こんな結末ってあり!? 伝説の鬱映画『ミスト』は観ると心の傷になる

2021/8/19 17:55

ホラー映画『ミスト』(R15+、2007年)を動画配信サービス「GYAO!」にて9月18日23時59分まで無料配信中。衝撃のラスト15分が「トラウマになった」「胸糞が悪くなる」と名高い作品だ。

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映画『ミスト』


ずしんと落ち込む衝撃ラスト......強烈キャラのミセス・カーモディが怖すぎる! 「自分なら、どうする?」と考えさせられる映画『ミスト』を無料配信中>>

街が謎の濃い霧に覆われて、デヴィッド(トーマス・ジェーン)と息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)は、ほかの買い物客たちと一緒にスーパーマーケットに閉じ込められてしまう。脱出を試みた人々は、霧の中にひそむ怪物に襲われる――。

ホラーの帝王スティーヴン・キングの小説を原作に、『ショーシャンクの空に』や『グリーンマイル』で知られるフランク・ダラボンが監督・脚本を務めた本作。もちろん怪物たちも恐ろしいが、『ミスト』という物語の恐怖の本質は、極限状況の中で精神のバランスを崩していく人間の姿にある。

とくに終末論を唱えるミセス・カーモディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)をとりまく描写はすさまじい。「我々は神を無視してきた。だから神は償いを求めている」と主張するカーモディに周囲は初めウンザリとした様子だったが、やがて彼女の言葉にすがる人々が続々と現れる。そして、スーパーマーケット内にカルト宗教的なグループが誕生し、彼らは怪物に生贄(いけにえ)を捧(ささ)げるようになるのだ。

もはやスーパーマーケットは危険と判断したデヴィッドたちは、命をかけて霧の中を進んだ。そして、究極の決断を迫られた彼は......。ラスト15分の展開は、まさに「絶望」という言葉がふさわしい。デヴィッド役を演じるトーマス・ジェーンの熱演もあり、目の前が真っ暗になるような気持ちにさせられることだろう。本作に対しては、称賛も込めて「胸糞が悪くなるトラウマ映画」「鬱映画」という声が映画ファンから寄せられている。そんな映画史に残る衝撃の結末を心して見てほしい。

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映画『ミスト』


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(文/原田美紗@HEW