人妻は"昔の男"に欲情を燃え上がらせ...名監督・佐野和宏が描く官能ラブストーリー『若妻 しとやかな肉体』

2021/11/24 18:15

映画『若妻 しとやかな肉体』(1990年、R15+)を動画配信サービス「GYAO!」にて12月9日23時59分まで無料配信中。「ピンク四天王」のひとりである佐野和宏が監督を務めた、美人妻が昔の恋人と欲情を燃やす官能作だ。

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映画『若妻 しとやかな肉体』


夫公認で、美しき若妻は数年ぶりに元恋人と情事におよび......セックスレス夫婦と妻の元恋人が迎える「最悪の結末」とは? 映画『若妻 しとやかな肉体』を無料配信中>>

数々のピンク映画作品を世に生み出した佐藤寿保、サトウトシキ、瀬々敬久、佐野和宏の4人は「ピンク四天王」と呼ばれ、ミニシアター系の映画ファンからの評価も高い。その中のひとり、佐野和宏がメガホンを取った『若妻 しとやかな肉体』は、セックスレスの夫婦と妻の元恋人とのいびつな人間関係を描いた愛と嫉妬の物語だ。

売れるアテがない映画の脚本を書き続けている進次には、過去に杳子というモデルの恋人がいた。別れたふたりではあるが、実は互いに愛は残っていた。そんなある日、進次の元に杳子の夫を名乗る男から「彼女が会いたがっている」と連絡が入る。進次は人妻となった杳子と数年ぶりに再会するが――。

性交不能症である杳子の夫は、愛する妻を満足させるために彼女にさまざまな男をあてがった。進次もその中のひとりだが、彼は杳子にとって特別な存在だった。夫公認とはいえ、人妻が元恋人と情事に及ぶ光景は背徳感たっぷりだ。事後に進次が「なんか、不思議な気分だよなぁ」とつぶやくのも当たり前だろう。しかも杳子は「私の幸せがあの人の幸せなの」と進次にヨリを戻すことを迫る。ふたりの会話を部屋の前で聞きながら声を殺して泣く夫が切ない。

しかし、いびつな男女関係は突然最悪な形で終わりを迎える。「私はね、杳子が他の男と寝ていても全然かまわなかったんです」と語っていたはずの杳子の夫は、ついに精神の限界を迎えてしまうのだ。過ちを犯して感傷に浸る夫と、悲しい現実に涙する妻の元恋人、いつまでも美しい若妻の対照的な姿が強く記憶に残るだろう。

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映画『若妻 しとやかな肉体』


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(文/カオタニ@HEW