心を許した友人が「少年A」と知ったら、あなたはどうする? 生田斗真✕永山瑛太の問題作『友罪』

2021/12/ 1 17:30

俳優の生田斗真と永山瑛太のダブル主演映画『友罪』(2018年)を動画配信サービス「GYAO!」にて12月2日23時59分まで無料配信中。世間をしんかんさせた殺人事件の元少年犯をはじめ、罪に囚われる人々の姿を描いた衝撃のヒューマンサスペンスだ。

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映画『友罪』


何をすれば「罪を償う」ことになるのか? 殺人を犯した元少年犯役・永山瑛太の不気味な笑み、過去の罪に苦しむ元ジャーナリスト役・生田斗真の涙が胸に刺さる映画『友罪』を無料配信中>>

映画『友罪』は、ベストセラー作家・薬丸岳の同名小説を『64-ロクヨン- 前編/後編』などで知られる瀬々敬久監督が実写化したもの。町工場で働き始めた元ジャーナリストの益田(生田斗真)は、自身の経歴を一切語らない同僚の鈴木(永山瑛太)と少しずつ友情を育む。しかし、ある日起きた児童殺害事件をきっかけに、益田は鈴木の恐るべき過去を知る――。

なんと鈴木の正体は、17年前に日本中をしんかんさせた殺人事件の犯人、通称「少年A」だった。他人と関わろうとしない鈴木は、常に無表情で無口、裸婦像が描かれたスケッチブックとナイフ、両親の顔が消された家族写真を所有しているなど、いかにも不気味な佇(たたず)まいだ。しかも、巷(ちまた)を騒がせている児童殺害事件が17年前の事件と類似していることから「出所した少年Aが再び事件を犯しているのではないか」というウワサまで出てしまう。鈴木が殺人犯だったと知り、益田が衝撃を受けるのは当然だろう。

心に闇を抱えているのは鈴木だけでない。益田もまた同級生を見殺しにした過去を持ち、大人になってからも夢に見るほど後悔している。ほかにも、彼らと出会うタクシー運転手や鈴木に恋心を抱く女性、鈴木の少年院時代の女性教官もみな悩みを抱え、それぞれに葛藤している。

本作は、犯罪被害者と加害者、少年犯罪といった難しい問題をテーマにしており、疑心や後悔に囚われた登場人物たちの人間模様がリアルに描かれる。罪を抱えて生きる男ふたりが過去に向き合うことで見つけた「極限の友情」に衝撃を受けるはずだ。

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映画『友罪』


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映画『友罪』


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(文/カオタニ@HEW