自分自身の切ない過去を思い出させる(!?)恋愛ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』を無料配信中

2021/4/22 18:06

米アカデミー賞6部門で受賞したミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』(2016年)を動画配信サービス「GYAO!」にて5月17日23時59分まで無料配信中。売れないジャズピアニストと女優志望、夢を追う若者ふたりの恋模様が、観る者の胸を締め付ける。

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映画『ラ・ラ・ランド』


夢か、恋か? 夢を追うふたりの恋模様に「自分ならどうする?」を自然に想像してしまう......。ラスト約7分間の映像は必見! 映画『ラ・ラ・ランド』を無料配信中>>

物語の舞台は、米ロサンゼルス。女優を目指しているが、オーディションに落ちてばかりのミア(エマ・ストーン)は、場末の店で、ピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)の演奏に魅せられる。セブは、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分に演奏したいと願っていた。それぞれ夢を持つふたりは、恋に落ちるが――。

『セッション』で高評価を受けたデイミアン・チャゼル監督は、もはや廃れた映画ジャンルと思われていたミュージカルを鮮やかに現代によみがえらせた。『ラ・ラ・ランド』は世界的なヒットを記録し、「第89回アカデミー賞」において、監督賞・主演女優賞・撮影賞・美術賞・作曲賞・主題歌賞の最多6部門で受賞を果たした。

歌とダンス全てが心を躍らせてくれる本作だが、ストーリーだって一級品。夢を追う若者たちの恋模様に、自分自身の青春時代を思い出した観客も多かったことだろう。ミアとセブは、お互いを応援して高め合う。しかし、それぞれに大きな夢を持つふたりは、だからこそ厳しい選択を迫られる......。

夢か、恋か? 鑑賞後は自然と「自分ならどうしたか?」を想像することになるはず。公開当時、賛否両論分かれて議論が盛り上がったのは、本作を「自分ごと」として捉えて感情移入した人が多かったことも関係ありそうだ。ラストの約7分間の映像は、人生というものの苦さと同時に豊かさを感じさせてくれる。

なお、デイミアン・チャゼル監督は来日会見で、映画『東京流れ者』(1966年、鈴木清順監督)に影響を受けたことを明かしている。『東京流れ者』は、GYAO!ストアにて有料レンタル配信中。

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映画『ラ・ラ・ランド』


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(文/原田美紗@HEW