楽しんでこそ"書"は光る! 書道家・青柳美扇の気鋭が探る新たな可能性『情熱大陸』

2021/10/22 16:35

2020年元日に行われたサッカー天皇杯決勝のオープニングセレモニー。数万人もの観衆の前には、書道パフォーマンスを披露する書道家、青柳美扇がいた。人の背丈以上もある屏風に、大きな筆を用いて文字をしたためる書道パフォーマンス。実はこれまでに、世界10カ国以上もの場所でそれを披露し、喝采を浴びてきた。

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『情熱大陸』書道家・アーティスト/青柳美扇


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世界中をとりこにする青柳の書。その特徴は、ずば抜けた躍動感だ。まるで生命が宿っているかのように和紙の上で文字が躍る。余白がきれいに映え、文字が立体的に浮き上がって見えるものが良い作品だと彼女は言う。

パフォーマンスなどがない時は、ほぼ休みなくアトリエに籠もり、臨書など地道な稽古。カメラは、一見派手な活動の影で、愚直に書と向き合う日々にも立ち会った。書道漬けの日常だが、年に一度は釣りやサーフィンなど自然の中に身を委ねる一面も。そうすることで今までにない新たな発想が閃くこともあるらしい。

そんな青柳が、いま全力を傾けているのが、自身5回目となる書道展の準備。「これまでにない書道展にしたい」それは書によって立体物を表現するという、あまりにも斬新な発想だった。具現化のため、青柳は自ら町工場に出向き、プレス機で金属板を打ち抜き始めた。姿を現したのは自身が筆で書いた文字。2次元から3次元へ......気鋭の書道家の挑戦を追った。

■青柳美扇(あおやぎ・びせん)
1990年大阪府生まれ。祖母の影響で4歳から書道を始める。大学の書道部で書道パフォーマンスと出会う。書道家となり、アメリカ、フランス、UAEなど10カ国以上でそれを披露してきた。有名狩猟ゲーム内でのモンスターの筆文字ロゴや、アニメのタイトルロゴなども担当。書道の楽しさを伝えるためのワークショップも各地で行っている。

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(文/トレンドニュース編集部)