4分間の大会に出ないだけ、舞台こそ僕ら"和牛"の生きる道『情熱大陸』

2021/3/12 16:33

若手漫才の日本一を決めるお笑いコンテスト「M-1グランプリ」。そのタイトルを手にすれば、テレビなどのエンタメ業界で一気にスターダムにのし上がれるため、多くの漫才師にとって目標の一つになっている。この戦いで、毎年のように優勝候補と目されながらも、そのタイトルを逃し続けてきた漫才師がいる。

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『情熱大陸』漫才師・和牛


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ボケの水田信二(40)ツッコミの川西賢志郎(37)による二人組の漫才コンビ・和牛。おととし、出場資格を2年残したまま突如、"M-1卒業"を宣言した。「4分の漫才の大会に出ないだけで、面白い漫才をやることは変わらない」飄々(ひょうひょう)と話す2人の言葉にうそはなさそうだ。

今や芸人の活躍の場は、テレビやラジオだけでなく、YouTubeや海外進出など多岐にわたる。誰にどうやって自らの笑いを感じてもらいたいのか? 和牛が選んだ答えは「漫才師として舞台を第一にすること」だった。いま2人はテレビやラジオのレギュラーを抱えながらも、1年間で500ステージをこなしている。

番組は「面白い漫才」をとことん追求する2人の日々を取材。例えば、舞台直前。客席のお客さんの年齢層や男女比、団体客の有無などいくつもの要素を細かくチェックする。そして、そのときにベストのネタを披露し、ネタが終わるや否やネタの反省を始める。「和牛さんほどネタにストイックな人はいないです」と後輩たちも口をそろえる。

「テレビは番組側のやりたいことが決まっている。それは自分たちには合わないと思った」自らの笑いに妥協しない強い信念を素直に語る場面も。また水田・川西それぞれが自身の"笑いのルーツ"と語る場所を訪れたり、新ネタを作る様子など、ブレない"漫才師"としての生きざまに迫る。

■和牛(わぎゅう)
2006年コンビ結成。ボケ・水田信二(40)は愛媛県、ツッコミ・川西賢志郎(37)は大阪府出身。調理師免許を持つ水田の"料理キャラ"で徐々に人気に火が付くと、2010年代はネタで一気にブレイク。M-1グランプリでは2015年以降、5年連続決勝進出、3年連続準優勝の記録を残す。現在は多数のテレビレギュラーの他に、ラジオ、エッセイの連載などを抱えながら、年間500ステージをこなしている。

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(文/トレンドニュース編集部)