「恋人には2種類あるんだよ」...恋に悩む人に刺さる! 名言連発のドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を無料配信中
2021/4/15 18:53
2016年1月期に放送されたドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(フジテレビ系)を動画配信サービス「GYAO!」にて順次無料配信中。脚本家・坂元裕二の手腕が光る名ゼリフの数々は、恋愛に悩む全ての人に刺さるものだと言っても過言ではない。
ヒットメーカー・坂元裕二「これが自分にとって最後の月9ラブストーリー」......必ず刺さるセリフがある! ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を無料配信中>>
東京の運送会社で働く曽田練(高良健吾)は、悪友が旅先の北海道で拾ったというカバンの中から、古ぼけた手紙を見つける。手紙を読んだ練は、「これは絶対に持ち主に返さなければならない」と感じ、北海道へと向かう。さびれた町で、練は杉原音(有村架純)と出会う――。
『東京ラブストーリー』や『愛し君へ』などの傑作を生み出した脚本家・坂元裕二が、記念すべき10本目の月9作品として、「これが自分にとって最後の月9ラブストーリー」という覚悟で執筆したのが本作だ。
『いつ恋』も、"坂元裕二節"とでも呼べそうなしゃれたセリフ回しが効いている。音が学生時代の恋愛を振り返るときの、「不思議だよね。好きな人って、『居て見る』んじゃなくて、『見たら居る』んだよね」(第1話)という言葉は、多くの視聴者の胸をキュンとさせたことだろう。自分では目で追っているつもりはないのに、不思議と視界にあの人がいる......。そんなことに小さく運命を感じた経験のある人は少なくないはずだ。
一方で、同じ「共感できる!」でも、「恋人には2種類あるんだよ。好きで付き合っている人たちと、別れ方がわからなくて付き合っている人たち」(第5話)というセリフにはドキッとさせられる。「『優しい』と『優しすぎる』は違うよ」(第9話)というセリフも胸に突き刺さった視聴者が多そうだ。
第1話の終盤では、亡き母が音に宛てた手紙の中で、「時に人生は厳しいけど、恋をしているときは忘れられる」という言葉が出てくる。このフレーズこそ『いつ恋』という作品のテーマだと言えよう。
本作では、有村架純、高良健吾、高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎たち6人の人気キャストが、東京という街で苦しみながらも必死で生きる若者たちを演じている。若者の貧困にも踏み込んだ物語は、視聴していて苦しくなるような描写も少なくない。しかし、人生の苦しさが描かれているぶん、「恋とは何か?」というメッセージが鮮やかに浮き上がってくるのだ。
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(文/原田美紗@HEW)

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』第1話 失くした手紙が繋いだ奇跡...二人は出逢った
ヒットメーカー・坂元裕二「これが自分にとって最後の月9ラブストーリー」......必ず刺さるセリフがある! ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』を無料配信中>>
東京の運送会社で働く曽田練(高良健吾)は、悪友が旅先の北海道で拾ったというカバンの中から、古ぼけた手紙を見つける。手紙を読んだ練は、「これは絶対に持ち主に返さなければならない」と感じ、北海道へと向かう。さびれた町で、練は杉原音(有村架純)と出会う――。
『東京ラブストーリー』や『愛し君へ』などの傑作を生み出した脚本家・坂元裕二が、記念すべき10本目の月9作品として、「これが自分にとって最後の月9ラブストーリー」という覚悟で執筆したのが本作だ。
『いつ恋』も、"坂元裕二節"とでも呼べそうなしゃれたセリフ回しが効いている。音が学生時代の恋愛を振り返るときの、「不思議だよね。好きな人って、『居て見る』んじゃなくて、『見たら居る』んだよね」(第1話)という言葉は、多くの視聴者の胸をキュンとさせたことだろう。自分では目で追っているつもりはないのに、不思議と視界にあの人がいる......。そんなことに小さく運命を感じた経験のある人は少なくないはずだ。
一方で、同じ「共感できる!」でも、「恋人には2種類あるんだよ。好きで付き合っている人たちと、別れ方がわからなくて付き合っている人たち」(第5話)というセリフにはドキッとさせられる。「『優しい』と『優しすぎる』は違うよ」(第9話)というセリフも胸に突き刺さった視聴者が多そうだ。
第1話の終盤では、亡き母が音に宛てた手紙の中で、「時に人生は厳しいけど、恋をしているときは忘れられる」という言葉が出てくる。このフレーズこそ『いつ恋』という作品のテーマだと言えよう。
本作では、有村架純、高良健吾、高畑充希、西島隆弘、森川葵、坂口健太郎たち6人の人気キャストが、東京という街で苦しみながらも必死で生きる若者たちを演じている。若者の貧困にも踏み込んだ物語は、視聴していて苦しくなるような描写も少なくない。しかし、人生の苦しさが描かれているぶん、「恋とは何か?」というメッセージが鮮やかに浮き上がってくるのだ。
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(文/原田美紗@HEW)