赤い眼の巨人がトラウマになる!? SFカルト超大作『ファンタスティック・プラネット』を無料配信中

2020/12/24 17:12

カルトアニメの金字塔『ファンタスティック・プラネット』を動画配信サービス「GYAO!」にて12月29日23時59分まで無料配信中。巨人と人間の戦いを独特のタッチで描き、まるで悪夢のような(!?)映像美が展開される。

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映画『ファンタスティック・プラネット』


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ある惑星で、人類(オム族)は、赤い眼を持つ巨人ドラーグ族に虐げられて暮らしていた。主人公テールは仲間たちと共にドラーグ族への反逆を企てるが、ドラーグの<人類絶滅作戦>は人類を虫けらのように蹴散らしていく――。原作は、フランスのSF作家であるステファン・ウルの小説『オム族がいっぱい』。

「一度見たら忘れられない」という言葉は、『ファンタスティック・プラネット』のために存在するのではないだろうか。真っ赤な眼に、真っ青で巨大な体を持つドラーグ族のビジュアルにまず度肝を抜かれる。さらに奇妙な造形の植物、動物が続々と登場し、「こんな作品、見たことがない!」と言いたくなることだろう。幻想的な作風で知られる画家ローラン・トポールと、フランスアニメ界の鬼才ルネ・ラルー監督のコンビによって生み出された本作では、悪夢のような(もちろん誉め言葉である)光景が万華鏡のように鮮やかに繰り広げられる。

『ファンタスティック・プラネット』に対しては、「『2001年宇宙の旅』『惑星ソラリス』に並ぶSF映画のカルト超大作」との呼び声も高く、こちらの評価に異論を唱える映画好きは少ないのではないだろうか。本作は、アニメとして初めてカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品された上に、やはりアニメとして初めての審査員特別賞を受賞した映画史に名を刻む一作であるだけに、映画好きなら必見! ......なのだが、覚悟して鑑賞しないと、あまりに強烈なビジュアルのせいで、その夜はうなされるかも?

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(文/原田美紗@HEW