島流しにされた花魁は体を売って生き延び...大女優・松坂慶子がラブシーンを熱演した映画『るにん』

2021/8/ 5 18:30

映画『るにん』(2004年、R15+)を動画配信サービス「GYAO!」にて9月1日23時59分まで無料配信中。絶海の孤島を舞台に男女の生と性が描かれたストーリーの中で、花魁(おいらん)役を演じた女優・松坂慶子がラブシーンを披露している。

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映画『るにん』


「さぁ、抱いとくれ」......流刑となった花魁は絶海の孤島・八丈島で生き延びるため、男たちを体で慰(なぐさ)める......若き日の松坂慶子が大胆ラブシーンを演じた映画『るにん』を無料配信中>>

本作は、『少女~an adolescent』で映画監督デビューを果たし、同作がヴェネチア国際映画祭に出品されるなどした俳優・奥田瑛二の監督第2作。江戸時代末期、幕府によって1804人が流罪となった流刑地・八丈島にまつわる史実を元に描いた歴史大作だ。

火付けの罪で八丈島に流刑となった花魁・豊菊(松坂慶子)は、御赦免状を得て江戸に帰るため、男たちに体を売って生き延びていた。そんな彼女の前に、ばくちの罪で流刑となった喜三郎(西島千博 ※現・西島数博)が現れ、「俺が江戸に帰してやる」と誓うが――。

島流しにされた花魁・豊菊役を演じたのは、若き日の松坂慶子。真っ白な肌をさらし、大胆なラブシーンも演じている。松坂演じる豊菊は、絶海の孤島で不安を抱えながら、日々、男たちの愛欲を一心に受け止める役どころだ。華やかな着物を乱しながらも決してしたたかな表情は崩さず、「さぁ、抱いとくれ」と男たちと肌を重ねる姿に目を奪われる。

いつか再び江戸に帰ることを夢見て必死に生きる豊菊だが、島役人に弄(もてあそ)ばれて心身共にボロボロになっていく。「こんな汚れた体で、こんな島の土になりたくない」と嘆き悲しむ姿が痛々しいが、さらなる悲運が彼女を待っていた......。悲しいラストが記憶に残る作品だ。

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映画『るにん』


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映画『るにん』


「さぁ、抱いとくれ」......流刑となった花魁は絶海の孤島・八丈島で生き延びるため、男たちを体で慰(なぐさ)める......若き日の松坂慶子が大胆ラブシーンを演じた映画『るにん』を無料配信中>>

(文/藤原利絵@HEW