アルツハイマー病の妻を殺し..."空白の2日間"に秘められた夫婦の絆に涙する映画『半落ち』

2021/10/11 18:00

嘱託殺人をテーマにした映画『半落ち』(2004年)を動画配信サービス「GYAO!」にて10月24日23時59分まで無料配信中。アルツハイマー病の妻を殺害した夫が裁判で語った思いや、事件の真実に涙が止まらない。

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映画『半落ち』


アルツハイマー病の妻に「死にたい」「殺してくれ」と懇願された夫は......妻の願いを叶えた夫の愛が胸に突き刺さる映画『半落ち』を無料配信中>>

同映画は、実写化もされた『64(ロクヨン)』『クライマーズ・ハイ』などの作品で知られるベストセラー作家・横山秀夫の同名小説が原作。ある日、現役警察官の梶聡一郎(寺尾聰)が「妻を殺した」と自首してきた。供述によると、アルツハイマー病が進行する妻・啓子(原田美枝子)に懇願されて彼女の首を締めたという。しかし、梶は事件発生から出頭までの「空白の2日間」については一切語ろうとしなかった――。

『半落ち』で描かれた病気に苦しむ家族の心情は、どれもリアルだ。アルツハイマー病を患った啓子は「死にたい」「殺してくれ」と梶に泣き叫ぶだけでなく、病気で急死した息子を思い、「息子のことを覚えているうちに死にたい」と願う。病気になった当事者の姿はもちろん、そんな妻を支えようとするも疲れ切っていく夫の姿も切ない。

また、梶が裁判で語ったセリフはどれも印象深い。嘱託殺人は罪であることに変わりはないが、「啓子は二度も息子を失ったんです。一度目は白血病で、二度目はアルツハイマー病で。これ以上の悲しみはありません」「壊れきってしまう前に、啓子が啓子であるうちに死なせてやりたかったんです」という独白は胸に刺さる。

なお、この裁判のシーンでは梶が妻を殺害して自首するまでの「空白の2日間」の詳細が明らかになる。梶が妻のもうひとつの願いを叶(かな)えるために起こした愛ある行動を知ったとき、自然と涙することだろう。

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(文/藤原利絵@HEW

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