【『半沢直樹』第8話おさらい】黒崎(片岡愛之助)の「大っ嫌い!」がいじらしい......ライバルたちと共闘する"胸アツ"展開

2020/9/18 14:42

TBS日曜劇場『半沢直樹』第2シーズンの第8話が、9月13日に放送された(毎週日曜21時より放送)。シリーズおなじみの敵役である大和田(香川照之)や黒崎駿一(片岡愛之助)たちが半沢直樹(堺雅人)に力を貸すエピソードだった。

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『半沢直樹』第8話


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「タスクフォース合同報告会」で、開発投資銀行と共に債権放棄を断固拒否した半沢(堺雅人)は、国土交通大臣の白井(江口のりこ)を失墜させることに成功。しかし、黒幕である進政党幹事長・箕部(柄本明)は激怒し、本格的に東京中央銀行つぶしに取り掛かる。そのせいで、中野渡頭取(北大路欣也)が参考人招致されるピンチに......。また、紀本常務(段田安則)は箕部と深いつながりを持ち、何かたくらんでいるらしい。

中野渡、箕部、紀本の関係とは? その謎に迫ろうとしていたとき、半沢は、タスクフォースの再建草案を見て、赤字路線の羽田・伊勢志摩路線が撤退リストから外されていることに気づく。伊勢志摩といえば、ほかならぬ箕部の選挙地盤であり、彼が建設に尽力したことから地元では"箕部空港"と呼ばれる場所だ。

半沢は、すべてのカギを握るのは箕部だと確信。あらゆる手段で手がかりを探す中、黒崎(片岡愛之助)もまた箕部を追っていると知る。東京中央銀行の合併前、箕部と"何か"があったのではないか? その疑いのもと、中野渡と紀本の出身である東京第一銀行で、かつて箕部との間にあやしい融資があったことを突き止める。さらに詳細を追求するべく、半沢は大和田(香川照之)と一時的にタッグを組むことになった。

なんと第1シーズンで半沢と対決した福山(山田純大)も彼に協力。さまざまな協力を得て、半沢は、旧東京第一銀行時代に行われていた不正融資の罪を背負って自殺したとされている牧野元副頭取(山本亨)へとたどりついた。

なじみの小料理屋の女将・智美(井川遥)の驚きの過去も判明。なんと彼女は元銀行員で、中野渡頭取の部下だったのだ。智美は、「牧野さんは無実です」と訴える。そして、牧野が亡くなった後、当時の審査部長だった紀本に多額のお金が振り込まれたことを明かした。

黒崎、大和田、"タブレット福山"と、敵役の共闘という熱い展開が続いた第8話。大和田と半沢の「おねしゃす......」「おねしゃす?」「お願いします! これでいいだろ!」というやり取りと、一瞬交わした握手は、コミカルでありながらもシリーズ屈指の名場面と言える。

しかし、名シーンという意味では黒崎も負けていない。第2シーズンに入ってからは、半沢を「直樹」と下の名前で呼び、もはや敵役でありながら、恋する乙女のようになっていた黒崎。「最後にひとつ教えてあげる。伊勢志摩ステートを調べなさい」と半沢にヒントを与え、「あなたのことなんて大っ嫌い! だから最後まで私の大っ嫌いなあなたでいてちょうだい」と思いを託す姿がいじらしい。

なお、9月20日に放送される第9話から、物語は最終決戦へ。箕部と直接対峙(たいじ)するも不正融資について認めさせることができなかった半沢は、黒崎が最後に残した「伊勢志摩ステート」というヒントを手掛かりに、伊勢志摩へと飛ぶ――。

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(文/原田美紗@HEW