【インタビュー】とけた電球「"恋"だけじゃなくて"愛"も歌っていきたい」

2021/3/17 12:00

動画配信サービス「GYAO」、ストリーミングサービス「AWA」のフォローアップのもと、日本工学院専門学校の学生がアーティストインタビューを行う、ネクストブレイクアーティストをプッシュするコラボレーション企画『G-NEXT』。

今回の選出アーティストは、ドラマ、映画のタイアップとして2021年に入り2月16日に「灯」「どうすんの?」、3月3日に「ふたりがいい」の3曲を配信リリースしたバンド"とけた電球"。心に響く歌詞や即興的で中毒性の高いライブ演出で注目を浴びているが、コロナ禍の活動制限の中で届ける作品への思い、ライブへのスタンスを訊(き)いた。

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4人組バンド・とけた電球


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──早速ですが、2021年に入り立て続けにドラマ、映画のタイアップとして3曲の配信リリースをされていますが、オファーをいただいた時の率直な気持ちを教えてください。

岩瀬賢明(以下:岩瀬):映像に自分たちの曲が使われるっていうのはやっぱり音楽やる上でひとつの目標だったりしたのですごく嬉しかったです。何よりコロナ禍でライブができない状況で、目的目標になることをいただけたっていう面でもありがたい機会だなって思いました。

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岩瀬「この映画の中での"希望"になってほしいって言われてました。」


――直近3月3日にリリースされた「ふたりがいい」に関してですが、こちらは映画『NO CALL NO LIFE』の主題歌となりますね。楽曲制作に際してリクエストはありましたか?

岩瀬:監督の井樫さんからは、歌詞は暗い感じのことを書いてほしいけど、逆に曲調は明るめで、この映画の中での"希望"になってほしいって言われてました。僕らとしてはそういう曲をやったことなかったのと、僕が今までしてきた恋愛と映画の主人公ふたりの恋愛がかけ離れていたので難しかったですね。歌詞に"無敵感"を入れてほしいとも言われて表現したのが《二人ならどこでも生きれる気がしたんだ》って歌詞です。

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よこやま「"あ、マジなんだ"って思って(笑)。」


――そうなんですね。作品が出来上がって、実際に流れているのはご覧になりましたか?

よこやまこうだい(以下:よこやま):試写会を見に行った時に「ふたりがいい」が流れてて、"あ、マジなんだ"って思って(笑)。自分のバンドの曲が映画の主題歌になる経験ってあまりないと思うので感動しました。

岩瀬:試写会で自分たちの曲が流れるまでは反響とか怖かったりしたんだけど、クレジットでバンドの名前が出た時に嬉しくて、"この曲歌っているの僕なんです、見てみて~"って心の中で思ってました(笑)。誇らしかったです!

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境「"ドラマを思い出したらこの曲も思い出す"そんな作品になれば嬉しい」


境直哉(以下:境):中学生の時に、いきものがかりの「プラネタリウム」っていう曲がドラマの主題歌で使われていて、そのドラマ自体も好きだったけど曲にも救われていたことがあって、誰かにとって"ドラマを思い出したらこの曲も思い出す"、そんな作品になれば嬉しいなってしみじみ思いましたね。

――2月にリリースされたマンガ原作の実写ドラマ『ホリミヤ』の楽曲についてもお聞きしたいのですが、オープニング曲「どうすんの?」では、まっすぐな思いだったり"恋"を、エンディング「灯」ではこれからの決意だったり"愛"を感じるなって思ったのですが、どのように制作されたんでしょうか?

岩瀬:メンバー全員が曲を作れるので、何曲か出しあって選んでいきました。オープニングは始まり感がとても大事だと思っていて、表面的に見るとやっぱり高校生の恋愛という印象が強いので、ワクワクみたいな部分を意識して「どうすんの?」を選んでもらったのかなと思ってます。「灯」は、おっしゃる通り"愛"について僕が書きました。漫画を読んで思ったのは、掘り下げた時にぶつかるのがやっぱり"愛"っていうテーマなのかなってことで作りました。今後、"恋"だけじゃなくて"愛"も歌っていきたいなって思っていたので、チャレンジ要素も含めてできた曲です。

――「灯」というタイトルはどういったイメージでつけたものですか?

岩瀬:愛を描くことにチャレンジしていたので、タイトルまで全て僕が作りたいなって思ってました。レコーディング中に紙にイメージを書いたりして、《優しさの奥で灯っていたい》って歌詞があるんですけど、誰かを思った時に心にともっていられるような楽曲になればいいなと思ってこのタイトルをつけました。

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高城「今までと違う状況に勇気がいるというか、僕は怖くて。」


――「灯」のMVの再生回数が伸びているようですが、周りの反響はいかがですか?

境:数字が伸びていることへの嬉しさと言うよりも、日常的にTwitterで"とけた電球"って呟(つぶや)く人以外にも僕らの曲を聞いてくれて、そういう人たちに可視化できてちゃんと届いてるって実感があって、それが嬉しかったですね。

高城有輝(以下:高城):みんなではしゃぎ合うようなシーン(ドラマ仕立て)や、しっかり演奏シーンを撮ったりとか、今までと違う状況に勇気がいるというか、僕は怖くて。でも、結果的には良い声をいただける機会が多くて、ちゃんと刺さって届いているんだなっていう実感があります。僕らは結婚式の準備をしているような役で主人公は映っていない。その余白のような感じが良くて、みんなが感情移入できるMVにもなったのかなと改めて見て思いました。

――私たちはコンサートイベント科なので伺いたいのですが、コロナ禍でのライブ事情から意識してることがあったら教えてください。

境:これからのライブってめちゃめちゃ楽しくなると思うんです。最近は一人で音楽を作ってネットで配信をして広めていけるし、リスナーにもそれが自然としみついてるだろうけど、でも僕らはライブをやりたい。そこにはライブが好きな人たちが集まってて、めちゃめちゃ楽しい空間になるはず。そこに来てくれた人たちには良い気分で帰ってほしいから、そうなるよう心掛けたいし忘れちゃいけないことだと思っています。

高城:ライブって視覚で見て振動を感じて耳に音がきてみたいな、その体感って配信ライブでは感じずらいし、そこが生ドラムをたたく意味だと僕は思ってます。メンバーみんなこだわりが強くて、合わせる気はあるけど俺だ俺だみたいなところもあって(笑)、でもその絶妙なアンバランスさのバランス感がこのバンドの魅力だとも思うので、生のライブで体感してもらいたいし聴いてもらいたいです。

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とけた電球


――では最後の質問になります。漠然とした質問ですが、あなたにとって音楽とは?

境:なくなったら息できないかもしれないものと思っています。今回AWAさんのプレイリストで"人生を変えた一曲"をどうだったかなって考えて、ベートーベンのピアノソナタを選んだんです。小学校の時に好きで、そのきっかけでピアノ曲を作ったのが、なんとなく作曲の始まりだったんです。ずっと音楽以外の趣味がなかった人間なので、これがなくなってたら困るし、これからも音楽とともに生きていけたら良いなと思っています。

岩瀬:音楽を始めたころから漠然とずっとこれをやっていきたいなって思っていて......、今は"とけた電球"でずっとやっていきたいと思ってて、本当、ずーっと青春が今でも続いてるみたいな。音楽はずっと僕の青春です。

よこやま:自分はやりたいっていう思いがあって音楽を始めた訳じゃなくて、でもライブやっていた時に、生きる道はこれしかないなって思うタイミングがあって没頭したんです。これをずっと続けることが最終目標みたいな、音楽をやる以外は趣味でこれ以外の仕事はしないぞって。だから、ずっと続けたいものです。

高城:なんかすごいテーマが大きいんですが、極論はなくてもいいもので彩り的なものだと思っています。僕カレーが好きなんですけど、カレーで言うならスパイスみたいな(笑)。人によっては別になくてもいいもので、でも僕自身としては音楽と一生付き合っていくんだなって感覚はあるんです。音楽はちょっと人生をおいしくするスパイスみたいなものかなと思います。

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取材したメンバーと一緒に撮影


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■商品情報
2021年2月16日リリース 配信シングル「灯」「どうすんの?」
2021年3月3日リリース 配信シングル「ふたりがいい」

■とけた電球(トケタデンキュウ)
岩瀬賢明(Vo、Gt)、境直哉(Key、Cho)、よこやまこうだい(Ba、Cho)、高城有輝(Dr、Cho)の4人からなる神奈川県出身のバンド。2012年5月、高校のマンドリンクラブで出会ったメンバーで結成。TOKYO FM「閃光ライオット2013」ファイナリストとして10代で日比谷野外大音楽堂に出演。 心に響く歌詞、即興的で中毒性の高いライブ演出が注目を浴びている。

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作品には、関わる人の想いや意志が必ず存在する。表舞台を飾る「演者・アーティスト」、裏を支える「クリエイター、製作者」、これから輝く「未来のエンタメ人」。それぞれの立場にスポットをあてたコーナー<視線の先>を展開。インタビューを通してエンタメ表現者たちの作品に対する想いや自身の生き方、業界を見据えた考えを読者にお届けします。

※文中の「高城」の「高」は「はしごだか」表記

取材:椎名康予、阿部祭、松丸奈々(日本工学院 蒲田校/コンサートイベント科)
撮影:内海沙南

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