小籔千豊、現在のテレビ業界への違和感を明かす「日本を良くするために番組作ってる?」

2020/5/14 17:23

お笑い芸人の小籔千豊が、現在のテレビ業界に対する思いを明かした。「『結果、日本を良くするために番組作ってる?』と問いたくなるときが、ちょっとあります」と違和感を吐露している。

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『ハイパーハードボイルドグルメリポート』出演の小籔千豊


小籔千豊が考える、現在のテレビ業界の在り方>>

人気ドキュメンタリー番組『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(テレビ東京系)の番外編として、番組MCを担当する小籔と上出遼平プロデューサーが収録後に語り合う映像が公開された。

同番組は、「ヤバい人たちのヤバい飯を通して、ヤバい世界のリアルを見る番組」。上出プロデューサーによる書籍版『ハイパーハードボイルドグルメリポート』(朝日新聞出版)が出版された際、ジャーナリストの田原総一朗は「これはあきらかに、テレビのささやかならぬ暴動である。」というコメントを寄せた。その流れで、話題は現在のテレビ業界へと移っていった。

小籔は、「やれ不倫だ、やれ謝罪せーへんかった、謝罪しただ、そんなことでテレビが毎日ギャーギャー言っている」と指摘。「愛情満載のテレビがもうちょっと増えてもいいのかなと思ったりする」と提言し、「『結果、日本を良くするために番組作ってる?』と問いたくなる時がちょっとあります。『俺らさえ儲(もう)かったらええねん、あいつがどんな人生になろうが知らんがな。数字上がったらええもん』になってたりしませんか、お偉いさん? と思うときはあります」と視聴率優先に偏った番組作りへの違和感を投げかけた。

「いろんなものがあってええとは思いますけど......」と悩みながらも言葉を重ねる小籔。「誰かのために番組作ろうと思ってくれている人がひとりでも多くなっていけばいい」と願う一方で、「当たり障りのないことを言い続ける以外は、誰かを傷つけてしまうことになる」と意見を発信する難しさについても語った。

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(文/原田美紗@HEW