の方が、ネットっていっぱい回ってくるものだし「そんなに怖いものなのかな?」「そんなに大変なのかな?」ってめっちゃ思って。そこで一番勇気づけられた本は、ユッキーナ(木下優樹菜)の『ユキナ産。』でしたね(笑)。いろんな悩みやネガティブな出来事に対して、ひたすらポジティブに考えて書いてあるんですよ。「ママになったら、こんなファッションを楽しんでいる」みたいな情報の方が、私にはすごく向いていました。

サムネイル
「対話をちゃんとできる夫婦関係であることが一番重要なのだと思う。」


悲観的に考えて怖くなるのって無限だと思うんです。もちろん、情報として知っておくのは悪いことではない。けど、出産も育児もそんな悲しいことばかりじゃないので、なるべくポジティヴ情報を集めたかったし、自分もポジティブ情報を出していきたいなと思っていましたね。

──最近、小泉進次郎・環境大臣が育児休暇を取ったことが話題になっています。夫婦での育児の役割分担などについて、思うところはありますか?

大森:育児に関しては、正直なところ「夫がいない方がやりやすい」と感じてる人、わりと多い気がするんですよね(笑)。で、そういう対話をちゃんとできる夫婦関係であることが一番重要なのだと思う。「この日はいてほしいけど、普段は定時で帰ってきてくれるだけで良いから。その代わりこれとこれはやってほしい」みたいに、やれることやれないこと、やってほしいことなどを細かく共有できるのが理想ですよね。

私がやって良かったことの一つは、夫に出産の立ち合いをしてもらったこと。男の人はどうしたって出産を体験できないわけですが、立ち合うことで育児への意識も違ってくるんじゃないかと思うんです。なので、必ず(立ち合いは)してほしいと言いましたね。それに対して、夫はもちろん、彼のバンド・メンバーもみんな肯定的に受け止めてくれて、こちらを優先してくれたのがありがたかったです。

──大森さんは、生きづらさを抱えている女性から相談を受けることも多々あると思うのですが、そういう人たちへの向き合い方やまなざしみたいなものが、子育てをしたこの5年で変化した部分はありますか?

大森:確かに、いろんな人から話を聞く機会は多い方だと思うのですが、生きづらさを抱えている人の多くはやはり家庭に問題がある場合が多いんですよね。ZOC(大森も参加するアイドルユニット)でリリースした「family name」という曲は、まさにそのことを歌っています。家庭との距離の取り方など、自分で自由に決めていいんだと思い至るところまでが、長い道のりだったりする場合がめっちゃ多くて。自分が子供を作るとなった時に、そのことに対する「責任」みたいなものは......確かに感じる。ただ、あまり思い詰めてもこっちがおかしくなっちゃうじゃないですか。

──そうですよね。

大森:家族であろうが、究極的には「他人」だと思うのは大事だと思う。例えば家族を愛せなかったときに、「愛さなきゃいけない」という自責の念に囚われると思うんです。逆に愛しすぎて、「いつかは離れていく」ということが認識できなくなってしまったりね。しょせんは自分と違う生き物であり、自分とは違う人格を持っていて、自分とは違う人生があるのだという認識がなくなることに問題が発生する気がしていて。まずはそこをちゃんと認識して、「違う人」として(家族を)面白がるくらいの距離でいることが、気持ちも楽になるんじゃないかなって、今は思っていますね。

──今、子育てしていて一番不安に思っていること、課題点などはありますか?

大森:今、とにかく子供の数が少なすぎますよね。そうすると、私たち世代のしわ寄せが1人あたりにたくさん行ってしまうのが心配です。それを回避するためには、われわれが退職を遅らせて年金をもらう年齢を引き上げるしかないじゃないですか。そのためにも健康に気をつけようって。

──それ、めっちゃ思います。

大森:ですよね(笑)。私は今、いわゆるロックシーンと呼ばれる場所に身を置いているわけですけど、ロックフェスなどに出演するとロックのレジェンドたちが、いまだにステージに立っている。そういうのっていいなと思うし、自分もそのくらいの年齢になったときに、成長した息子たちを前にちゃんとステージに立っていられるのかな? と。これから出てくる若い世代の人たちは、新しい音楽をどんどん切り開いていくと思うのだけど、私がやっている音楽活動は今後も私にしかできないことだから。それをこれからもずっと続けていけたらいいなとは思っていますね。そのためには体力が必要ですから、ちゃんと体を鍛えようと。そんなことは、子供が生まれるまでは考えたこともなかった(笑)。

■ネガティブな感情を孕(はら)む「愛」を、ポジティブに転換させるにはそれなりのパワーが必要

──シンガー・ソングライターとして、作風にも変化はありましたか?

大森:子供ができたことで、社会的な視点が増えました。それは、私のように喜怒哀楽全ての感情を音楽に封じ込めようと思っている人間にとってはありがたいことだなと思います。あと面白いのは、自分が作った曲の中でも息子がすぐ覚えるものと、全然覚えないものがあって。キャッチーであればあるほどすぐ口ずさむので、息子が覚えてくれた曲はいい曲なんだなって思いますね(笑)。確かそれ、桑田佳祐さんもおっしゃっていたかも。子供に聞かせてすぐ覚えたら、「これは売ったほうがいい曲だ」という一つの判断材料になる。

──なるほど。面白いですね。

大森:私の曲、基本的にメロディが動き過ぎなので覚えづらいみたいですけど。やっぱりシンプルでキャッチーなほうが子供は覚えやすいので、サビくらいはそうしようかなって思うようになったのも、大きな変化の一つです(笑)。

サムネイル
「取り扱いに注意が必要だからこそ、みんな『愛』の正解を探して音楽を書いたり聴いたりしている。」


──お子さんが生まれたことで、「愛」の伝え方も大きく変わったのでは?

大森:うーん、どうだろう。「愛」こそ一番ネガティブな感情を孕(はら)んでいるものだったりするわけじゃないですか。取り扱いに注意が必要だからこそ、みんな「愛」の正解を探して音楽を書いたり聴いたりしている。そのネガティブな感情を孕(はら)む「愛」を、ポジティブに転換させるにはそれなりのパワーが必要で。愛しているからといって、何をやってもいいわけじゃないし、やっちゃいけないことっていっぱいあるわけですよね。例えば「愛している状態じゃなくなったから好きじゃなくなりました」「愛してるから殺せます」みたいな考え方には全然賛同できないんですよ、「殺したい」までは賛同できるけど(笑)。

いわゆる「メンヘラ」と言われる道筋の曲でも、全く賛同できないものがたくさんあって。自分はやっぱり闇の中にも「光」を見いだすような、闇に囚われてしまった人の中での一番美しい結末や、せめて音だけは美しくしようという意思みたいな。そこを少しでも持ち上げることを音楽でやっているつもりなんです。ただし、そこに至るまでには「地獄」もあることはちゃんと描いていきたくて。そこがうまく伝わらないなと思う時はたくさんありますね。

──今、SNS上ではフェミニズムの問題などで男女の分断が進んだり、世代間の認識の違いで衝突が起きたり、個人的には閉口することが多いのですが、大森さんはどんなふうに感じていますか?

大森:あらゆることに対して「善い」か「悪い」しかない、「ネガティブ」か「ポジティブ」しかない状況に、ちょっと暴力的だなと思うことは確かにあります。「自分と同じじゃないやつは敵」みたいな。基本、思想なんて10人いたら10人とも違うし、そこがわかってないと議論にならないのに、画一化しようとしている感じはありますよね。「ポスター」がどうとか、仮にやろうとしていることがいいことだとしても、「そんなに暴力的にならなくても良くない?」と思うことはすごく多いです。

──ブレイディみかこさんの著書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』に、「多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすことなんだ」という記述があるのですが、多様性の「面倒臭さ」を引き受けられない人が多いなという印象があります。

大森:「多様性が大事」と言っている人に限って全然多様性がないじゃん! って思うこと多くないですか?(笑)それはわりと毎日感じます。なんか最近SNSを見ていると、昔自分が愛して入り浸っていた頃のSNSとはだいぶ違うものになってきちゃったなあって。ちょっと居づらいですよね。それよりは、面と向かって話すほうがずっと面白いと思うモードに自分がなってきたのがヘンだなあって感じています(笑)。

■自分の孤独は誰にも分けたくないんです。「宝物だからあげない」という気持ちでいる

──ところで、2月12日にリリースされるベスト・アルバム『大森靖子』の特設サイト(外部サイト)には、たくさんの著名人からのコメントが寄せられていて、その一人ひとりに大森さんがコメント返しをしているのがとても大森さんらしいなと思って。

大森:コメントをもらいっぱなしなのは申し訳ないし、昔のInstagramやFacebookみたいに人間関係を着飾っているように自分が見えちゃったら嫌だなと思って(笑)。せっかく好意を持って、熱量を持って書いてくださったコメントなので、単純に見せびらかすようなものじゃなくて、私が普段その人と接しているのと同じテンションでコメントを返したら、読んでくれた人に関係性や距離感なんかも伝わるんじゃないかなと。

──本当にいろんな人からコメントが寄せられているじゃないですか。それは大森さんの、これまでの活動の積み重ねであるのは当然として......なぜ大森さんはそんなに愛されているのですか?

大森:ええ?(笑) 気持ち的にはなんか「私は友達いないなあ」と思いながら生きてきたので、こんなにコメントをもらえるなんて自分でも不思議です。人に愛されていることを、忘れないようにしなきゃと改めて思いましたね(笑)。

音楽を作る行為ってとても孤独だし、そこに向き合っていかなきゃならないんだけど、その「孤独」を人に投げつけてしまったら、それは「愛情のマナー違反」だと思うから、それをしないように作品作りをしているところもあるんです。自分の孤独を人に投げるのが、一番危ないと思うんですよ。例えば「自分の夢を子供に叶(かな)えさせる」とか、逆に「自分がされた暴力を子供にしてしまう」とか、どちらも自分の孤独を投げていることじゃないですか。

サムネイル
「自分の孤独は誰にも分けたくないんです。」


──孤独と向き合うことが耐えられないというか。

大森:私は多分、自分の孤独と向き合っている時が楽しいんでしょうね。だからこそ、それを作品として落とし込めているのかもしれない。自分の孤独は誰にも分けたくないんです。「宝物だからあげない」という気持ちでいるし、そうやって守っている状態の方が、実はその孤独をみんなに見てもらえるというか。それで「めっちゃいいじゃん」って思ってくれた人が、ああやってコメントを書いてくださっているんじゃないかな。「私の孤独も見てください」って。それぞれが「崇高な個」でいることが、何よりも大切なんですよ。それは家族でも仕事でも同じなんじゃないかな。

──孤独という「宝物」をぶつけ合うのではなく、互いの「宝物」を尊重し慈しみ合うことが「愛」なのかもしれないですね。

大森:ただ、すごく冷徹なところも私にはあります。「この人、面白い」と思えるところがない人には本当に無関心だから(笑)。面白い人が好きなんですよね。で、その面白がるポイントが人とちょっと違ったり、人が認めなかったところを私は面白いと思っちゃったりしているのかなって。どちらかというとダメなところしか好きになれない(笑)。「違和感」みたいなところに面白さを見つけているのかもしれない。

──そういうまなざしは、例えばアイドルなどに楽曲提供をする時にも生かされていますか?

大森:ああ、それがうまくできた時が一番気持ちいいですね。しかも「絶対に愛せないだろうな」という部分の方が、結果的に好きになれたりするので(笑)、そういうところを探してうまく引き出すようにしています。そういう性癖なんでしょうね。

──それって、自分のための楽曲とは作り方も違いますか?

大森:曲にもよるんですけど、自分の曲の場合は......単純に「こういう音を出して、こういう歌詞をつけてみたいな」とか、「今こういうことが世の中で歌われてないな」とか、「こういう方向性の曲が今は多いのに、『ここ』が歌われてないのっておかしいよね?」とか、そういうモチベーションから作ることが結構多い。そうじゃない場合は「自分が誤解されてる」と思っちゃった時に曲を作っています。「本当はこうなんだよ」と思っているのに分かってもらえてないのは、ちゃんと言語化していないからなのかな、じゃあ曲にしないとダメだよねって。そこから「マジックミラー」や「死神」のような曲が生まれた気がしていますね。

でも、そういうモチベーションから作ると、その感情の方が強くなってしまったり、意思を持ちすぎたりして曲としてのパワーが失われるし、説教っぽくなってしまう。曲としてバランスが悪くなりがちなので、サビで盛り上がったりライブ映えしたりする曲も作るようにもしています。どちらか一方だけじゃダメなんですよね。

──情動の赴くままに曲を作っているようで、実は大森さんってテクニカルで職人的な部分もちゃんと持っているんですよね。

大森:あははは。バランスだと思いますね。どちらか一つだけでもダメだと思っていて。均等じゃなくてもいいから、両方の成分がちゃんと入っている曲がいいと思う。ただ、テクニカルな部分は、ちゃんと持っている人に比べたら自分はまだまだ足りないので、それをどのくらい入れるかは重要です。あと、飽き性で同じ曲が作れないから(笑)、それでバランスが取れているのかもしれない。

大森:私はやっぱり「ボーカル」が一番好きなので、常にそこに注目しているんですけど、今すごく面白いなと思っているのは、例えば「歌い手」と呼ばれる界隈(かいわい)の人や、声優さん、アイドルの歌です。それぞれ歌い方に特徴があるんですよ。「この会社の、このアニソンを歌っている人は、こういう歌い方」とか、アイドルの中でも「このアイドルはこういう歌い方」「このアイドルはこういう音域」とか、それがすごく面白い。そんな中で、まだ自分が曲を書いたことがないカルチャーの人とやってみたいです。例えば男性の歌い手アイドル。「なんでこんな歌い方なんだろう?」って思うくらいクセがあってめちゃ面白いんですよ(笑)。いつかそういう人たちに楽曲提供してみたいです。

サムネイル
大森靖子


【GYAO!動画】大森靖子ミュージックビデオ>>

大森靖子 公式サイト(外部サイト)>>

大森靖子 公式Twitter(外部サイト)>>

■大森靖子(おおもり・せいこ)
1987年9月18日生まれ、愛媛県出身。2007年に弾き語りで音楽活動をスタートして、2014年にメジャーデビュー。道重さゆみ、アップアップガールズ(仮)、℃-uteなど近年は楽曲提供も積極的におこなっている。

■トレンドニュース「視線の先」 ~築く・創る・輝く~
エンタメ業界を担う人が見ている「視線の先」には何が映るのか。
作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

(取材・文・写真/黒田隆憲)