松坂慶子のラブシーン、伝説の「階段落ち」...傑作映画『蒲田行進曲』を無料配信中

2021/8/13 18:00

映画『蒲田行進曲』を動画配信サービス「GYAO!」(1982年)にて8月31日23時59分まで無料配信中。若き日の松坂慶子が熱演した濡(ぬ)れ場や、ダイナミックな「階段落ち」など、邦画史に残る名シーンとともに語り継がれる傑作だ。

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映画『蒲田行進曲』


他の男の目の前で、愛する人に乱暴に抱かれて......若き日の松坂慶子の美しいヌードに魅了される! 邦画史に残る伝説的シーン「階段落ち」が必見の映画『蒲田行進曲』を無料配信中>>

「階段落ち」とは、映画や演劇などで人間が階段から転げ落ちるシーンを指す言葉。そして、『蒲田行進曲』はまさにこの「階段落ち」をめぐる人情喜劇だ。

物語の舞台となるのは、蒲田撮影所。撮影中の映画『新選組』では、最大の見せ場「池田屋の階段落ち」が、危険すぎるという理由で中止になろうとしていた。ある日、大部屋役者のヤス(平田満)のアパートに、花形スターの銀四郎(風間杜夫)が落ち目の女優・小夏(松坂慶子)を連れてきた。小夏は妊娠しており、銀四郎は、「俺を助けると思って、小夏と一緒になってくれ!」とヤスに頼むのだった――。

大部屋俳優、つまり下級の俳優にとって、「階段落ち」とは、甘い香りを放つ毒花のような存在だ。半身不随や死のリスクもつきまとうが、それと引き換えに1日だけスターになれる見せ場でもあるのだ。ヤス、銀四郎、小夏の奇妙な関係は、やがて階段落ちのシーンへと結実していく。

劇作家・つかこうへいの直木賞受賞作を原作に、名匠・深作欣二監督がメガホンを取った本作。出演者たちの熱演ぶりも並々ならぬものがあり、特に松坂慶子は、けなげなヒロイン・小夏役として風間杜夫を相手にラブシーンにも挑んだ。他の男が見ている前で手荒に抱かれるという過激なシチュエーションの中で、それでも愛する男にすがりついてしまうヒロインをチャーミングに、そしてどこか切なく演じている。

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映画『蒲田行進曲』


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(文/原田美紗@HEW