2年前に今の日本を予見? 注目集める『アンナチュラル』がGYAO!で配信中

2020/3/13 15:00

2018年にTBS系で放送されたドラマ『アンナチュラル』が、3月13日から無料動画配信サービス「GYAO!」で再配信される。「不自然な死」と向き合う法医学ミステリーである同ドラマが、今改めて脚光を浴びている。

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『アンナチュラル』主演の石原さとみ


出色のミステリーでもあり、ヒューマンドラマ要素も人気だった傑作ドラマ/『アンナチュラル』第1話~第3話無料配信中>>

『アンナチュラル』は、『逃げるは恥だが役に立つ』を手がけた脚本家・野木亜紀子による一話完結ミステリードラマ。石原さとみ演じる法医解剖医とその仲間たちが、「死」の裏にある謎や事件に挑む。舞台となるのは、日本に新設された死因究明専門のスペシャリストが集まる「不自然死究明研究所(UDIラボ)」。そこに運び込まれるのは、「"不自然な死"(アンナチュラル・デス)」の怪しい死体ばかり。法医解剖医である三澄ミコト(石原さとみ)は、クセの強いメンバーたちとともに、未来の誰かを救命するために連日UDIラボに運び込まれる死体に向かいメスを握る。

第1話では、中年夫婦がUDIを訪ねてきた。突然死した息子・高野島渡(野村修一)の死因に納得がいかないためだ。警察医の見立てでは「虚血性心疾患」(心不全)だが、ミコトたちが解剖をしてみると心臓ではなく急性腎不全の症状が見つかる。早速、薬毒物死を疑い詳細な検査にかけるが、死因となった毒物がどうしても特定できない。そんな折、高野島の浮気相手でもあった同僚女性が原因不明の突然死を遂げていたことが判明する。死因を究明すべく高野島のアパートでミコト、六郎(窪田正孝)、東海林(市川実日子)が調査をしていると、高野島の婚約者・馬場路子(山口紗弥加)が現れた。馬場の仕事は、なんと劇薬毒物製品の開発。馬場が、もしまだ誰も知らない未知の毒物、すなわち「名前のない毒」を開発していたとしたら......。

実はこの第1話には、「コロナウイルス」「濃厚接触」「院内感染」「PCR法」といった、現在連日のように見聞きするようになった言葉が登場する。そのことから、一部で今の日本の状況との共通点を指摘する声が上がっている。もちろん現実とは無関係なストーリーだが、綿密な取材をもとに制作されていたことがわかるだろう。すでに同ドラマを見た人でも、今改めて見ることで、当時とはまた違った気づきを得られるかもしれない。

配信予定は、1~3話が3月13日(金)~25日(水)。4話以降は順次配信予定となっている。

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(文/大木信景@HEW