「諦めるわけにはいかない」新型コロナ重症患者の最後の砦"ECMO(エクモ)"のスペシャリスト・小倉崇以『情熱大陸』

2021/3/26 18:17

肺が機能しなくなった時、血液に酸素を供給し、新鮮な血液を体内に戻すことで肺を休ませる装置「ECMO(エクモ)」。コロナ重症患者を救う最後の砦(とりで)とされている。しかし、去年の春の時点で、国内にエクモがおよそ1400台あるにもかかわらず、扱える医師は60人ほどしかいなかった。

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『情熱大陸』救命救急医・小倉崇以


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そんな中、エクモネットワークの中心メンバーとして臨床を重ねながら、エクモを扱える人材の育成に尽力してきた救命救急医がいる。小倉崇以、37歳。小倉は、いち早く日本の感染症対策の体制に危機を感じ、2015年にイギリスのエクモセンターに留学。ノウハウと技術を学んでいた。

番組が取材をスタートさせたのは去年12月、コロナ第3波の到来で、重症患者は急増している時期だった。小倉の元には、重症患者の受け入れ相談の電話がひっきりなしにかかってくる。彼はエクモを搭載した"エクモカー"を駆使し、日々対応に追われていた。

ある日、小倉にエクモネットワークを通じて緊急のミッションが入る。北信越地方の病院からのエクモ手術の支援要請で、これまでエクモの導入を複数回試みたがうまくいかなかった。小倉は現地へ向かい、エクモの取り付け手術を行う。さらに受け入れ可能な病院まで患者を長距離搬送する......。1人でも多くの命を救うために、全国を飛び回る男の戦いの日々を追った。

■小倉崇以(おぐら・たかゆき)
1983年栃木県生まれ。東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。初期臨床研修医として病院勤務をスタート。
2009年、世界的なインフルエンザパンデミックの際に、日本の感染症対策に危機感を感じ臨床を重ねながら海外留学を志す。
2015年、イギリスCambridge University Health Partner, Papworth Hospital 留学しECMOを研修。
2018年からの栃木県内の病院で救命救急医として勤務。
去年のダイヤモンドプリンセス号でのコロナ感染をきっかけに立ち上がったエクモネットワークの中心メンバーとして全国での講習会や、エクモを扱う医師のサポートを続けている。

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(文/トレンドニュース編集部)

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