日々の情景を和菓子に...坂本紫穗の、うたかたのように麗しき甘味の世界『情熱大陸』

2021/9/17 15:37

店を持たず、レシピ本も出さない。主たる仕事場は、自宅の小さなキッチン。10年ほど前から「和菓子作家」と名乗り始めた坂本紫穗は、独創性溢(あふ)れる唯一無二の和菓子を作り続けている。モチーフは、花に止まる蝶(ちょう)、一滴の雫(しずく)、月の光、押し寄せる波、積雪の足跡...日々の暮らしの中、ふと心を動かされた風景や何気ない出来事から感じた一瞬の思いを和菓子で表現している。

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『情熱大陸』和菓子作家・坂本紫穗


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これまで創作したオリジナルの和菓子は、400以上。「食べるのがもったいないくらい美しい」と多くの女性から支持を集める。

和菓子が独創的なら、その経歴も一風変わっている。大学卒業後に会社勤めをするも、働きすぎて心身の調子を崩し、休職。自分の人生を見つめ直そうとしていた頃、和菓子の夢を見たことがキッカケとなり、和菓子の道を進むことを決断。老舗・名店での修業経験はなく、ほぼ独学で「和菓子作家」としての道を切り開いてきた。

今回番組では、大手和菓子メーカーとのコラボレーションや、地方の小さな和菓子店からの開発依頼の現場に同行。新たな和菓子が生まれる瞬間に立ち会う。また、坂本が大切に仕舞い込んでいた意外な"宝物"とは...

昨今、洋菓子に押されがちな和菓子。その境界線も年々曖昧になっている。しかし坂本は、「スイーツ」ではなく、あくまで「和菓子」にこだわる。お菓子に宿る「和のこころ」とは一体何なのか? 夏から秋に移ろいゆく季節、坂本の創作現場でその答えを探る。

■坂本紫穗(さかもと・しほ)
1982年、栃木県宇都宮市出身。大学卒業後、IT企業に就職。28歳で会社を退職し、子どもの頃から好きだった和菓子の道に進むことを決意。以降、フリーランスの「和菓子作家」として独自の和菓子をSNSで発信するとともに、企業などからの依頼で和菓子の監修や新商品開発を請け負う。
2014年、映画『利休にたずねよ』公式タイアップ茶会にて和菓子監修。
2017年、自らの和菓子制作過程を撮影した『WAGASHI』がニューヨーク・フードフィルムフェスティバルで受賞。国内外から注目を集める39歳。

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(文/トレンドニュース編集部)

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